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O2の電子配置ではOの2p軌道にある電子がすべて結合性、反結合性分子軌道に入りますが、HFの電子配置では反結合分子軌道があいているのにFの2p軌道にある電子が入らないのはどうしてですか?

A 回答 (2件)

電子にはスピンがあります。

単位は1/2です。重項数は2n+1となります。ここでnは不対電子の数です。
酸素分子は結合軌道が全て埋まってます。
sp結合に二個、π1に二個π2に二個これで結合軌道は一杯です。残りは反結合軌道にはいるしかありません。そこでπ*1に1こπ*2に1こ入りますこれで酸素の電子は全て使い果たしました。
反結合軌道に入った二つの電子はフント則に従いスピンが揃うので上記のように不対電位となり2n+1=3
で三重項となります。酸素の一重項はフント則を破るためエネルギーが高く高反応性になります。
一重項酸素は増感剤を使い光を当てて作ります。
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O2の場合結合軌道が全て埋まり、パウリの他排律によって二つの電子が反結合軌道に入り、フント則により異なった軌道にスピンがそろってはいります。

ですので酸素分子は三重項です。
一方HFではフッ素と水素から形成される結合軌道に二つの電子が入りますので、反結合軌道に入る電子は、もう余っていません。
反結合軌道は通常結合軌道よりエネルギーレベルが高いので先に反結合軌道が埋まることはありません。
お分かりにならないところがあれば幾らでも追加の質問をどうぞ。
m(_ _)m
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。さっそく質問なのですが三重項の意味を教えてください。あと反結合軌道は通常結合軌道よりエネルギーレベルが高いので先に反結合軌道が埋まることはないと回答してもらいましたが、それではなぜO2は反結合分子軌道に電子が入っているのですか?

お礼日時:2006/07/05 20:59

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