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スポーツで、感情を害される発言をした相手に暴力をふるって退場になるケースについて、

「言葉の暴力に肉体の暴力で応じるのは一種の正当防衛で、どちらがより悪いかといったら、先に言葉の暴力をふるってきた方である」

という説明をしている教師がいるのですが。
この説明は適切でしょうか?

A 回答 (6件)

これは不適切な説明だと思います。



肉体的暴力は第三者が見ても明らかな「暴力l行為」と判ります。

しかし、「言葉」は、受け止める側の心によって、「何でもないこと」にもなり、「暴力発言」にもなります。
その発言の内容を「暴力」と判断するのは、個人の判断力、精神状態、肉体的コンディションなど、様々な条件が重なり合ってのものになります。
心の広い人は、かなりな悪口雑言にも耐えるだけの度量がありますが、心の狭い人は、些細なことにも瞬間湯沸かし器に点火します。

「○×+*#&$」という発言に対して、疲れきっていた人、短気な人、精神的に余裕の無い人、心配事を抱えた人、相手に恨みを持っていた人などは、すぐに「暴力発言だ!」と目くじらをたてるでしょう。
しかし、心穏やかな人、精神的に落ち着いている人、ちょっと鈍感な人、寛大な人などは、「とりたてて怒る必要も無い、言わせておけ!」となるのです。

したがって、なんでもない発言でも、場合によっては「暴力発言だ」と判断されることも起こりうるのです。このように、その発言が「言葉の暴力」なのかどうかも判らないのに、単なる「発言」に対して「正当防衛」を盾にして「肉体的暴力」を振るうことを正当化することは、徒に暴力推奨社会を作り上げるだけです。

この教師には大いに反省してもらいたいものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 単なる「発言」に対して「正当防衛」を盾にして「肉体的暴力」を
> 振るうことを正当化することは、徒に暴力推奨社会を作り上げるだけです。
なるほど。
説得力のあるお言葉でした。

お礼日時:2006/07/23 18:10

不適切だと思います。



個人的にそういう意見を持つのはともかく、教師の立場から子どもたちに言ってほしくないと思います。

これを子どもたちの世界に置き換えれば、No.4の方がおっしゃっているように、「ひどいことを言われたら友達をなぐってもいいよ」ということになってしまします。
状況にもよるのに、こんなこと軽々しく言っちゃっていいんでしょうか。

基本は、どちらがより悪いかなんて、判定するのでなく、
言われた方には対応の仕方を教え、
言った方には言葉の暴力も相手をとても傷つけることを教えるべきだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/29 12:42

考え的には私はあっていると思います。


ただ、どちらも悪いが先にきっかけを作った方が悪い可能性が高いと、両方を悪者にするべきです。
どちらが正しいという状況を作るのは間違いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/29 12:40

不適切です。


まず正当防衛の解釈が間違っています。正当防衛とは「急に不法な暴行などを受けたとき、自分または他人の生命・権利を守るために、『やむを得ず』相手に害を加える行為」であって、「言葉の暴力に肉体の暴力で応じる」のは過剰防衛です。
確かに言葉の暴力は、時には肉体の暴力より相手を傷つける事も少なくありません。体の傷は癒える事はあっても、一度聞いてしまった言葉は忘れる事はできません。
でもその教師の理屈でいけば、ひどいことを言われたら、友達を殴ってもいいよ、と取られかねません。どの程度までが耐えられる言葉かは人によって異なりますが、私なら我が子には「言われたときにどう対応するかでその人間性が為される。」と教えたいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 「言葉の暴力に肉体の暴力で応じる」のは過剰防衛です。
確かにそうですね。

> 私なら我が子には「言われたときにどう対応するかでその人間性が為される。」
> と教えたいですね。
全ての子供がそう教わればと思います。

お礼日時:2006/07/23 18:15

 まぁ、いいんじゃないでしょうか。


 ただ日本では言葉の暴力を肉体の暴力よりも軽視する傾向がまだ残っているので、同じだということをまず子供に教えてから、その言葉を言う必要があると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/23 18:07

もちろん先に暴力を振るった方が悪いのは間違いないですが…


適切…とは言いづらいですね。
きっとワールドカップでのジダンのケースじゃないでしょうか?

スポーツには大なり小なりラフプレイは付きものです。スポーツマンシップには反するものの、一種のテクニックといえるでしょう。
そのラフプレイに対し、審判にアピールをする、無視をするなどをするのがスポーツマンシップに乗っ取った正当なテクニックで、スポーツマンシップを無視するのなら口で反論すべきです。
退場になるのはチームに迷惑をかけるためスポーツマンにとってあるまじき行為です。

もし、言葉の暴力に対する正当防衛をするなら、言葉の暴力で返すべきですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> もし、言葉の暴力に対する正当防衛をするなら、
> 言葉の暴力で返すべきですね。
なるほど、確かにそうですね。

お礼日時:2006/07/23 18:06

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