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「質問NO.2342312」からの疑問点
There is more of you to love.
は第一文型だと皆様より回答をいただきました。私はBE動詞は全て不完全自動詞で補語が必要だと解釈していました。でもそれはどうも間違いのようです。次の解釈で正しいでしょうか?ご教示ください。
(1)I am Tom.(S+V+C) 不完全自動詞(補語必要)
(2)Tom is. (S+V) 完全自動詞 (補語不要)
(3)There is a book.(S+V) 完全自動詞 (補語不要)there は補語とは考えない。
混乱しています。まずい質問ですが、初級者に解るようにご説明いただければ助かります。以上

A 回答 (2件)

確かにbe動詞の一般動詞としての用法としては、不完全自動詞でSVCの文型をとるものが多いのですが、完全自動詞としての用法もあります。

辞書をひけばいくつか載っていると思うのですが。

質問中にある例について分かる範囲で回答します。

>>(1)I am Tom.(S+V+C) 不完全自動詞(補語必要)

その通りです。

>>(2)Tom is. (S+V) 完全自動詞 (補語不要)

挙げられている例文はあまり意味をなさないと思います。
"Who is the fastest runnner in this class?"
などの質問への回答として"Tom is."という文章は考えられますが、この"Tom is."は"Tom is the fastest runner in this class."の"the"以下の省略と考えられるので。

倒置の起こっていない完全自動詞としてのbe動詞の用法としては、副詞句を伴うものが一般的です。
"Tom is in Japan this summer."
この例文では"in"以下は副詞句であり、文の要素で言えば修飾語句(M)です。ですから、SVの文型でbe動詞は完全自動詞で、「ある、いる、存在する」の意味を表しています。
他にも
"The wedding was last month."
という例文も考えられますね。この場合はbe動詞は「起こる」のような意味の完全自動詞です。ちなみに"last month"は前置詞を伴わないで副詞句を形成しています。

>>(3)There is a book.(S+V) 完全自動詞 (補語不要)there は補語とは考えない。

"there"は副詞ですから(一部名詞的に使う用法もありますが一般的ではないです)、補語とは考えられません。"There is~."の構文の解釈については何度もここでも質問されていますが、普通、"~is there."の倒置と解釈されます。"(M)VS"という語順になっているわけです。この場合のbe動詞はおっしゃるとおり、完全自動詞です。意味は(2)の場合と同じで「存在する」です。

個人的には、実際にはbe動詞を使う上で、完全自動詞か不完全自動詞か、ということはほとんど問題にならないのではないかと思います。文の要素の判別ができるのであれば、be動詞の用法自体はすぐに判別できます。

(2)については、
"S be動詞 + 副詞句."
(3)については、
"There be動詞 S."
"Here be動詞 S."
"There S be動詞."
"Here S be動詞."

の用例が分かっていれば十分かと思います。

あまりうまく説明できずスミマセン。お役に立てればよいのですが。勉強頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。今回はお2人の方から素晴らしいご説明をいただきました。回答者様のご好意に感謝しつつ、熟読させてもらっています。「日本にも善意のある方々がたくさんいらっしゃるのだな」とこの企画を使わせていただいて感動しています。健康に気を付けて、益々のご活躍をお祈りしています。 まずは御礼まで。

お礼日時:2006/08/18 11:39

there is 構文は従来から五文型の類型の中に入らないと言われてきた文章の型の一つです。



他にも、五文型の分類に入らないと言われている文章の型はいろいろあります。
そうは言っても、いろいろな形で五文型の中に入れてしまうことをよくやります。基本五文型として、基本形を作ったほうが全体の見通しをつける上で、羅針盤のような役割を果たし、いろいろな意味で都合が良いからです。

日本の英語教育で抜けている点の一つに、五文型が何のための分類なのかと言うその意義付けがされていないと言うことがあると思います。

五文型は、主語と動詞、そして、目的語や補語の関係を観察して、その関係性で文章全体を分類しようとしたものです。

第一文型は、主語+動詞で意味が一応完結するもの。
第二文型は、主語+動詞で意味が完結せず、意味を完結させるために、補語を必要とするもの。補語は、補うものと言う意味なので、補う対象と基本的に実態は同じものになる。
第三文型は、主語の外界への働きかけを意味し、その働きかけの対象を一つ取るもの。主語が働きかける対称なので、目的語は、基本的に主語とは異なるものになる。
第四文型は、主語の外界への働きかけだが、その働きかけの結果、目的語が何らかのものを得ると言う形になるもの。つまり、間接目的語(人)が直接目的語(もの)を得ると言う関係性が成立する。簡単に言えば、第三文型の目的語の位置にまた第三文型が組み込まれ、その動詞が略された形となる。He gave me the book.は、He gave (I got the book). の意味が隠されている。
第五文型は、第四文型と同じく、第三文型の目的語の位置に、第二文型や第三文型が隠されているもの。
He asked me to go to the park.「彼は、僕に、公園へ行くように頼んだ。」は、He asked (I go to the park). と言う意味になっている。


その意味で、「BE動詞は全て不完全自動詞で補語が必要だ」と考えてしまうと、たとえば、He plays tennis.は第三文型ですが、He is playing tennis. はさて、第何文型かと迷ってしまうはずです。
動詞と他の要素との関係性と考えれば迷うことなく、これは、He plays tennis. と同じと解釈でき、第三文型になります。なお、この場合のbe動詞は助動詞と考えてしまいます。

前置きが長くなりましたが、There is more of you to love. は、「(君には)他に(僕が)好きなところがたくさんあるからさ。」と言う意味であり、簡素化すれば、「ところがある」となります。これは、たとえば、「彼がいる」と同じです。よって、これは、第一文型となるわけです。

なお、あまり文型の分類にこだわる必要はないと思います。いろいろな分類の仕方があり、十二文型とか、十四文型などを提唱される方もいたはずです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。今回はお2人の方から素晴らしいご説明をいただきました。回答者様のご好意に感謝しつつ、熟読させてもらっています。「日本にも善意のある方々がたくさんいらっしゃるのだな」とこの企画を使わせていただいて感動しています。健康に気を付けて、益々のご活躍をお祈りしています。 まずは御礼まで。

お礼日時:2006/08/18 11:40

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