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鍼治療というのはツボに鍼を刺しますが、なぜ症状が改善されるのか
原理がわかりません。
例えば胃に効くツボに鍼をさせば、胃が悪くなってしまいそうな気がするんですが・・

A 回答 (3件)

胃の場合でしたら例えば腰背部の膈愈、肝愈、胃愈、三焦愈などのツボ(経穴)の他遠くは足の梁丘とか首の天柱などツボは体のあちこちあります。

いずれにせよ直接胃を刺すのではありませんからご心配なく。
鍼の刺し方には本治法と標治法があります。詳しいことは省略しますが、目的に応じて浅く刺したり少し深めに刺したりします。
すっぱいもの、苦いものを口にすると唾液が出て口から出したくなりますね。これは自律神経のうち副交感神経を刺激するからです。体にいやなものが入ると血管が開いて治癒反応が起こり体から排出しようとします。この時血流が促進され体も温まります。これで心地よくなるのです。
鍼も苦味やすっぱさと同じで、刺したときのいやな痛み刺激を利用して副交感神経を刺激するのです。
胃のトラブルは粘膜の血流が悪くなってるために起こってるのです。
体が温まるとリンパ球が増え免疫力が高まります。
因みに、痛み止めのように痛みだけをすぐ一時的に止めたい場合は少し深く刺して交感神経を刺激します。そうすると交感神経が刺激されて血管が収縮、痛み物質のプロスタグランジンなどの発生が抑制され知覚が鈍ります。
また、漢方薬も苦いですね。これも薬草の苦味に対する自律神経反射を利用しています。
『良薬は口に苦し』とはよく言ったものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自然治癒能力を刺激するということなんでしょうか。
最近は普通の病院でも鍼治療を行なっているところもあり、治療効果に
疑問は無いものの原理がわからないので質問させていただきました。

お礼日時:2006/07/07 20:04

鍼というのは、ツボ、つまり経穴を刺激することにより、エネルギーの通り道、経絡を活性化する治療法です。



胃を例に取ると、胃が弱ると胃の経絡=胃経を通るエネルギーの流れが悪くなります。
その弱った胃経を、経絡上にある特定の点、経穴を刺激することにより、胃経の流れを活性化させるのです。
胃と胃経は相互関係にありますから、胃経が活性化すると、胃もまた活性化するわけです。

また、臓器と相互関係にある筋肉があります。
胃を強くすると、大胸筋鎖骨部・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋などで筋力が向上します。

以上が肩こり・腰痛等に針が効果を発揮する理由の一つです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃっていることは良くわかるのですが、ツボに鍼をさせば必ず改善方向に向かうのであれば、ツボの位置さえわかれば未経験者でもできることになります。
仮にツボが合っていても改善すると同時に危険性もあるからこそ鍼灸師の資格があるのでは?と思っています。

お礼日時:2006/07/09 12:02

  鍼治療は漢方醫療でいふ「つぼ」に鍼を刺して刺戟することで、醫療効果を期待するものですが、「つぼ」の働きや、作用原理などは、現代醫學では殆ど解明されてゐません。

治療効果があることは確かでも、その原理が判らないのが實状です。
  漢方では「つぼ」の分布を系統立てて、經絡といふ「氣の流れる道筋」が存在すると言ひますが、この存在も、現代醫學からは解明されてゐないと言へます。
  事實として、「つぼ」刺戟の効果が認められますので、「なぜ症状が改善されるのか」といふ原理を解明すれば、醫學に巨大な貢献をすることになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
解明されていなかったんですか。
麻酔の原理も解明されていないそうですが、体の不思議ということでしょうね。

お礼日時:2006/07/07 19:25

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