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はじめまして。
去年くらいから「算命学」の占いにとても興味を持ち、いろんな人を占っては
あたっているので、感動しています。

私が持っているのは単なる雑誌と単行本なので、巻末に計算された「人体星図」
の表が載っており、これを元に調べています。

Vectorなどで、「算命学命式表」のプログラムがあったので、計算方法があるんだなと思ったのですが、どなたかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?

それとも、こういうのって未公開なのでしょうか?

ご存知の方、ご回答をどうぞお願いいたします。

かこ

A 回答 (1件)

詳しい専門書をお読みになれば、すぐにお分かりになるものと思いますが、『算命学』にしろ『四柱推命』にしろ、元としているのは、暦の「干支」です。



中国起源の占術は、どれも多かれ少なかれ暦の「五行思想」「陰陽思想」と「干支」を基準にしております。その中でも、『算命学』と『四柱推命』は、その原理原則は、ほとんど同じで、根本的に違うのは、生時を考慮に入れるかどうかという点に違いがあります。

この「干支」については、四柱推命関連の本をご覧になれば、巻末に『万年暦』が掲載されていますので、すぐにお判りになると思います。

例えば、昭和50年6月30日12時10分生まれの男性がいたとします。
この人は、生年月日時を干支に直すと、

年・・・「乙卯」年
月・・・「壬午」月
日・・・「丁未」日
時・・・「丙午」時

となります。

『四柱推命』では、基本的に上記の「乙卯」「壬午」「丁未」「丙午」の八文字を使って判断するので別名『先天八字』と称します。
『算命学』では、上記のうち生時の干支は用いずに判断します。

上記の干支のうち、「乙」や「壬」など、左側に来ている文字を「十干」と称し、右側の「卯」「午」などを「十二支」と称するのはご存知だと思います。
『四柱推命』では、これら暦に表れている十干・十二支を、それぞれ『天干』・『地支』と称します。

そして、十二支のそれぞれは、その内側に別の「十干」を内蔵していると考えています。
『四柱推命』では、これを『蔵干』と称します。
例えば、「丑」ならば。その内側に「癸」「辛」「己」を内蔵していると考えています。
ただ、十二支のそれぞれが、どのような十干をどのように内蔵していると考えるかは、学派により流派により、若干の異同があります。

先程の、昭和50年6月30日12時10分生まれの男性を例にとった場合、生年月日の干支の他に、その時点で、十二支のそれぞれが内蔵していると考えられている蔵干も併記すると、

年・・・「乙卯乙」
月・・・「壬午丁」
日・・・「丁未己」

となります。

『算命学』では、年柱の天干・蔵干を、それぞれ「頭」・「右手」、月柱の天干・蔵干は、それぞれ「腹」・「胸」、日柱の蔵干は「左手」、年・月・日柱の地支は、それぞれ「右肩」・「右足」・「左足」として人体製図を作成します。日柱の天干は、「核」として、判断の基準にします。

そして、それぞれの干が、「核」から見て、陰陽の別と、相生・相剋・比和などの点から、どのような関係にあるかを仮称したのが、『主星十星』の
「貫索」「石門」「鳳閣」「調舒」「禄存」「司禄」「車騎」「牽牛」「龍高」「玉堂」
です。

『四柱推命』では、『通変星十星』の
「比肩」「劫財」「食神」「傷官」「偏財」「正財」「偏官」「正官」「偏印」「印綬」
が、上記のそれぞれに対応しています。

また、それぞれの地支が「核」から見てどのような関係にあるかを仮称したのが、『従星十二星』の
「天貴」「天恍」「天南」「天禄」「天将」「天堂」「天胡」「天極」「天庫」「天馳」「天報」「天印」
です。

『四柱推命』では、『十二運星』の
「長生」「沐浴」「冠帯」「建禄」「帝旺」「衰」「病」「死」「墓」「絶」「胎」「養」
が、上記のそれぞれに対応しています。

『算命学』の専門書が高いようならば、『四柱推命』関連の本であればどんなに安い入門書でも、「万年暦」と上記の「『通変星』『十二運星』への変換表」が掲載されていますので、直ぐに『算命学』用の『主星十星』『従星十二星』への変換は可能だと思います。

しかし、初めにも述べましたが、地支に含まれる蔵干をどのように考えるかは、学派により流派により、それぞれ多少の異同があります。従って、『算命学』で言う「右手」「胸」「左手」は、学派により流派により、結果が多少異なって出て来ることも多いです。


ちなみに、細木数子氏の『六星占術』は、「天中殺を重視する『算命学』」の流れを汲むもののように感じます。詳しくは見ていませんが、どうも私には、『算命学』や『四柱推命』で使用している考え方を、名称を変えて用いているだけのように感じられます。

今後も様々な本をお読みになれば、上記以外の様々な点についてお分かりになるものと思います。

さらに研究が進まれんことをお祈り致します。
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この回答へのお礼

zatsunennさん。
とても丁寧に教えていただきまして、本当にありがとうございます。
こちらのお返事を見る前に、先ほど神保町の本屋に行って来たのですが、
なんだかとっても難しく書いてあったのと、値段がかなり高額だったので
そのまま帰ってきてしまいました。
「干支」というのは、いろいろあるのですねー。年賀状を書くときしか
意識したことがなかったので驚きました。
だいぶ自信がなくなってきましたが、四柱推命の初心者向きの本を購入して
みようかと思います。

本当にご丁寧に教えて頂き、ありがとうございました。
プリントアウトして大事にしまっておきます・・・・

かこ

お礼日時:2002/03/06 19:40

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