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例えば小田急のように形式の違う車両同士を連結して走行させる場合、当然形式によってモーターや加速度合い、ブレーキの操作性、効き具合など全て違うと思うのです。それを先頭の運転席から一括して操作するのですが、どういうように同調させているのでしょうか。前の6両の加速が鈍いモーターで、後ろの4両の加速が鋭いとすると、どちらかに合わせる仕組みがあるのでしょうか。ブレーキについても同じような疑問が湧きます。

A 回答 (3件)

こんにちは。


鉄道会社で乗務員をしております。

併合すると、性能を合わせるシステムがある車両や、
ブレーキシステムが異なる電気指令式と、電磁直通ブレーキとを読み替えで併合させたりするケースが、最近は目につく様になりましたね。

私の勤めている会社では、異なる車種を終日分割併合させております。
車種同士のブレーキは同一種に合わせて運用を組んでいますが、加速度はまちまちです。加速度0.97m/s?のクルマもあれば、加速度0.83m/s?のクルマもあります。

また、界磁チョッパ車なのか、VVVF車なのかでも異なりますし、
VVVF車でも、製造メーカーの種類によっては中間速度域での加速特性が異なります。

加速度切り替えの機構は無く、そのままの連結です。
従って、併合時のクセを把握していないと、ショックの無いスムーズな運転は出来ません。逆に言うと、そこがプロの腕の見せ所です。
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加速度やブレーキ力はまちまちです。


同じ系式の車両であっても経年で差が出てきますし。
加速度やブレーキ力を同調させるということはありません。
一斉に加速するかブレーキをかけるかの指令だけです。

新幹線がいい例ですね。
ブレーキをかけて停車するときなどはかなり大きなショックが来ます。
これは連結している車両同士のブレーキ力の差によって起きてしまうのです。
設計上同じ数値にしていてもそれは机上の論理であって、実際はかなり差が出てきます。
最新の技術の新幹線でさえそうなんですから。

少し前の常磐線103系では基本の10両が1000番台車両で付属5両が基本番台車両の時に、かなり大きなショックがありました。
転んで怪我をしたなんて苦情もちらほら聞きました。
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単純に説明すれば、運転席のマスコンなどからの指令をそれぞれの車両の制御装置で自車システムに合わせて読み替えています。

小田急などの場合は初めから混結前提ですから、各形式の基本性能をそろえて、混結しても問題がないようになっています。

ブレーキの場合も同様で、近鉄のように読み替えシステムを搭載して、電磁直通式と電気指令式の併結が行われています。

但し、特定の車両に限定したシステムがある場合、混結するとその性能やシステムが機能しない場合があります。
JRグループの場合、113系と115系の混結は可能ですが115系にある抑速ブレーキは使用不能。近鉄の22000系(ACE)やJR西日本223系は前者は近鉄の他の特急車、後者は221系との混結運用が可能ですけど、この場合は最高速度が120km/hに制限されます。
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