プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、新築を計画しています。
細かい見積もりが出たのですが、よくわからないところがあるので教えてください。
断熱のため、屋根と外壁にALCを入れてもらうことにしての値段なのですが、
◎屋根下地
  ・高断熱、耐火野地板(ハイノジ50使用)
   t=50mm    258,000円
◎外壁
  ・t=37mm    510,000円
ということです。
しかし、内訳明細書には、サイディング15mm、218,99m2で、単価5,500円、合計1,204,445円となっています。
ALCを注文しているのに、サイディング??
ALCには化粧板のようなものがあるのではないでしょうか?
素人なので、なにもわかりません。
もしも、その化粧板でいくとしたら、いくらになるのでしょうか?
なるべく、低コストでいきたいので、よろしくお願いします。  

A 回答 (4件)

No1です。



>サイディングも色々あると思うのですが、その種類によって、どのようなメリット・デメリットがあり、価格がどのくらい違うのか、まったくわかりません。

先ずALCが”断熱材では無い”ということを認識して下さい。
断熱の基本は”空気層の密度と厚み”ですから、ALCだけで住宅に必要な断熱性能を得ようとすれば100mm程度の厚みは必要になる筈です。

それでも木造住宅用に使われる37mm厚のALC板は”太陽からの輻射熱を内部に伝えにくい”という点では、窯業系や金属系のサイディングより優れていると思います。

具体的なデータなどは解りませんが、真夏の炎天下でもALCで建築中の家の中では、木陰に居るような涼しさを感じた経験があり、これはサイディングとは明らかに違いました。

逆にALCの弱点は耐候性の低さです。
外壁の最も重要な役割は風雨、日光の紫外線から家を守る事で、断熱性・遮音性などは二次的な役割だと思いますが、ALC板の場合は風雨・紫外線からの耐候性の全てを塗装に負わせています。(これは無塗装のサイディングにも云えることです)
ALC板自体および板間の目地(コーキング)は、基本的に塗装のみによって守られていますから、定期的なメンテナンス(目地の貼り替え&再塗装)は必須です。
つまりイニシャルコストは安くても、ランニングコストは割合と高いのがALC(及び無塗装サイディング)最大の欠点と云えるでしょう。
一概に何年おきとは云えませんが、家周辺の交通量が多かったり(絶えず震動を受けるという意味)、日当たりの良過ぎる住宅ならば、早ければ10年以内にで外壁のメンテナンスが必要になります。
これは耐候性(値段も高い)の高いサイディングや、流行のガルバリウム鋼板貼りなどと比較すると、相当早いサイクルになるでしょう。

それではいったい何がお薦めか? と問われると、好みの問題や工法の違いもあり一概に言えませんが、選択する上でのポイントとして以下のアドバイスをさせていただきます。

1.依頼する工務店で最も施工実績がある物を選ぶ。
  (アフターメンテナンスが受けやすい)

2.外壁に多くの性能を求めず、耐候性を優先して考える。
  (断熱性能はしっかりした断熱材の施工が最も効果的)

3.イニシャルコストではなく、ランニングコストを重視する。
  (1度のメンテナンスでコストは逆転する場合もあります)
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。
我が家建設予定地は、小山の天辺で、交通量は全くありませんが、日当りはよくわかりません。
お願いしている会社は、主にサイディングを使用しています。
耐候性のことは今まで考えたことがありませんでしたので、これから少し考えたいと思います。
コストのことですが、10年以内にメンテナンスをかけるようになるのであれば、予想外の出費でかなりキツイです。
そのあたりも考えてみないといけませんね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/16 07:56

はじめまして、


高断熱と書いてあるので、断熱材の値段なのでは、
断熱材にはグラスウールと発泡ウレタン等が有りますよ。
断熱にこだわるならば、外壁の下地や構造、通気や喚起について聞いてみては。
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>断熱のため、屋根と外壁にALCを入れてもらうことにしての・・・


施工業者が「断熱材としてALCを使用することを依頼された」と勘違いされているのではないでしょうか?
断熱材は通常はグラスウール等を柱間に挟みこむので、外壁材としてはALCかサイディングどちらかでよろしいと思います。
仰るようにALCには化粧板があり、それに吹き付け剤を施工します。
サイディングは塗装済みのものと素版に吹きつけするものとあります。
施工業者に対比の見積もりを出してもらって検討すればよろしいかと思います。
カタログをご覧になって具体的な品番も決めてからの比較のほうが誤解を防ぐことになりますのでお勧めです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうです!断熱のために。。。と施工会社に説明しました。
多分、Fiveleavesさんのおっしゃるとおり、勘違いされているのかもしれません。
グラスウールの事ですが、ある会社に聞くと、湿気を含んで、10年も経てば、へたれて断熱効果はなくなってしまうと聞きました。
なので、ALCをプラスしてお願いしたのです。
私も、家のことなどまったくわからないので、この見積もりが妥当なものなのか、疑問で仕方ありません。
前に、この施工会社の内覧会に行ったのですが、2階部分が異常なくらい暑かったので、なおさらALCをお願いしました。
家を造るって、本当に大変ですね!
ありがとうございました!

お礼日時:2006/08/15 15:21

ALCは無塗装の気泡コンクリート板ですので、外壁には塗装して使用します。



t=37mmと書いてあるので木造住宅の様ですね。
それならば通常は外側から、 ALC(外壁)~通気胴縁~透湿防水シート~断熱材(グラスウール等)~防湿気密シート~石膏ボード(内壁) となる筈ですから、もちろんサイデイングは必要ありません。

また、屋根断熱材としてALCの耐火野地板を使用する場合は外側から、瓦~ルーフィング~ALC野地板とし、小屋裏の通気層を経て断熱材(グラスウール等)~天井板となります。

いずれにしても”サイデイング15mm”の積算に関しては??ですが、外壁の塗装は必要ですので内訳明細の別項目に外装の塗装費用があるかを見てください。
※単価\5,500/m2とあるので、それならば高いと思いますが。。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございます。
塗装費用ですが、「塗装・防水費用一式、246,514円」とあります。
サイディングも色々あると思うのですが、その種類によって、どのようなメリット・デメリットがあり、価格がどのくらい違うのか、まったくわかりません。
よろしければ、そのあたりもアドバイスがあれば、お願いします。
わかりやすい回答ありがとうございました!

お礼日時:2006/08/15 15:14

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