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私は今核内転写因子の発現をWBで検討しています。核マーカーとしてlamin Bを使用予定なのですが、その前にb-actinを使用してみたところ、核画分においてもb-actinのbandが出てしまいました (細胞質画分においてもb-actinの発現は当然認められました)。なお、核および細胞質の分画にPierce社の市販のkitを用いています。
同細胞において、ファロイジンを用いてf-actinの蛍光染色をした際には核が染まる様子は無かったです (直接前記の問題と関係ないかもしれませんが)。
文献で、同細胞においてb-actinが核画分でWBにより検出されることが報告されています。

私はb-actinがtubulinなどと同様、細胞質のマーカーと記憶していたのですが、間違いでしょうか。どなたか教えてください。お願いします。

A 回答 (1件)

核にはアクチンと40ー70%の相同性を示す核アクチンファミリーが存在することが示されています。

抗体のエピトープ部位にもよると思いますが、そのようなファミリーを検出している可能性もあると思います。
ファロイジンを用いてf-actinの蛍光染色ではたしかに核は染まりません。そういう意味で核に存在するアクチンファミリーはF-アクチンと異なった形態で存在するという解釈があります。
tubulinのほうがmarkerとしていいかもしれませんね

参考URL:http://www.nuclear-dynamics.jp/member_intro/memb …
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