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このカテゴリーでなかったら、申し訳ないのですが、実際の電車の動力は何両目についているのでしょうか。電車によって違うのでしょうか。見てると2両目とか3両目にパンタグラフがついていて、全体を引っ張っているような・・。質問が下手で申し訳ないのですが、宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

鉄道会社で乗務員をしております。



1本の列車で、全てのクルマに電動機(モーター)を付けているケースは稀になりつつあります。

モーターの付いている、付いていないクルマ、それぞれの組み合わせがほとんどになっています。

先頭や、最後尾のクルマは、制御機器を積んでいる事もあり、床下のスペースが少ないので、モーターが無い事が多いです。
中間のクルマが動力になっているケースは、かなりあります。

パンタグラフは電動車についているケースが多いのですが、制御機器などの重量バランスから、モータの無い付随車に搭載している事もあり、必ずしもパンタグラフのあるクルマが電動車とは決められません。

しかし、会社それぞれであり、一概にこういうものと言えるものではありません。
また、一概に言えない所が、その鉄道会社のポリシーであったり哲学なのかと思います。
各鉄道会社のホームページなどで見ると面白いかと思います。

ワタシの会社ですと、逆に先頭車は全て電動車です。
制御装置の他、電動機も積んでおり、先頭車の床下はぎっちり詰まっております。また、重量的にも重いものです。

先頭車が制御電動車という重いクルマですと、空転による速度感知や重量の欠点がありますが、踏切事故時の転覆を起こり難くしたり、信号回路を確実にするメリットがあります。

その多様さが、むしろその鉄道会社の個性を表していると思って頂けると良いかなと思います。
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鉄道会社によって考え方が全く違うので何とも言えませんが、


乗っているときに五月蠅ければ動力車です。

鉄道雑誌などの紹介では
M車→モーター=動力車/モ・デ
Mc車→運転台付動力車/クモ・デ
T車→トレーラー(モーター無し)=付随車/サ
Tc車→運転台付モーター無し=制御車/ク
となり

自分が日頃使っているJRの京浜東北線10両を例にして
鉄道雑誌でよく使われる編成表におきかえると
   Tc+T+M+M+T+T+T+M+M+Tc =4M6T
となり、左から3.4.8.9両目に動力があることがわかります。

多くは編成の効率を考えて中間に動力車を挟むのが基本になっていますが、
京浜急行や関西の一部の私鉄のように頑なに先頭に動力車をつける会社も
あります。

鉄道会社によっては車両番号でも判別できます。
例えば小田急の通勤車では十の桁が
  0か1なら動力車
  5か6なら付随車
になります。
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全部の車両に動力がついているのではない、というのは正解です。


ただ、どの車両に動力がついているか、というのは一概に言えませんねえ。
間違いなく言えるのは「単行」(1両だけで走る車両)にはその車両についているというくらいで(笑)。
乗ってみればわかりますけどね。モーターのついている車両は、車内で結構モーターの唸りが聞こえます。
昔山形新幹線に乗ったときにたまたま動力車に当たってしまって、うるさかったっけなあ。
鉄道会社のHPの車両紹介に書いてあったりもしますよ(必ずとはいえませんが)。
調べてみると面白いのでいろいろ見てみてください。
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電車では何両目にモーターがあるかは、編成によって異なるのでどうとも言えません。

同じ種類の電車であればたいていそろった位置にあります。それでも編成の組み替えやら何やらで結構変わっていますけれど。
なおJRですと車体番号に「モ」その他私鉄では「モ」や「デ」がついている車輌には確実にモーターがついています。JR四国の一部車輌や、新幹線や一部私鉄の全車両ではこのカタカナを付記しいないのでこれでは判断がつきません。
なお、新幹線車両では見えにくいのですが、車体のシャーシ部分をみて機械がぎっしりとつまっているものがモーター付きだと思って差し支えありません。
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