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行列の出来る法律相談所をよく見ているのですが、毎回おなじみの4人の弁護士が
それぞれ見解を述べてジャッジを下すのはよく分かるのですが、弁護士も私たちと同じ人間ですから、
1人1人違った意見を持つのは当然なのですが、結論まで違うのが頻繁にあります。
実際に弁護士や裁判にかかわったことがないのですが、法律というのはシロクロはっきりつくものと思っていたのですが、
どうして毎回結論が分かれてしまうのでしょうか?(2対2、1対3によく分かれます。)
バラエティなので、事前にシナリオがあって、わざと激論する仕組みになっているのでしょうか?
それとも4人のジャッジが一致しないほど、本当に微妙な事例ばかりなのでしょうか?

A 回答 (3件)

刑事事件であれば、ある一定要件を満たせば必ずクロになり、一定要件を満たさなければシロになります。

これは明確です。真ん中というのはあり得ません。
しかし、「行列」などの番組で扱っているのは民事です。民事の場合、個々のケース、内容によって法律の当てはめかた、関係などが異なってきます。ましてや心の問題であることが多いですしね。
例えば慰謝料1000万がMAXだとして、裁判をやれば刑事事件のように1000万か0かということではなく、500万だったり300万だったり10万だったりすることもあるわけです。

こういうのはこれまでの判例とか学説を見ながら、大体の正解を積み上げていく作業になります。

ああいう番組で取り上げるのはシロかクロかはっきりしていない、つまり内容が微妙に変化しただけでどちらにも転がる灰色の問題が多いですから、弁護士の判断もそれぞれの経験からの判断ということになり、分かれることになるのです。

ここの回答者だって、同じ専門家でも見解が分かれることがありますよね。それと同じです。
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こんばんは。


見ている限り、意見が別れるのは、本当に微妙な事例が多いように思います。
ただ、たまに、1対3になっているときは、1の人の意見がそりゃおかしいよ~ということもあります。

法律は抽象的なものであり、実際の事件は様々な事情が複雑に絡みあっていると言うことも少なくないので、判断が別れることはそれなりにあると思いますよ。
実際、最高裁の判断でも違憲が2つに別れることがままありますし。7対8なんてこともあります。

参考になれば。
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まぁ、意見が分かれたほうが


番組としては盛り上がるでしょうから
多少のヤラセはあるかもしれません。
ちなみに私の個人的な意見としては、
トラブルを解決する上で(裁判等も含めて)
単純に法律だけで解決できる部分は
全体の20%くらいで、残り80%の部分は
経験測や、一般論などで判断されます。
法律は単に書いてあるとおりに判断されるのではなく、
その他のいろんな状況や当事者たちの感情なども
総合的に考慮されるのはご存知かと思います。
よってその80%の部分で
意見が食い違うのではないでしょうか。
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