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最近大人の小説に食傷気味で久しぶりに童話の世界に浸りたいなあと思っています。そこで大人でも読める児童書を教えていただきたく思います。
たとえば私が今まで読んだ中でおもしろく、児童書なんだけど大人も楽しめるなあと思ったのは…

「クレヨン王国の十二ヶ月」福永令三
「夏の庭」湯本香樹実
「川の名前」川端裕人
「西の魔女が死んだ」梨木香歩
「大どろぼうホッツェンプロッツ」プロイスラー
「チョコレート工場の秘密」ロアルドダール
少年少女世界文学全集、安房直子さんの作品全般

などです。
似た好みをお持ちの方、ぜひアドバイスをよろしくお願いします。

A 回答 (19件中1~10件)

荻原規子「これは王国の鍵」理論社


中央公論社から大人向けにした本がでています。
他に勾玉三部作とかアニメになった「西の善き魔女」なんてのも書かれてます。
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この回答へのお礼

読んでみますね。回答いただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/28 17:39

・「ティーパーティーの謎」(E.L.カニグズバーグ・岩波少年少女文庫)


 カニグズバーグは、ませたアメリカの近代の少年少女(特に少女)を描かせたらぴかいちな方で、大人にとてもおすすめです。ちょっとひねくれた(と周囲に思われている)少女の活躍がたまらなく快感です。
・「守り人シリーズ」(上橋菜穂子・偕成社)
 30台の女傭兵が主役のシリーズです。世界観がものすごくしっかりしていて、生活している様子をながめているだけで楽しいのに、心理描写も優れています。
・「シェーラひめのぼうけん」(村山早紀・童心社フォア文庫)
 国中の人を石にされてしまったシェーラ姫は、魔神の指輪を手に、あまりできのよくない魔法使いのファリードをお供に旅に出た。悪い魔法使いのサウードも魔法の宝石を狙っているが、シェーラ姫は他人を傷つけることなく自国の人たちを救いたいと思っていた。そんなことは可能なのか?という話です。こども向けの文章ですが、大人が読んでも楽しいし、じわっとくるところがあります。クレヨン王国が読めのであれば大丈夫だと思います。出ている大人たちもかっこいいです。
・「魔女と暮らせば」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ・徳間書店)
 「魔法使いハウルと火の悪魔」がジブリアニメ化して著作がたくさん翻訳されてうはうはになりました。ちょっとひねくれた登場人物(大人も含めて)と、意外なラストは大人が読んでも充分面白いと思います。「魔法使いハウルと火の悪魔」は比較的一般的ですが、この作品のラストはええー!と絶叫しました。
蛇足ですが、旧版の「魔女集会通り26番地」というタイトルのものの方が私は好きです。図書館で借りられるのであればこちらの方がおすすめです。

 では、楽しんでいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

丁寧に紹介していただいてありがとうございます。おもしろそうな本ばかりですね。ぜひ読んでみたいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/14 13:49

梨木香歩さん、他の作品もいいです。


「裏庭」丘の麓のバーンズ屋敷。昔、英国人一家の別荘だったその場所も、今は荒れ放題になってしまっている。しかしその自然豊な庭は、地元の子供たちが忍び込み、遊びに興じる格好の場所となっていた。照美も、以前はその一人だった。けれど双子の弟、純が亡くなってからは、生活ががらりと変わり、足が遠のいてしまった。長くひとりを過ごすようになり、両親ともすれ違う毎日。そんな中、照美に話し掛けてくれたのが、友達綾子のおじいちゃん。かつて、バーンズ家に出入りしていたおじいちゃんは、照美に、屋敷に住んでいた姉妹のことを話してくれるようになった。おじいちゃんの昔話に、こころの安らぎを覚えていた照美。しかし、おじいちゃんは病に倒れてしまう。おじいちゃんも死んでしまうのだろうか――、純のように?照美の足は、自然とバーンズ屋敷に向かっていた。「フー・アー・ユー?」「テル・ミィ」屋敷の大鏡、おじいちゃんが話してくれた秘密の「裏庭」。開かれたその異界への旅は、照美が自身を探し、そして傷を見つめなおす物語だった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101253 …
「りかさん」
ようこが欲しかったのは、リカちゃん人形。ところがおばあちゃんが送ってくれたのは、市松人形のりかさん。最初はがっかりしたようこだったけれど、りかさんとこころを通わせてからは、かけがえのない特別なお人形になった。人の強すぎる思いを受け取ってきた、様々な人形たちとの出会い。りかさんに導かれ、ようこはその苦しみ、悲しみを知っていく。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101253 …

コルネーリア・フンケ
「どろぼうの神さま」
大人にあこがれる子どもたちのお話。楽しめますし、考えさせられます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872901 …
モンゴメリ
「赤毛のアン」
孤児として引き回され、学校へも通わず働いていた、やせっぽっちの赤毛の少女。しかし、ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルズの老兄弟に引き取られることとなった。おしゃべりで、空想好きで、愛情に飢えていた彼女は、二人の下で伸びやかに育っていく。そして、マリラとマシュウもまた、彼女の巻き起こす愉快な出来事に、今までにない胸の暖かさを感じるのだった。誰ものこころに、笑いとなみだと感動をもたらす名作。誰もが愛さずにいられない、赤毛のアンの物語。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102113 …
「フランセスの青春 ヒルクレストの娘たち2」
1910年。イングランド、サマーセットで、ひとりの未亡人が息を引き取った。残されたのは、上は17、下は7歳の四人姉妹。悲しみに暮れるなか、早速、遺産の整理と姉妹の今後が、話されることになった。管財人は無情にも、彼女たちの家、ヒルクレストを売り払うように薦めてくる。しかし、姉妹はそれをよしとしなかった。ヒルクレストは、家族の思い出そのものだった。長女のフランセスは、ヒルクレストを守るため、奔走した。その甲斐あって、姉妹は、隣家の牧師マッケンジー氏の保護の下で、生活することとなった。母の叶わぬ夢を追って、画家を志すフランセス。家政婦アニーとともに、家庭を支えるジュリア。庭仕事に興味を持ち、精を出すグウェン。そして、フランセスを思うガブリエルに、叶わぬ恋をしたセーラ。やがて、平穏なヒルクレストにも、第一次世界大戦の笛の音が、高らかに響き渡る。四姉妹と交流が深かった、マッケンジー家のガブリエル、ジョフリー、アントニーの三人もまた、遠い戦地へ招聘されていく――。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001155 …
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この回答へのお礼

赤毛のアンは好きで偶然にも最近また読んだばかりです。モンゴメリはおもしろいですよね。最近読んだもので「青い城」というのがとてもおもしろかったです。他の物は読んだことがないのですが、ぜひ読んでみたいと思います。たいへん丁寧に説明していただいて、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/08 18:58

私が5年生のとき兄に「絶対面白いから!」といわれて読んだ本です。

(兄は母に同じことを言われて読んだそうです)

はやみねかおる 名探偵夢水清志郎シリーズ

子供向きの推理小説で、常識のない名探偵が事件を解決していく話です。さりげなく社会と子供へのメッセージが入ってたりします。(私は今でもこの本以外に読者への挑戦が入っている本を探しています)
中でも「そして5人がいなくなる」がおすすめです。
私は「名探偵~」がすきなのですが、同じ著者でも

都会のトム&ソーヤ

が好きな人も結構います。これは、ゲームクリエイターになるという夢を持った男の子と、平凡な男の子が色々な冒険をする話です。設定が中学生なので学校が舞台の色々ないたずらも…。
一度読むとはまります。
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この回答へのお礼

子ども向き推理小説ですか~推理小説は大好きなのでとても興味あります。都会のトム&ソーヤもおもしろそうですね。ぜひ読んでみます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/01 10:01

こんばんは。


あさのあつこ、森絵都、エンデ、ケストナーは私もオススメします。未読でしたら是非に。
ちょっと古いのですが、小川未明も。あたたかな雰囲気は安房直子にも通じるものがあると思います。

メジャーな作品はおおよそ挙がってきているので、あまり知られていない名作を。入手しにくい本もありますので、興味がありましたら図書館で探してみてください。
・トールモー・ハウゲン「夜の鳥(河出書房新社)」「ヨアキム(河出書房新社)」
ノルウェーの冬景色の中で紡がれる家族の話。美しい風景描写に投影させた、子どもの心が切ないです。幻想的。
・バーバラ・ワースバ「クレージー・バニラ(徳間書店)」
一見初恋物語風なのですが、人と人の出会いと別れというもっと大切ななテーマが隠れてます。なによりこの本は楽しい。
・今村葦子「なるかみの午後(あすなろ書房)」
ある午後の、少年の出会いと別れの話。すみません。上手く説明できません……なんとかいうか深いです。
・ペーター・ヘルトリング「ぼくは松葉杖のおじさんと会った(偕成社)」「風に向かっての旅(偕成社)」
戦時下で、肌にひしひしと時代の絶望感を感じながらも、優しさと希望を失わない少年。気負わずに読める良作。
・リンダ・スー・パーク「モギ ちいさな焼きもの師(あすなろ書房)」
去年の課題図書。朝鮮半島が舞台というのが目を惹きました。
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この回答へのお礼

たくさん紹介していただいて、どうもありがとうございました。知らないものばかりなので、ぜひ読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/07/01 09:59

ロアルドダールが好きなら、「魔女がいっぱい」がお薦めです。

あとケストナーの作品もいいですよ。「飛ぶ教室」や「ふたりのロッテ」等が有名ですが、私が一番好きなのは「アントンと点子ちゃん」とにかく可愛いです。
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この回答へのお礼

ロアルドダールは「チョコレート工場の秘密」しか読んだことなかったので参考になります。「飛ぶ教室」なんかは名前はきいたことあるけれど、読んだことはなかったです。ぜひ読んでみますね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/01 09:56

「かぎあなの秘密」ウラジスラフ・ペトロービッチ クラピーヴィン



この本は大好きです。本当におすすめです。
不思議な懐かしさというかノスタルジーを感じ、それでいて爽快な気分になりました。

◎主人公の少年がそそのかされてたどり着いた島は、子供と中年しかいない奇妙な島、その島は怖ろしい怪物に支配されており、少年は怪物を倒す役目を負わされたのだが…。

ちなみに自分もクレヨン王国好きです。
月のたまご1のラストには涙しました。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4494020 …
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この回答へのお礼

昨日図書館に行ってきました。クレヨン王国の月のたまごがあったのでさっそく借りてきました。「かぎあなの秘密」もおもしろそうですね。読んでみます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/01 09:54

私も児童書は大好きです。


これまでに挙がっていないもので、個人的なオススメは以下のとおりです。

三浦哲郎「ユタとふしぎな仲間たち」
柏葉幸子 「霧のむこうのふしぎな町」
トーベ・ヤンソン 「ムーミン」シリーズ

ムーミンシリーズは、児童書というには少し深い感じもしますが、私は大好きで全部読みました。
「ムーミン谷の名言集」など関連書籍もたくさん出ています。
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この回答へのお礼

三浦哲郎は児童書も書いていたんですね。驚きです。「霧のむこう~」は成人してから読みましたがおもしろかったです。ムーミンシリーズ、昔アニメはみたことあるのですが、読んだことはなかったです。ぜひ読んでみます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/29 10:54

#10です。


ここに挙がっていないものを1つ思い出しましたので書いておきます。
『ダレン・シャン』(作者名同じ)全12巻
主人公の1人称で感情移入しやすく、またストーリーもテンポがよくておもしろいです。
添付URLで1巻の立ち読みができますので、よろしかったらどうぞ。

参考URL:http://www.shogakukan.co.jp/darren/top/top.html
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この回答へのお礼

おもしろそうですね、ぜひ読んでみます。二度も回答いただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/29 10:52

私が好きなのはミヒャエル・エンデの「モモ」です。


「果てしない物語」の方が有名で映画にもなっていますが、これも昔映画化され観に行きました。
浮浪児のモモという女の子が仲間の亀さんと一緒に時空間を移動したり、忙しいばかりの世の中をなんとかしようと奮闘します。
とても昔に作られた作品ですが現代でも通じると思います。
もし読まれていませんでしたらオススメします。
失礼しました。
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この回答へのお礼

「モモ」気になりつつ読んでなかった本です。これを機会に読んでみようと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/29 10:49

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