アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

はじめまして。

今から7年前に交通事故で脳挫傷、肝・肺挫傷、骨盤骨折、仙尾骨折などの傷を負いました。
脳外科でも『保存的治療』、整形外科でもリハビリによる『保存的加療』で2ヶ月ほど入院しておりました。
退院するときにMRを撮ってもらったのですが、そのときの脳の画像には脳全体に小さな点が無数にあり、医者に『これはずっと残ります』と言われました。

3年程前になりますが、頭痛がひどくて別の病院の脳外科で7年前の事故で脳挫傷だったことを伝えてMRを撮ってもらったんです。
ですが、『本当に脳挫傷だったの?凄くキレイな脳だよ』と言われたんです。。

脳挫傷は完治しないと聞きますし、実際入院していたところの先生には『残る』と言われていたので。。。

その時は人間の治癒力ってすごいなぁ。。なんて感動したんですが今頃になって、『あれは他の人のMRの画像だったり・・』なんて思い出して気になって仕方がありません。。。

もう一度MRを他の病院で撮ってみればいいのですが、お金や時間のコトを考えると、まずはどなたかにそんな事もあるのかお伺いしてからにしようかと。。。

もし完治するのであれば、後遺症の『記銘力障害』も治っているという事ですよね???

ご回答宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

こんにちは。



脳挫傷とは、外傷により脳皮質が硬膜や頭蓋骨にぶつかり、脳実質の挫滅が起きた状態であり、
内部に点状出血や浮腫、壊死を伴う不可逆性組織損傷のことを言います。

あなたがご覧になった「脳全体に白い点々が無数にあり」というのは、
その点状出血を差しているものと思われます。

脳に限らないのですが、体内で起こった出血による血腫は、
時間の経過とともに成分変化が起きます。
どういったシーケンス(撮像条件のひとつ)だったのか解かりませんが、
画像上では受傷直後、白くはっきり見えた血腫は、時間経過と伴に見えなくなっていきます。
すなわち、3年も経っていれば、点状出血は見えなくなって当然です。

しかし、不可逆性(元に戻らない)な組織損傷は、文字通り元に戻りません。
医師の「これはずっと残ります」という言葉は、この「損傷」を差すものと思われます。
損傷があっても細胞の栄養がされていれば、画像上正常組織と同じです。

壊死した細胞(つまり梗塞)でもあるのでしたら、それはそれで周辺組織と区別できます。
(白く見えるか黒く見えるかは、シーケンスに依る)

実際違う病院で検査されたようですので、厳密に言うと同じシーケンスでも、
施設や装置、細かい撮影条件などによって、画像は変わります。

また頭部撮影の基準線というのがあり、
これは一般に施設によって変わるといったものではありませんので、
#1の方には申し訳ありませんが、撮影位置が多少ずれたからといって、
脳に広範に点在していた物が、全く見えなくなることはありません。

いずれにしても「他人の写真だった?」という心配は、稀有でしょう。

※医師ではありませんので経験者としましたが、
 脳神経外科勤務経験ありの診療放射線技師です。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

お返事、有難うございました。

今日、病院でMRIを撮ってもらうのに幾らぐらいかかるのかなと3年前の家計簿で探していたんですが・・・頭痛でMRIを撮ってもらったのは3年前ではなくて去年のことでした。。

2st様に『見えなくなって当然』と仰っていただいて凄く安心しました。
でも、自分の体のことぐらいはちゃんと知っておかないといけないと思いましたので、来週にでも病院で診てもらおうと思います。

診療放射線技師という専門家の立場からの貴重なご意見、本当に有難うございました。

お礼日時:2006/07/28 22:44

こんにちわ。


撮影に関して素人ですので、基準線の件は失礼しました。(たまにズレてる人がいるのは、RTがポジショニング下手だから?)

それはさておき、
>右側が視界に入ってなかったり
「右側空間無視(=注意障害)」が幾らか残存しているように思います。
再度眼科で「異常なし」でしたら、神経内科で検査して貰うと宜しいかと存じます。

御自身の状況を客観的によく観察・理解なさっておられますね。日常生活を送る上で、不得手を知っている事はとても大切なことだと思います。
運転時はくれぐれもお気を付けて!
    • good
    • 3
この回答へのお礼

お返事有難うございます。

『RTがポジショニング下手』とは・・・専門用語が分からないので、意味が分かりません。。。ごめんなさい。

眼科のほかに『神経内科』での検査なんて考えても無かったので凄くいいアドバイスをいただけたと嬉しく思っています。
視野傷害が治るかは分かりませんが、なんだか少し道が開けたような気がして気分がだいぶ楽になりました。
また事故を起こしてからでは遅いですよね。。。
ご心配してくださり、心より感謝いたします。

脳挫傷が治らなくても『記銘力が回復する事は多々あります。』とのお言葉にも凄く安心しました。

本当に有難うございました。

お礼日時:2006/07/29 03:44

 私も昨年、傷害事件で、脳挫傷・頭蓋底骨折で、右側の頭蓋骨は人工骨になっています。

幸いにも、四肢に麻痺もなく、ご質問者様と同様、高次能機能障害の記銘力障害の為、リハビリを3ヶ月行い、一般レベルまで回復しました。

>後遺症の『記銘力障害』も治っているという事ですよね???
 私の場合の主治医からの説明では、仮に、傷ついた脳細胞は再生不可能だけど、記銘力は他の脳細胞で補う事が可能、と聞きました。
 つまりは、受傷前は使用されていなかった脳細胞を活性化する様に、という事でした。ですので、回復期のリハビリ病院に転院後は、8桁の数字の暗記や新聞記事の文章の中のキーワードを8つ位を文章の前後とあわせて、記憶し、再生(文章として書く)する練習を何度もしました。
 その様なリハビリを行う事で、使用されていない脳細胞を、不足を補う様に、活性化させているのではないでしょうか。

 MRI検査の結果については、#1の方の回答通りなのかぁと思います。気になる様でしたら、7年前と同じ病院で、MRI画像は残っていて、画像の取る位置などを同じにしてもらえば、分かるのかもしれませんね。
 私は、傷は傷として残るものだと考えていて、傷ついた脳細胞を補う脳細胞が活躍してくれれば、良いと考えていますので、ご質問者様の結果が、自然治癒力で、綺麗になっているのでしたら、朗報です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事、有難うございました。

respect_06様の方こそ本当に大変なご苦労があったことと思います。
今は体調の方はどうですか? 
何卒これからもお体に気をつけて下さいね。。

遅いかもしれませんが・・もう一度病院へ行ってちゃんと診てもらおうと思います。
今では誰も心配などはしないし、自分でも普通に毎日を過ごせているので今まで気にしていなかったのですが(物忘れや視野傷害があっても自分の注意不足かなと思ってました)、最近になって完治しない病気と知り、自分の体のことをもう少し分かってないといけないと思いました。

本当に有難うございました。

お礼日時:2006/07/28 22:21

こんばんわ。

はじめまして。
貴方のお考えを否定するようで恐縮ですが…個人的には、今回輪切りにした場所が、丁度上手い具合にその部分を外れていたのではないかと思います。
あるいは、どれだけ細かく撮れる機械かにも因ります。
(今のところは未だ「再生した」と捉えるのは仮説の域を出ない気がします。)

でも、人間の脳細胞にはまだまだ分からない未知の可能性が沢山残っています。
再生する場合もある という事も次第に分かって来ていますし。

障害部位が治らなくても記銘力が回復する事は多々あります。
勿論、再生によって治る可能性もあるでしょう。

理由はどうであれ、貴方がどんどん回復なさって、元気にお過ごしになれますようお祈り申し上げます。

この回答への補足

早速のお返事、本当に有難うございます。

退院時に撮ってもらったMRの画像は、脳全体に白い点々が無数にあり本当に衝撃的で、あの画像は凄く鮮明に覚えています。(記銘力障害を含め意識障害だったのですが。。)
でも3年前にとってもらった画像には点一つ無く、その頃は『脳挫傷』が治らない病気とは思っていなかったので先生の言われるがまま、頭痛薬だけもらって帰ったんです。
7年前と今を比べると、確かに今は普通の生活が出来ていますし、物覚えが悪いのも人より少し劣るぐらいでそんなに気にならなくはなっていますが。

ただ、後遺症が完治したと分かる方法はあるのでしょうか?
やっぱり自分の意識だけでしょうか?

あと他に『視野傷害』もあるのですが、視野傷害については脳外科の先生に言って診断書に書いてもらったのですが、眼科で検査をしても異常はないといわれそのままの状態で今まで過ごしてきました。
今でも、運転していて右側が視界に入ってなかったり(そのことで事故はまだありませんが、右側から来る車や人に凄く驚いてしまいます。。)、テレビやパソコンの画面を普通に見ていても右側だけ見えてないことがよくあるんです。。。
やはりもう一度7年前の脳外科や眼科で診てもらったほうがいいですよね。。。

KAAZ様が『専門家』だからと長々と質問してしまい申し訳ありません。。。
もしお時間がございましたらお聞かせください。。
宜しくお願い致します。

補足日時:2006/07/28 04:24
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!