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数千年前に急激に増えたのでしょうか?
SEXの好きな民族だったのでしょうか?

A 回答 (8件)

 


  基本的に幾つかの理由が輻輳しています。
 
  1)まず、中国は、黄河・揚子江を擁し、肥沃な大平野があり、古来より、麦・米の栽培による灌漑農耕があり、「四大文明」の一つだともされています。二千年乃至三千年以前から、肥沃な土地にあって農業を営み、養える人口が、他の地域よりも多く、結果的に、古代から人口過剰になっており、農耕地をどんどん拡大し、揚子江南岸の三国志時代の呉などの地域は、あまり農業生産性が高くなかったのですが、ここも農耕地に変え、食料生産能力を高度に上昇させました。そのため、古代、二千年とか辺りからすでに人口問題があり、周期的な大戦争や天災で、死んだり、餓死したりで、人口調整がなされていたとも云えます。つまり、昔から、中国は人口が多かったのです。人口密度も高かったのです。
 
  2)上の周期的な人口減少があるということは、それを回復するための努力や、また自然に回復する理由があったとも云えます。その理由の一つは、中国の社会が、農業文明であって、農業文明では、人口調整は自分たちでは行わないのです。つまり、生まれる数だけの子どもを育成しようという文化慣習があります。この結果、戦争・天災などで、減った人口はすぐに回復するということが繰り返され、また、このような経験を蓄積した文化として、「子どもはできるだけ多数造る」というのが、歴史を越えて、文化の基底習慣にもなってしまいました。
 
  3)もう一つの理由として、中国の社会の構造があります。中国は、大家族制社会で、もう一つ大結社的社会でもあるのですが、中国の歴史上の争い、戦争や政争などは、大家族・大結社の規模や、どれだけ、それらを糾合できるかで決まりました。従って、大家族は、人数が多いほどよいというので、農業文化の基本である、子どもは造れるだけ造るという原理以外にも、社会的競争の結果、大家族集団では、育てることのできない子どもは、力ある、大家族の別の家族が引き取り養うという形で、単に、農民家族が多くの子どもを育てるというだけではなく(これだと、個人家族の限界が出てきます)、大家族共同体が、そのなかで、多数の子どもを再生産するという、大共同体レベルで、多産多育成を可能とする社会機構があったので、そういう機構がない農業社会に較べ、多数の子どもが、成長し得たということで、人口増大がすぐ起こったのです。
 
  4)あまり説明が長くなるのも困りますから、もう少し簡単にしますが、次に、社会の「近代化」という問題があります。農業生産を基盤とする社会は、可能な上限まで人口を増やします。国連が食料を援助すると、その援助分だけ、人口が増えて行ったりします。しかし、先進近代国家は、人口減少へと現実的に向かっています。この理由は、高度文化社会となると、餓死の心配などはなくなり、国家の国民支援も、制度的に保証され、子どもをたくさん造って、家族や自分たちの「保険=保証」にしようという必要がなくなることがあります。また、高度文化においえ、義務教育他高等教育も普通となり、生活費用も高くなり、一人の子ども成人させるのにかかる費用が大きくなって行き、多くの子ども育てるということが、合理的でなくなってきます。不可能になるとも云えます。国民全体が、餓死などない、相応に豊かな生活水準になり、義務教育の普及が90%を越えて来ると、こういうことになり、人口増加は逆転して人口減少になります。これが先進国の実状です。
 
  5)現在の先進国も、1世紀前には、実は、人口増大していました。先進国はどこもかも、産業化の時点から較べて、数倍から十倍ぐらいの人口に増え、その後、増加は停止し、減少へと転じます。このパターンからすると、現在世界の後発国は、産業化をすすめ、教育の普及などを進めていますが、この結果としての人口増大があります。衛生思想や技術の普及で乳児死亡率が低下し、人口増大へと転化した国も多数あります。中国もそうであり、1世紀前に較べ、第二次世界大戦などを経過したにも拘わらず、産業化・先進化の歩みの途上の人口増加を経験していると云えます。
 
  インドやバングラデシュや、アフリカなどの人口増加はどうなるのかは、主に第五の理由が共通しています。その他には、インドには、また固有の事情があります。とまれ、中国は、先進国化してしまえば、人口増加は停止するはずですが、「先進国化」というのは、文明の展開で、最初に突破した少数の国々・地域だけに可能で、後発諸国は、そういう可能性はないのではないかという可能性もあります。つまり、中国が近代化・先進化する見込みはないという可能性が高いです。先進化への開始から、実現までのあいだに、日本・欧米で、数倍から十倍ぐらいの人口増加と言いましたが、その数字からすると、中国が近代化を進めて行く過程で、いまから、農業国であった理由での人口増大とは別の要因の人口増大が加わって、まだまだ、増えて行くと考えられます。
 
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No.1の方の補足です。


単に面積が広いからだと思います。
私が持っている資料は1994年のものですが、人口密度にしたら日本のほうが高いです。

参考までに、いくつかの国の人口密度(人/km×km)を。
日本・・・331
中国・・・126
シンガポール・・・4741
韓国・・・448
アメリカ・・・28
ちなみに最高は
モナコ公国・・・17222

ということで中国、まだまだ少ないです!

この回答への補足

ありがとうございます。
確かにこれは有力な説かもしれませんね。
ロシアはもっとでかいですが、気候がよいともいえないし、インドが多いのも分かります。

補足日時:2002/03/10 09:55
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ホント多いですよね!


人だけでなく、動物や虫も多そうですが・・・(^_^;)
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この質問には関係ない話ですが、


NO.3の方の回答に対する補足
>なぜあの国だけダントツに、人口が多いのか?
ちなみに、世界で2番目に人口の多いインド(約9億7千万)は、50年以内には中国の人口を抜くと地理の授業で習いました。
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ぶっちゃけていえば、労働力確保のためです。


農業にしろ、手工業にしろ人数が多いほうが、労働力が増えるからですね。
インドなども人口が多いのは同じ理由からです。
さらに成長途中で病気で死んだりするのも念頭に入れてるわけですが、
医療の進歩により死ななくなったけど、多産の習慣は残っていると。
さらにさらに、中国では一人っ子政策を推進していますが、
男子を欲しがる習慣(?)があるため、男が生まれるまで産むという事情もあるようです。特に農村部では。
この場合、女の子は届出がされない「幽霊人口」となる場合もあるようです。
そのため、実際の人口は公証より多いのではないかと言われています。
さらに!中国は「人口=国力」と考えてるフシもあるようです。
たしかに、戦争となると、最後は人数がものをいいますからね。

ちなみに「買春ツァー」はドイツも多いそうです。
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なんか凄い発送ですね。

 スケベとは・・・
随分と昔に学校でチラッと習っただけであまり覚えてはいませんが、
中国とは非常に秩序が厳しく国民意識の強い国なんです。
それに、日本なんかと比べるとやはり経済の成長に出遅れています。
いわば、貧富の差が大きいようです。
このため、家族が協力して家庭を支えるという考えが常識です。
だから子供を何人も作るんです。
確か子供が2人だったか3人以上いれば、その人数に相応した
援助を国から受けれるようになっているんです。
まぁ、国土が非常に広く気候がいいというのもあるんでしょうが、
住めない地域も多いですからね。
特別スケベだなんてことは絶対にありません。

この回答への補足

解答有り難うございます。
SEXが好きといっているだけでスケベとはいってないけど・・

それはさておき、なぜあの国だけダントツに、人口が多いのか?貧しいというのがでていますが、
貧しい国は他に沢山ありますし、SEXが好きというのを否定は出来ないような気がしますが。
嫌いだと出来ませんよね。
いつから世界ナンバー1の人口になったのでしょうか?むしろその辺がこの問題の解決かもしれませんね。

補足日時:2002/03/09 22:22
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 中国は、過去戦争をする度に人口の均衡を保っていたのです。


(三国志などを読めばよくわかります。一つの戦で幾万の人が死んでいます)
ここ最近の歴史では、日本が大虐殺したぐらいですから。
(誤解の無いよう補足しておきますが、これはよくない事ですし心の痛む事です)
このように、戦争がなければ増えるのは常識。
 また、社会・経済的な問題もあるでしょう。
子供が多くいた方が、生活が楽になる国なのかもしれません。
農耕社会では、よくあることです。
土地もたくさんありますし。

ちなみに日本人が一番むっつりスケベです。
海外で買春旅行したり児童買春とかで、ブラックリストの国です。
AVが一番売れている国でもありますし。
人口増加とSEX好きは、あまり関係無いと思いますよ。
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中国は広い。


人口はそれゆえ多い。

しかし、人口密度にしてみると、それほどでもなかったりするのでは?
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