プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

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・我がまま(自己中心)
・何を考えてるかわからない
・つかみどころがない

要するにメチャクチャな女性に振り回される男の話ってありませんか?

あんなに酷い目に合ってるのに、なぜか不思議な魅力があって、どこかほっとけなくて、ついつい魅かれてしまい、結局振り回されてる・・・・というような。

「ティファニーで朝食を」は、ちょっと近いかな・・・と思いますが、もっと他にないでしょうか?
ジャンルは問いませんので、よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

いわゆる古典名作と言われる、いささか古めかしい小説ばかりですが。



「マノン・レスコー」アベ・プレボー
情熱恋愛の白眉ともいうべき、女性の娼婦性を描いたとされる小説で、いわゆるファンム・ファタル(男を破滅させる宿命の女)の一つの典型。
主人公は愛する女性にふりまわされ、悪徳の限りに身を染め、ついに殺人まで犯してしまう。その数々の愚行は不思議にも読む者に、男と生まれた以上、こんな女性によって破滅させられたいと熱望させてしまう、そんな小説で、ご質問の条件にぴったりではないかと思いました。
岩波文庫に河盛好蔵氏の翻訳があります。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/bungakubu/korega11.h …

「カルメン」メリメ
全編全部が聴き所というビゼーのオペラによってつとに有名ですが、こちらはその原作。
ヒロインの雰囲気はオペラとはかなり違います。これも男を狂わせる女性性。
新潮文庫に堀口大學氏の翻訳があります。
http://homepage2.nifty.com/pietro/storia/bizet_c …

「ナジャ」アンドレ・ブルトン
シュルレアリスムを提唱するブルトン先生が、その理論の肉体化ではないかと思われるようなナジャと名乗る女性にびっくりし続け、めまいのようにふりまわされるという実生活報告。「美は痙攣的なものである」というフレーズが有名。
初めのほうは相当読みにくいですが、ヒロインと出会うあたりからはそれほど抵抗はないでしょう。ブルトン先生ふうの目くるめく世界へどうぞ。
岩波文庫、巖谷國士氏訳。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B8% …
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この回答へのお礼

すごい!感激です!
私が求めてるものに、すごく当てはまってるような気がします!

カルメンは原作が小説なんですね・・・・知らなかったなぁ。

すごい偶然なんですけど「ナジャ」は、今回のコンセプトとは全然関係ないところから知って、近いうちに読もう読もうって思ってたんです。

三作ともとても魅かれます。ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/20 19:43

渡辺淳一「阿寒に果つ」はどうでしょうか?

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この回答へのお礼

良いかもしれないです!
なんだかおもしろそうで興味アリです。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/22 02:42

ライトノベルでいいなら


谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」
御影瑛路「神栖麗奈は此処にいる」
あすか正太「総理大臣のえる!」
西野かつみ「かのこん」
火浦功「高飛びレイク」
菊池秀行「エイリアン・シリーズ」
ゆうきりん「オーパーツ・ラブ」
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この回答へのお礼

もちろん、ライトノベルも歓迎です!
面白そうですね。

とくに「ハルヒ」は前々から気になってるので
ますます興味がわいてきました。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/20 20:11

伝奇ものになりますが、「薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ」(田中芳樹)がまさにあてはまります。


ドラキュラもよけて通るという噂から、「ドラよけお涼」との異名を持つ警視庁刑事部参事官の警視であり、金も美貌も頭のよさも持っているけれど、とにかく協調性がなく傲岸不遜な性格はすさまじいです。けれど、可愛いところもあって、お涼のおつきのノンキャリアの泉田くんはなぜか見捨てることができないという話になっています。
以下が刊行順です。
1.「魔天楼」(講談社文庫)
2.「東京ナイトメア」(講談社文庫)
3.「巴里・妖都変」(講談社文庫)
4.「クレオパトラの葬送」(講談社文庫)
5.「黒蜘蛛島」(カッパ・ノベルス)
6.「夜光曲」(ノン・ノベル)

 楽しんでいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

おもしろそうですね!
伝奇ものはあんまり読んだことないのですが
チャレンジしてみたいです!
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/20 19:52

「メチャクチャな女性に振り回される男」と言えば


谷崎潤一郎「痴人の愛」でしょう。谷崎潤一郎は「卍」「春琴抄」など他にもメチャメチャな女性はが数多く出てきます
http://www.amazon.co.jp/gp/product/410100501X/50 …

痴人の愛のナオミに比べるとかなり小粒ですが、
宮本輝「私たちが好きだったこと」もですね
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101307121/50 …
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この回答へのお礼

まさに、まさに注目してたものですっ!
これは、読んでみないことには始まりませんね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/20 19:49

エグイ女。

けどマブしくて。マイッカみたいな女。
 ↓
●東野圭吾 『秘密』/『白夜行』←コッチは暗い

片思いの期待もたせ女。わがままオ嬢にぞっこん。自分の人生ぼうにふっちゃってます。
 ↓
●ドストエフスキー『賭博者』

やり放題のエスパー女と、ボディガード男。
 ↓
●村上龍『ライン』短編集なノリ。主人公ころころ変わる。
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この回答へのお礼

秘密は読んだことあります。
強烈ではないけど、ちょっと人生狂わせ系みたいな女性はでてきましたね。

あとの二作は読むのが楽しみです!
とてもおもしろそうですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/20 19:46

こんにちは。

『ハーレムワールド』山田詠美さん著はいかがでしょうか。
主人公のサユリに4人の男性が振り回されています。
しかしサユリは、わたし(女性)はお近づきにはあまりなりたくないタイプです(-_-;) 影から見学してる分には面白い子です。オードリーみたく、読んでる人も憧れちゃうって感じではないのですが、それでもよければ読んでみてください。
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この回答へのお礼

お近づきになりたくないタイプ・・・・大丈夫です!
私はそのあたりの免疫はバッチリなので、楽しめると思います。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/20 19:38

「風と共に去りぬ」


南北戦争前後のアトランタが舞台のスカーレット・オハラの波乱万丈な半生。
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この回答へのお礼

名作ですね!
振り回される男は出てくるんでしょうか?
読んだことないので、読んでみたいです。

お礼日時:2006/07/19 22:24

金原ひとみさんの新作「オートフィクション」が、まさにそんな


感じです。
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この回答へのお礼

とても意外です。
金原さんの今までの作品からは、私が求めてるようなのは想像できなかったんですが・・・

今回のは違うのかな。期待したいです。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/19 22:21

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