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靖国神社にA級戦犯が合祀されている問題で、
本当に分祀できないのでしょうか?
たしか、出来ない理由は、一度合祀したら神様となるので、
神様相手に分祀は不可能というようなことでした。
でも、宮司が変ったら簡単に分祀できます、なんてことになりそうな気もします。
神道の理論で本当に分祀できないのでしょうか?
他の神社でそのような例はないのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (18件中1~10件)

杓子定規に回答させて頂ければ、「分祀は不可能」というのは、現時点での靖国神社の教義ですから、その教義を変えるのであれば、理論上は分祀は可能、という事になります。

その決定ができるとしたら、宮司ではなくて、氏子総代でしょう。

他の神社と比べた場合、一つの神社に複数の祭神があるという例なら、ごくありふれた話で、これを分けるのは例のある事ですが、複数の魂(って言い方で正しかったかな?とにかく、靖国神社の場合で言えば、戦死者=及び公務死した自衛隊員等の魂)が、一体化して一つの祭神になる、という神社は、(少なくとも私の知る限りでは)他にないので、参考になりません。

しかし、論理的には教義を変えれば可能とは言っても、そもそも外部の人間(政府だろうが誰だろうが)が、ある宗教の信者に対して、教義を変えろとか言える話か?、という問題があります。

「戦死者・公務死した人の魂が一体化する」という靖国神社の教義の基礎部分に関する事を、ある時点の氏子が自分の判断で変えてしまうのは、相当プレッシャーのかかる話で、現時点では、分祀の可能性は、限りなくゼロでしょう。また、個人的には、それでよいのだと思っています。他人の宗教観念に対して、誰かが「それを変えろ」と言ったら、その外部の意見が通ってしまう、というのは、あまり住みやすい世の中とは言えませんから。

参考までに申し上げると、分祀論と、靖国国家管理論には、密接な関係があります。宗教法人でなくならないと、憲法上国家管理も難しいし、宗教法人でなくならないと、政府等の外部が、「分祀しろ」と言った教義上の問題を言えないからです。靖国神社が宗教でなくなれば、この話はわりとすっきりします。
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靖国神社の合祀の手続き



 名前や本籍などを和紙に墨書し、その紙に魂を呼び寄せる招魂式を行って「霊璽簿」にする。
 
 魂が宿った霊璽簿を本殿に移して合祀祭を行い、御霊として本殿に祭る。
 
 魂が離れた霊璽簿は本殿後ろの奉安殿に保管される。

 御霊が鎮座する[座]、246万余の御霊と一緒に一つの[座]に合祀されている。(もう一つの座には2人の皇族が祭られている)

 従って個別の御霊を抜き出すことはできない。神道上の「分し」とは別の[座]を新設して祭ることで、いったん祭った御霊を抜き出すという意味はない。

 「神田明神」と「分霊」はケースが違うので説明略

 靖国神社は教学上、不可能とするところです。
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神社本庁管轄の神社では、祭神の「減祀」(滅祀、廃祀とも言われる)は可能なようです。

なので、「神様だから」「神道だから」という理由でできないわけではないようです。

http://www.fukushima-jinjacho.or.jp/yoshiki/yosh …

但し、靖国神社は神社本庁の管轄ではない“特殊な”神社ですので、他の神社と同じように考えることはできません。理由が何であれ、靖国神社が「できない」と言えば、いくら外野があれこれ言ってもできないのです。

将来、他の神社と同様に「減祀」を行うように方針転換する可能性はないとも言い切れませんが、政治的理由から、非常に難しいでしょう。
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よく考えると、「神」が出てきた瞬間に憲法問題になるわけです。


「教義による」という発想も同じです。
特定の、典型的な宗教だからです。
ゆえに、冷静に考えれば、総理が総理として靖国に行くのは憲法上許されない事になります。
国は単純に靖国から手を引くしかありません。
ゆえに、国が何かを検討する必要も全くありません。
あえていえば我々一般国民とも無関係です。
靖国について外国から何かを言われても、国は何も承知していないと言えばいい。
実際何も知る必要も関与する必要もないわけです。
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とりあえず、神道の教義の解釈は外します。

(聖書やコーラン、あるいは仏教の経典のように、教義が文章で記されていない神道について素人が論じるのは、いささか困難な話です)

まず第一に考えなくてはならないことは、政府が靖国神社にA級戦犯の分祀を命じることは、憲法上の問題があるためできません。

この問題をクリアするには、靖国神社を宗教法人から外し、直接国が管理する方法しかないでしょう。
また、靖国神社を国が管理するようになれば、天皇陛下が参拝しても何の問題もなくなります。(天皇陛下が一宗教法人に関与するのではなく、国事行為になるから)
先日、麻生大臣が、靖国神社を国が管理することを問題提起したのは、そういう伏線があるからなのです。

今は国会で分祀の問題を論議したところで、憲法の問題をクリアできない以上、議論するだけ無駄な時間を費やすだけです。
靖国神社以外の施設を作ったところで、誰もそこに行かず、多くの人が靖国神社に参拝し続ければ、問題解決にはならないでしょう。

分祀が可能かどうかについては、神道関係者の間で議論してもらい、結論を出してもらえばいいかと思います。
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神社側が認めれば分祀はできますよ。

ただし、靖国から魂が消えるわけではないので結果として祀る場所は増えることになります。

テキストをコピー&ペーストしても元の文章は無くならないし、蝋燭の火で他の蝋燭に点火しても元の火は消えない、ということです。

魂が消えると考えている人は「廃祀」と勘違いしていませんかね?
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分祀などできるわけがないし検討の範囲外です。


まー、私がさせないと言うことです。
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靖国に何もなく、対象が神であるというならば、そもそも靖国は不要という結論になります。


神様なのだから遍在するのでしょう。どこでもお祈りすればいいいわけで、空っぽの靖国に行く必要も無い事になります。
これでスッキリしましたね。残るのは、靖国廃止後の跡地をどう有効活用するかだけです。高層オフィスビルでも建てるのがいいと個人的には思います。
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 靖国神社の教義に基づいて祀られたA級戦犯とされた方々の御霊を分祀できるか否かについては、靖国神社の考え方に依るわけですから、神社として出来ないと言えば出来ないのでしょう。

とてもシンプルな問題です。
 これは、神社が考えることですし、それ以外の人や組織が口出しできる問題ではないと思います。
 後は、お参りに行くか行かないかの個人の選択だけです。
 但し、個人になれない人もいますから、そこが問題ですね。
 首相や大臣はともかく、天皇陛下にお参りいただくことが出来ればどんなによいことでしょう。
 靖国が中国、朝鮮の圧力に屈せず、なおかつ陛下にお参りいただけるようになることを願わずにいられません。
 
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私は正直歴史に長けているわけではありませんので、あくまで個人的な考えとして意見を書きます。



そもそもA級戦犯とはなんでしょうか?
戦争を引き起こした当事者たちということだと解釈していますが、日本はヒトラーのように独裁政治をしていたわけではありません。ですから当時の閣僚級の人たちが戦犯になっているのだと思いますが、この人たちもある意味歴史に翻弄された人たちという解釈はできないでしょうか?

アジア各国の肩を持つわけではありませんが、彼らが言いたいのは唯一原爆を落とされた日本が、戦争を引き起こしたものたちも一緒くたにして松って医アゲメ奉っていることに不快感を示すのは逆の立場だとしてもわからなくはないと思います。

極端な表現ですがヒトラーとその他の犠牲者たちを祭ってるのと同じ様に見えているのかもしれません。
日本は一番平和に対して積極的に行動すべきなのに反省をしていないととっているのでしょう。

また、靖国だけではなくその理由は教科書門谷も当てはまります。過去の過ちを正して平和を願うのならなぜ素直に中国虐殺や朝鮮併合のことを過ちとして認めないのでしょう。中国や韓国(朝鮮)への謝罪というよりそういう形でまず自ら反省しなければ誰も平和を願っているなどとは思えないのではないでしょうか。
分祀を考えるのはそれからでも遅くはないと思います。

今の特に若者はどれだけ自分の国に誇りを持っていますか?皆さんには愛国心はありますか?
日本はおそらく世界の大国の中でも一番愛国心がない国だと思います。国を心から愛する気持ちがあればまずは自分たちの過去の過ちを認めるべきなのではないでしょうか?

大して歴史も知らない若輩者の私がえらそうなことを書きましたことをお許しください。

私は日本が大好きです。日本人に生まれてきてよかったと思います。ですが今の自分の力ではどうすることもできないことがありすぎてつらくもあります。
皆さんはどう思われますでしょうか?
本題からそれてしまったかもしれませんが申し訳ありません
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