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授業で少し触れた項目で、一つ疑問が生じたので、皆さんに
意見を伺いたいと思いました。
カザフスタンの主要輸出品目は「石油」なのですが、その
依存度からするとモノカルチャー的な要素を軽くではありますが、
含んでいるように思います。
石油はとても大きな武器になる一方、原油高の影響をモロに受けるように感じます。
石油に頼る一方、ソ連時代に力を入れていた綿花の栽培にも
再び力を入れるべきだと思うのですが、どう思いますか?

A 回答 (1件)

綿花は、ある程度の水さえあれば、やせた土地でも栽培できたため、ソ連時代に中央アジア地域で、さかんに栽培されました。



現在中央アジアては、その弊害が多発しており、これ以上綿花の栽培量を増やす事ができなくなっています。

綿花の栽培には、水が必要です。
そのため、ソ連時代、中央アジア諸国では、アムダリア川やシルダリア川などから、水を引いて灌漑が行われました。
その結果、アラル海に流入する水が無くなり、数年後に消滅すると言われています。

さらに、灌漑地域での塩害(地表の塩分を流さないため、地表に塩がたまる現象)により、土地そのものが耕作不能の地となってしまい、そこで作物をつくるためには、より多くの水で、流し去らねばならず、水不足が深刻化しています。

さらに、綿花は、貧しい土地でも栽培できるため、土地の残余の養分を吸収しつくし、何も栽培できない土地にしてしまいます。

それを阻止するためには、多量の肥料などを与えなければならず、それが負担となっています。

そのために、今後綿花栽培が、農業生産の主力とはなりえないのです。
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この回答へのお礼

そんな現状なんですか!?
全く知りませんでした。もっと調べてから質問すればよかったです…。
とても助かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/30 15:38

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