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シュペーマンの実験の結果は、

移植した細胞片(原口背唇部)自身は脊索と体節の一部、底部神経管になり、のこりの胚の部分は移植された胚より誘導された

というものですが、

フォークトの実験によれば、原口背唇部は脊索と体節の一部になるのですよね?

原口背唇部は中胚葉よりできるし、なぜ、移植片が外胚葉からできる神経管の一部になるのかが理解できません。

原口背唇部自身が神経管になっていたのでは、シュペーマンがこの実験より導き出した、原口背唇部は外胚葉より神経管を誘導する作用があるという結論は、おかしいと思うのですが…。

どなたか教えてください。

A 回答 (1件)

その記述は、どの本で御覧になりましたか?



原口上唇部の移植によって生じる二次胚の神経管は、移植先の胚の外胚葉から形成されます。移植した原口上唇部自体が神経管になることはありません。

推測ですが、その著者は「神経管の底部(に位置する組織)」を「底部神経管」と書き間違えたのだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

東京書籍の生物Iの教科書に載っていました。
Developmental Biologyにも、そうと思われる図が載っていました。

やはり、神経管は移植先の胚からできるのですよね。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/02 22:21

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