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ノドン、テポドン、スカッド、トマホークなど強そうでかっこいい名前がミサイルにつけられていますが、誰がどんな意味を持ってつけているのでしょうか?

A 回答 (2件)

自称と他称があります。



自称の方は上記中、「トマホーク」。
 これは米軍のミサイルですが、型番とかで呼ぶと長いので(トマホークの場合RGM/UGM-109)、軍の方で愛称を付けています。型番や、性格を表す一連の表記の頭文字を取って略称とする場合もあります
 また、日本でも自衛隊が幾つかの兵器に愛称を付けています。

 一方、他称の方は、「本名わからねぇから、取りあえず名前つけとくか。名無しでも識別に困るし」という意図の元、適当に名前を付けています。特に旧共産圏の兵器は登場しても、その名前が表になかなか出なかったりしたので。

 この様なモノでは米を含むNATOが勝手に名前をつける「NATOコード」というのが有名です。
 これで付けられているのが「スカッド」。ソ連が開発した地対地ミサイルは全て頭文字がS(Surface-to-Surface MissileのSをとった)で統一されています(ミサイル以外でも、頭文字をそろえるなど、何かしらの法則性を元に名付けている)。
 で、スカッド(Scud:疾走という意味の名詞)と付けました。
#なお、このNATOコード、非常に悪意の篭もった名前を付けることがしばしばあり、ミサイルではありませんが
「コック」(男性自身)「フォージャー」(捏造者)「ケアレス」なんてのもあります。意味が良すぎる単語だったので、変更したなんて例も。また、スラングとして良くない意味を持つ単語も使われることがあり、スカッドもそう言う意味を持っているかも知れません。
 ロシアでの正式名称は「R-17 Elbrus」のようです。

 脚光を浴びているノドン・テポドンはやはり、アメリカが勝手に着けた名前で、どちらもそのミサイルが発見された場所の地名「蘆洞」「大浦洞」から取っています。
 北朝鮮ではノドンを「木星」または「火星7号」、テポドンを「白頭山1号」(ただし衛星を打ちあげた”ロケット”の名前と言うことになっている)と呼んでいるようです。
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北朝鮮のノドンは「労働(ノドン)」と書きます。

現在の状況や字面を見るとミサイルの中からヘルメットにランニングシャツ着た労務者のオヤジがツルハシもって飛び出してきそうなナイスなネーミングですな(笑)
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