映画音楽

私の母のレコードなのですが、30年位前の未使用で洋画映画音楽集が12枚あります。私は、これが価値あるのか分かりません。そこで、オークションに出そうと思うのですが適正な値段や相場が分かりません。どなたか知っていれば教えていただけませんか？それとも、オークションよりも中古レコードSHOPで売った方がいいですか？

No.4 ベストアンサー 回答者： stonebolt 回答日時： 2006/07/19 23:33

確かに、初心者がレコードの価値を判断することは難しいですね。

レコードの通信販売のサイトを見ると分かると思いますが、いまだに五桁を越えるレコードがゴロゴロしています。

それでは、レコードの価値は、何を基準に決められると思いますか。
答えは簡単で、需要と供給のバランスによって決定します。
よく勘違いされる方がいらっしゃるのですが、単純に「 年代が古いから 」とか、「 あまり見たことがないレコードだから 」とかいった理由で値段が高くなることはありません。
あくまでも、そのレコードを欲しがる人がどれだけいるかにかかっています。

では、これだけ世間にCDが溢れる中、なぜレコードの需要があるのでしょうか。
まず、世の中にはCD化されていないレコード、というよりも今後もCD化の予定がないレコードが、まだ大量に存在するからです。
次に、デジタルにはないアナログ・サウンドの愛好家が少なくないからです。特に、昔のレコードほどその傾向は強くなります。
さらに、レコード鑑賞がいわゆる大人の道楽だからです。他人から見ると、手入れが面倒で、ノイズが多くて、表裏ひっくり返して聴く必要があるのに、と思うでしょうが、それも気にならないほどです。
最後に、レコードがいわゆるコレクターズ・アイテムだからです。最近は少し落ち着きましたが、人気アーティストの希少盤は、目の玉が飛び出るほどです。


前置きが長くなりましたが、本題に移ります。最初に、私が質問文を検証します。
＞30年位前の未使用で洋画映画音楽集が12枚あります。
１）「 未使用 」といっても、中古品扱いです。逆に「 30年間手入れを怠った 」とも言えるので、セールス・ポイントにはなりません。
２）「 洋画映画音楽集 」のようなコンピレーションは、一般的に需要はあまり見込めません。
３）中古レコード・ショップを利用すれば、高値で取引されることはありえません。四桁行けば御の字です。場所をとるので、引き取りを拒否されることもあります。

次に、いくつかの質問をしますから、今度はご自身で検証してみてください。
１）「 洋画映画音楽集 」が本物のサントラの音源を使用しているかを確認する。
おそらく、解説書が付いていると思いますから、よく読めば分かります。
もし、不明ならば、下記のサイトで題名を検索し、音楽担当をチェックしてください。
オリジナル音源を使用していない曲が、多数収録されている場合は、残念ながらほとんど価値はありません。
http://www.allcinema.net/

２）収録曲に非欧米系の映画音楽がどれだけ収録されているかを検証する。
実は、'50～'60年代のわが国の洋楽ヒットチャートには、映画の主題歌が多数ランク・インしていました。
しかし、非欧米系の映画のサントラは、思ったようにCD化が進んでいません。
かと言って、当時のアナログ盤も、あまり中古盤市場に出回っていません。
したがって、あまり有名ではない映画の主題歌が収録されていれば、それだけで価値が高くなる可能性があります。
できれば、下記のサイトを覗いてみてください。サントラでも高価なものがあることが分かります。
http://www.h2.dion.ne.jp/~rare.co/

もし、非欧米系の映画音楽が収録されていれば、「 HMV 」で「 タイトル検索 」と「 曲目検索 」を行ってください。
「 タイトル検索 」によって、オリジナル・サントラのCDが日本で入手可能かを検証します。
「 曲目検索 」によって、この曲を含んだコンピレーションのCDが日本で入手可能かを検証します。
http://www.hmv.co.jp/

万が一、日本で入手困難な曲が多数収録されていたら、オークションでも売れる可能性は高くなります。
価格を決定するのは難しいですが、余程入手困難な曲が多くない限り、五桁は無理かと思われます。
常識的にに考えて、一枚あたり数百円が相場ではないでしょうか。
逆に、日本で入手困難な曲が収録されていなかったら、残念ながらほとんど価値はありません。


最後に、レコードをオークションに出品する際の注意点です。
１）ある程度の値段を付けるのでしたら、必ず上記のアピール・ポイントを明記してください。
２）できれば、目視以外に試聴も行って、コンディションをチェックしてください。
30年も手入れをしていないので、プチノイズや表面の細かな傷から生じるノイズがあるかと思われます。

いずれにしても、それほどの利益は期待できないので、「 売れたら、それだけでいいや 」ぐらいの軽い気持ちが必要です。

No.5 回答者： stonebolt 回答日時： 2006/07/20 11:47

#4です。

回答の一部に誤りがありましたので、訂正したいと思います。

＞２）収録曲に非欧米系の映画音楽がどれだけ収録されているかを検証する。

これ以降の文章にも使用されている「 非欧米系 」は誤りで、正しくは「 非英米系 」です。
具体的に言えば、フランスやイタリア等のヨーロッパの映画音楽と解釈してもらって結構です。
なにも、映画音楽に限ったことではないですが、昔の非英米系の曲の中には、需要が高い曲が多数あります。

No.3 回答者： asgrnr 回答日時： 2006/07/19 11:15

私は専門家でもなんでもないのですが、今やレコードに価値を求めることなどほとんどありえません。

私も売ったことがありますが、ファンクのジャズの数枚に値がかろうじて付くぐらいで、ヒットしたアルバムなどはゴミ扱いで引き取りさえ応じてもらえない状況でした。
もしレコードがサタデーナイトフィーバーやアーバンカウボーイなどのメジャーなものだったら売値は期待できないのではないでしょうか。
オークションで売ればあるいは価値を見出してくれるバイヤーがいるかもしれませんね。

No.2 回答者： linus1974 回答日時： 2006/07/17 17:50

どういう考えで売りたいかによります。

自分の宅では必要ないので欲しい人に
譲りたいと思うなら１円スタートで
いいのではないでしょうか？

高く売りたいならオークションで
同じ商品が出品されてないか検索して、
その値段を参考にすればいいと思います。

参考になる商品がないなら、中古ショップ
に売りに行って売値を聞いて、
それよりもちょっと高い値から
スタートさせればいいと思います。

No.1 回答者： ZIPPO777 回答日時： 2006/07/17 13:58

一度オークションサイトで類似の映画音楽レコードの出品価格を参考にされるのはいかがでしょうか？

中古レコード店は当然安く買って利益を乗せて売る「商売」ですので、売る側からすると買い叩かれる感は否めないと思います。
一方、オークションは本当にほしい人が見ますので場合によっては値段に上限はないからです。