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31歳女性(既婚)です。
現在歯の治療に通っています。(奥から2番目の下の歯)

深い虫歯だったようで、神経の処置をしました。
歯1本の全体を覆うかぶせものを作るそうです。

来週までに、どれか決めてきて欲しいと言われました。

1.保険診療内 12%金銀パラジウム合金 3,500円
2.ハイブリッドセラミック冠 52,500円
3.メタルボンドセラミック冠 89,250円
4.オールセラミッククラウン 94,500円

どれがどう違うのか説明を求めたのですが、イマイチ先生は口下手のようで、納得いくほど理解できませんでした。

1.は、いわゆる「銀歯」ということは分かるのですが、どれを選べばいいのか正直わかりません。

極端に金額に差があるので、「白い歯になる」ということだけで買い上がるにはちょっと勇気が要ります。

夫には「奥なんだし、3,500円のでいいんじゃない?」と言われましたが(涙)、今後の経年変化も気になります。

どれを選んだ方が良いのか、是非アドバイスをいただければ嬉しいです。

A 回答 (5件)

歯科技工士として仕事をして20年になります。

ここ数年は臨床現場にいて、印象(型採り)や 装着時の調整も手がけています。経時的変化を観察できるようになり、製作サイドだけだった頃よりもいろんなことが見えてきました。
かぶせ物の選択については、つまるところ、当人が何を最重点にしたいか、だと思います。
(1)耐用度   で選ぶなら、3.メタルボンド
(2)生体親和性 で選ぶなら、4.オールセラミック、次点として、2.ハイブリッドセラミック 他に、ゴールド(20K)
(3)審美性   で選ぶなら、4.オールセラミック
次点として、3.メタルボンド 2.ハイブリッドセラミック
(4)価格    で選ぶなら、1.パラジウム合金
です。
パラジウム合金製(保険)は銀色、
貴金属(20K等 ・ 自費5~8万円)は金色、
後は患者の天然の歯牙に近い色調に作ります。

技工物製作過程は 形成(削ること)→印象→模型製作→ココから幾つもの過程を経て、研磨となりますが
自費となるとやはり、安くない金額をいただくわけですから、技術的にも製作過程で使うもろもろの材料選びの面からも やはり保険のものより、気も経費も時間もかけて、精度を追求します。装着時も精度・咬合関係・審美性を厳しくチェックし、不備があれば再製もためらいません。本来、保険の物もこうあるべきですが 赤字を生むわけにはいかず、苦しい面があります。

以上のような事情で、私の観察では やはり自費の物は、相対的に脱離、2次カリエス、が少ないようですが かといって、天然の健常歯と同じ強度があるかというと、決してそうではありません。健常歯よりも硬い これら自費の材料は硬いがゆえに欠けたり、剥がれたりします。硬すぎるものは噛まない、前歯の場合は 顎を大きく前に出して噛まない、等の注意は守る必要があります。かぶせ物はあくまで人工物、天然には かないません。

尚、メタルボンドというのは、金属の薄いかぶせ物を作り、その表層にセラミック(陶材)を何層にも焼付けて、天然歯にそっくりな色調に作りあげますが、装着後、歯肉との境目がやや、黒変することがあります。オールセラミックやハイブリッドセラミックは 金属を使用しないのでこういうことはありませんが、強度的にはメタルボンドに及びません。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をどうもありがとうございます。

実は私、口の力が強いのか、とても強く噛むくせがあるようです。
お箸などは、おかずとともに頻繁に噛み折ってしまうし、シュノーケルのマウスピースもすぐ噛みちぎってしまうのです。ああ

なので、オールセラミックは正直不安です。

歯医者さんでも、保険外の場合は接着剤なども使用するものが違うとおっしゃっていました。

お礼日時:2006/06/24 23:32

基本的にはセラミックの方が咬合面が緻密で、虫歯の再発が少ないと言われております。

ただし、保険外治療になります。
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素材の違いについて簡単に説明します。



1.保険診療内 12%金銀パラジウム合金
いわゆる銀歯です。
口の中の環境に十分堪えられる金属を使用しますので、通常はこれで十分です。
金属ですので強度、粘り強さも十分で、土台の歯の削除量も少なくてすみ、歯にに対する適合精度にも優れます。
唾液の性質などにより、黒っぽく変色したり、金属アレルギーや、口の中に他の種類の金属が入っていたりすると金属味等の原因になることが稀にあります。

2.ハイブリッドセラミック冠
ハイブリットレジンとも言います。
プラスチック系のベース材に強度や粘り気を増すための大量の添加剤を加えた物です。
セラミックに近い硬さを持ちながら脆さを克服した近年開発された材料です。
対合する歯をすり減らす事も少なく、臼歯への利用も推奨されています。
歯と光の屈折や散乱の性質が似ていますので、質感の再現性に極めて優れます。
但し、やはり金属と比べれば弱さ、脆さはあり稀に早期に破損することも有ります。
やや汚れが着きやすい傾向も有ります。

3.メタルボンドセラミック冠
薄いキャップ状の金属の上にセラミックを焼き付けた冠です。
金属がベースに有ることで十分な強度と適合精度が確保されています。
微妙な色や透明感の再現性に優れます。
やや脆く、また、硬すぎるため噛み合う歯にダメージを与えることがあります。
古くから一般的に行われている、最も実績のある方法です。

4.オールセラミッククラウン 
全部がセラミックで出来た冠です。
通常メタルボンドよりも丈夫なセラミックが使用されますが、基本的な性質は同じです。
内部に金属がない分、さらに自然な歯の表現が可能です。
特に歯と歯茎の境目付近の自然感は極めて優れます。
化学的にも安定した材料ですので、アレルギーなどの心配も少ないです。
やや土台の歯との適合性に劣るがある場合も有りますが、適切に接着することで問題は有りません。


白い歯がどうしても必要でしたら、いずれかの自費の歯を選択しなければなりませんが、銀色の金属で差し支えなければ保険の物でも十分です。

保険と自費の場合の値段の差は、冠そのものの金額(製作費用)の差というよりも、歯科医師そのほかの行為に対する支払いの差です。(冠の製作費用の差は支払額の差に比べ、それほど大きな物では有りません)
高額になった分どれだけ違った治療、サービスが受けられるかの説明を聞いて十分納得してから決めてください。
それらのサービスに納得できれば自費の治療を選択し、白い歯や自費の金歯を入れることも良いことでしょう。
中には保険と全く同じ治療しかせずに、白い歯を入れる、という付加価値だけに高額な請求をする歯医者さんも有りますので注意が必要です。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をありがとうございます。
違いがとても良くわかりました。

前歯であれば高額でもセラミックにしただろうと思うのですが、なんせ奥歯なので透明感は全く気になりません。
どれもメリットを書いていただいたので、尚更どれも良いもののような気がしてしまいます(笑)悩むー

お礼日時:2006/06/24 23:26

毎日気持ちよくいたいのであれば、メタルボンドセラミック冠がよいのではないでしょうか?欧米では、15万円が相場のようです。

個人の価値観によるところが多いようです。
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この回答へのお礼

欧米の方が美しい歯に対する思い入れが強いと聞いたことがあるのですが、治療費は高額なのですね。

銀歯にしたら、口開けて鏡見るたびに「5万円ケチったから・・・」と考えてしまいそうです(笑)
なので、「毎日気持ちよくいたいなら」という表現はとても想像が付きます。

お礼日時:2006/06/24 23:22

私は奥から二番目は銀歯になっています。


15年くらいになりますがまったくその後の処置はしていませんね。

その後、前後で中心くらいの位置でセラミックを使いました。
10年前くらいに7万円でした。
こちらは二回ほど外れて入れ直しをしています。
素材はそのまま使っていますから修理は保険で出来ました。

銀歯、セラミックでまったく違和感は無いですよ。
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この回答へのお礼

つけたものが外れてしまうこともあるのですね。
どれにしても安心とのことなら、銀歯にしようかな・・・?

お礼日時:2006/06/24 23:20

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