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 たとえば「群」という漢字。
 普通は右(つくり)に「羊」、左(へん)に「君」ですが
 十八史略のような古書では「上に「君」で、下に「羊」とかかれてあります。
 こうした漢字の上下左右の逆転はどういう理由で起こるのでしょうか?
 また他にどういう例があるのでしょうか?
 教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

他には


期・朞、棋・棊、裏・裡、讐・讎、闊・濶、脇・脅(元々同じ意味です)
等でしょうか。
前の方に付け加えますと、
嶋・嶌 に加え島、鵝・鵞 に加え[鳥我]

>上下左右の逆転はどういう理由で起こるのでしょうか?
素人の想像で恐縮なのですが、#2さんのリンク先の正字体についての記述が参考になると思います。
つまり「逆転が起きる」というよりは、元々は構成に関して特に規範がなく、いろいろな組み合わせ方の字体があったが、正字を認定するにあたり(見やすさ、書きやすさ、部首の位置をそろえるなどの基準で?)一つの自体に整理された、ということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

異体字の発生に対する推測、ありがとうございました。
 元々は特に規範がなかった! 
 うーーん。そういうものだったような気もしますね。
 実は経営者や政治家に向けて漢文勉強会を主宰している者です。
 私も含めてある程度の造詣が深い人も何人かいます。
 その上で生まれた素朴な疑問です。
 もし、実は誰にもはっきりした根拠が分からないというのが結論なら
 それはそれで十分なのですが、もう少し調べる必要がありそうです。

お礼日時:2006/08/12 14:19

Wikiの「字体」の項目に異体字として説明があります。

誤字や書き癖が認知されたというようなことも多かったみたいですね。形成文字だとわかればなんとか読めますから。
異体字の中の「字体の構成要素の位置が異なるもの」の例が挙げられています。
隣・鄰、 和・、 飄・飃、 峰・峯、 群・羣、 鵝・鵞、 
鑑・鑒、 慚・慙、 晰・、 稿・稾、 雜・襍…
たくさんありますね。
この他では 略 ・畧  がそうでしょうか。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E4%BD%93% …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
 Wikiの異体字の項、さっそく検索しました。

お礼日時:2006/08/11 16:25

他例として思い付くのは…



左右逆転:峨/峩、嶋/嶌、峰/峯、崕崖、崘/崙、﨑/嵜
上下逆転:嵒/嵓
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