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法と道徳の違いとはいったいなんなのでしょうか?

気になって仕方が無いです。
誰か教えてください。

A 回答 (10件)

法律違反をしても、ばれなければ罰せられません。

飲酒運転などで捕まる人は、運が悪いのです。傷害などは、人に迷惑をかけますが、未成年者飲酒などは、掛けません。私も18歳で飲酒してましたが、それは「自己責任」でと言われました。要するに、法律は抑止力を期待するために作られたものであって、一人一人を縛るものではないと考えます。
違反をして捕まれば、その人の責任。捕まらなかったらセーフです。ただ人に迷惑を掛けてはいけないと思います。それは道徳に違反したことになります。

今までの人が言われてますが、スピード違反は道徳違反と言えるのでしょうか?制限速度などはあくまでも今の社会において人間が決めたものに過ぎない。普遍性のないものを道徳としていいのだろうか?

その違いだと思います。
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法と道徳、どちらも社会における行為規範(ルール)である点は同じです。



ドイツの法学者であるRudolf Jheringによれば
法の本質は(外面的)「強制」であるとされています。
法は、かくあるべき状態を国家権力によって維持できる点が
道徳規範と決定的に異なる点なのです。
(強制の具体例は刑罰や債務の強制執行など無数にあります)

我が国では、主権者たる国民一般に信じられている規範意識(道徳)に
沿うように法の内容が決められています。
道徳的規範に反しない行為が法規範に反するとなると、
如何なる行為が違法となるか予測が困難となり、混乱を生じるからです。
(道路交通法のように、技術・政策的な法はこの限りではありません)
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NO7さんの言われるように、質問が具体的にならなければ、具体的に答えにくい事は事実でしょう。



ただ一般的に答えると、「道徳」とは、その社会で生活している人間皆が守るべきルールではあるが、それを守らないからと言って、国家から刑罰が科せられたり、一般私人である相手方から損害賠償請求されたりするわけではないと言え、「法律」も同様に守るべきルールではあるが、「道徳」よりもその範囲が狭く、最低限守らなければならない事であるため、それを守らないと、刑法を守らなければ、国家から「刑罰」を科せられるし、民法を守らなければ、一般私人たる相手方から「損害賠償請求」等をされてしまう、と言えるのではないかと思われます。

つまり、法律で保護されている事の方が、道徳で保護されている事より、守らなければならない度合いが大きい、と言えると思われます。具体例で言えば、電車の中で自分は座席に座っていたが、その後老人が乗って来たが空いている座席はなく、自分の近くに立っていた場合、「道徳」から言うと、自分は老人に席を譲るべきである、と言う事になります。しかし、立っている老人に席を譲らなければ、何か刑罰を科せられたり、その老人から「席を譲れ」と強制されたり、まして強制執行される事はありませんので、この場合に「老人に席を譲る」と言う事は、法律で保護までされている事ではない、と言えるわけです。
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見てのとおり、いろんな方向の回答が出ていますね。


その原因はなんとなく想像付くかと思いますが、
「法と道徳は何が違うか」という問題の立て方に少々無理があるのではないでしょうか?

というのも、一言で言えば「道徳いろいろ、法もいろいろ」なわけで
十羽一絡げにして対比させるのはかなり無理があると思います。

ここは法律カテゴリーなので法サイドの視点で書けば…

道徳のうち特に厳しく律するべきものを法とした場合もありますが、
(「法は最低の道徳」という格言はこのこと。刑事法、民事法理念の基本なのは間違いない)
一方で道徳のないところに新たに道徳を作る、という効用もあります。
(道路交通法が典型的。あとは戦後の親族・相続法もこの類)
また、システムのルールとしての法もあります。
これはいわゆる社会道徳とはあまり関係がないですね。
(多くの行政法や、憲法で要請された法律なんかはその類)

なので、問題を具体化しないと、すっきりした答えを望めないのではと思います。
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法律の基礎を学ぶとわかると思いますが、


法律=道徳です。
もともと人間社会で生きていくためのルールみたいな
部分が道徳でしたが、中でも、「人を殺してはいけない」
であるとか、「物を盗んではならない」といった部分を
法律として、罰則を与えるようにしています。
さすがに、「茶碗にご飯粒を残してはならない」という
ようなことは法律にしませんよね?

法律は「絶対に守らなければならない道徳」であるのに対し、
道徳は「必ずしも守らなくてもよい教え」というのが
良いのかもしれません。
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 広い意味で捉えたら、道徳も法に含まれます。

(いわゆる「慣習法」というやつです…慣習法には、従来の「法律」の他に、「道徳」「風習」などがあります)。そして、その中でも、お上が特に国民(市民)に遵守を求めるべきものを「法」として定めたのです。つまり、「法」は慣習法の中の部分集合なのです。
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法は外面的強制力、道徳は一般的な常識(内面的な原理)ではないでしょうか。

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明確に定められている点と、個々や地域の慣習に支えられた曖昧な点ではないでしょうか。

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罰則があるかないか、ではないでしょうか。


道徳に反すると「社会的制裁」はあるかもしれませんが。
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