プロが教えるわが家の防犯対策術!

 農業を営んでいる者ですが、秋になると稲刈りがあります。昭和59年式のコンバインを使っていますが、年々、各部に不具合が出て、修理に追われております。刈り取りのみ行い、籾は軽トラに1回25袋ほど積んでカントリーに持って行きます。
 新しい機械が欲しいのですが、かなり高価なもので躊躇しています。グレンタンク式のコンバインを検討していますが、
 袋取り方式に比べて、
籾袋の運搬積み替え作業が無い、袋の詰め替え、交換が無いなど重労働から解放されるのは分かります。
 ではグレンタンクコンバインのデメリットとは何でしょうか?
 機械のパワー、能力、大きさにもよりますが、
1タンクに貯蔵した籾をコンテナ等へ排出するため、 刈り取りを一時中断しなければならない
2オーガという籾排出用の煙突状のパイプが付随し、 場所をとる、重量がある、構造が複雑になる
3袋式より価格が高い、軽トラ等にある程度の(1反1 0アール)籾量を収容可能な、袋、コンテナが要る、グレンタンクを空にするための待ち時間がある
4吊り下げ型のコンテナ袋は軽トラに別途支柱が要  る、コンテナ袋を複数個用意必要だ
と思っていますが、それ以外に不利な点、不具合はありますか?
 現に使っておられる方で、気付かれた点がありましたら教えていただけませんか?
 

A 回答 (1件)

湿田での刈り取り作業の場合、コンバインが立ち往生する可能性があります。

(かなりの軟弱湿田の場合ですが)
グレンタンクの容量は、機種やメーカーによって異なりますがおよそ300~、籾袋で10~15袋以上の容量があります。袋詰め方式より湿田能力が落ちるとお考え下さい。(特に旋回時)

刈り取った籾が湿っていた場合、籾排出部で籾詰まりを起こす可能性もあります。5年程度使用していて一度経験があります。

<コンテナ袋を複数個用意必要だと思っています
あまり現実的ではないと思いますが・・・
籾を入れたコンテナ袋をどうやって軽トラに積み込むのでしょうか?何個も購入されるより、電動の排出モーターの付いた軽トラ用のオーガ用コンテナ一つでよいのでは?カントリーまで往復30分程度であれば、コンバインの刈り取り速度を調整しながら対応できると思います。

単純に刈り取り時間のことだけを考えれば袋詰めコンバインの方が早いでしょうが、それ以外の労働の作業時間を考えると圧倒的に早く、また作業が楽になるのは間違いありません。
    • good
    • 8
この回答へのお礼

貴重な回答有難うございました。我が家の場合、田圃からカントリーに運搬しますが、カントリーの規模が小さく、処理能力に時間が掛かり、繁忙期は他の農家さんも同様なので並んで待たなければなりません。1~2時間になることもあります。コンテナ袋だけでなく運搬積載用トラックも予備が必要になります。

 予めコンテナ袋を軽トラにセッティングし、オーガから受ける必要からです。この待ち時間のロスタイムが発生する可能性があるので、刈り取り作業を中断するわけにも行きません。(天候、作業日の制約から)
 土日中心の兼業農家なので、軽トラ2台を待機させ、交互にピストン発車(コンテナ満杯後)させないとグレンタンクに貯蔵仕切れないのです。(1日の刈り取り面積、時間にもよります)

 我が家の水田は湿地が多いので、旋回能力で落ちますか。それだけの籾重量を一時的に機械に抱え込むことですから当然ですよね。
 水気を含んでいる籾だとオーガ等にも詰まる事があるんですね。
 回答を見せていただいて大いに参考になりました。よく検討したいと思います。有難うございました。

お礼日時:2006/06/24 22:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!