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さて、先日、誕生日の誕という字を漢和辞典で見たところ、第一の意がウソをつくこと、第五の意にうまれることとありました。
ウソが生れる日が誕生日となり、変ですね。又、うまれる生れる日となって、ダブリます。これまた変です。誕という字のウソと、うまれるという意の関係をお教えて下さい。

A 回答 (1件)

 「誕(たん)」という字は、「言葉」を意味する「言」と、発音を表す「延(現代の日本語の音読みでは『えん』ですが、昔の中国では共通していたのだと思います。

)を組み合わせた漢字です。「延」は引き延ばすことを表す言葉ですので、「むやみにひきのばした言葉」ということで「うそ」という意味になるようです。

 一方、その発音を利用して、同じ発音の「旦(たん=隠れた日が地平にあらわれる)」・「蛋(たん=腹に隠れたたまごが外に出る。また、卵。)」に当て、特に、人間の赤ん坊がこの世にあらわれることをいうようになったようです。

 なお、色々な意味を持つ漢字は多いですが、熟語ではそのうちの一つの意味で使われているわけで、たとえば、「今日の試合は『楽勝』だった。」というときの「楽」は音楽を意味するわけではありませんよね。だから、「誕生日」は、こじつければ「嘘が生まれる日」ということになりますが、別に変ではないと思います。

 また、、「誕生(この世に出て、生まれる)」という言葉ですが、「継続(継も続も『つづける』意味を持つ)」「飛躍(『とぶ』と『おどる、高くとびあがる』)」のように同じような意味の漢字を組み合わせた熟語は他にもたくさんあるので、別に変ということはないと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。なにかもやもやが消えたような気がします。

お礼日時:2002/03/09 21:15

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