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私の父(65歳)は6月末に肝ガンのため、肝臓の右後区域と胆嚢の摘出手術を行いました。

術後10日くらいで抜糸、ドレーンも抜きました。その4日後に、肝臓の切り口辺りに膿と思われるものが溜まった為、再度ドレナージしました。採取した膿を検査したところ、このときには陰性だったようです。
8月あたまにようやくドレーンも抜け、退院しました。

しかし1週間後に高熱を出し、CTを撮ったところ、同じところに膿が溜まり、再度入院しドレナージしました。今回は膿からMRSAが見つかったため、退院が少し遅くなるようなのです。

父の場合はMRSAによるどんな感染症が予想されるのでしょうか?
ちなみに父は3年前に肺ガンと大腸ガンの摘出手術をしていますし、今回も発熱が長く続いたので同世代の方より、かなり体力が劣っています。

医療に関して素人なので、不適切・不明瞭な表現がありますこと、ご容赦ください。
回答お待ちしています。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

お父様の体調、心配ですね。



MRSAについてですが、MRSAとは細菌です。
正式名称はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌です。
ペニシリン系の抗生物質ですが、MRSAはほとんどの抗生物質に耐性を持っています。

また、MRSAに感染すると咳・くしゃみ・発熱などの風邪のような症状から始まり、髄膜炎、肺炎、腹膜炎、腸炎、敗血症などです。
お父様の場合、肝臓の手術をなさっているとのことですので、術創の化膿・腹膜炎・敗血症(血中に細菌が入り、全身感染をおこすこと)を起こす可能性が高いと思います。

MRSAの治療には、唯一バンコマイシンという抗生物質が有効であるとされています。
ただし、MRSAに有効なバンコマイシンにも耐性菌(バンコマイシン耐性腸球菌)が存在していますので注意が必要です。

以上、私の考えられることを記載しましたが、実際にお父様の状態を拝見したわけではありませんので、推察に過ぎません。

わからないことは担当医に直接質問してみるといいと思います。
担当医とよく話し合ってみてください。

なお、以下のサイトを参考にされるとよいと思います。
http://www.kaigo-club.com/kansen/k02.html
http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/mrsa.html

お大事になさってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
また分かり易いサイトを紹介していただき、ありがとうございます。

>お父様の場合、肝臓の手術をなさっているとのことですので、術創の化膿・腹膜炎・敗血症(血中に細菌が入り、全身感染をおこすこと)を起こす可能性が高いと思います。

なるほど、そういった感染症が起こる可能性があるのですね。
明日、再度血液検査をするようです。炎症反応をみて発症しているか確認するのかな?

ここ何日か主治医に会っていないので、こちらで質問させていただきましたが、次に主治医に会ったときには色々質問してみたいと思います。(幸いにも主治医は納得がいくまで丁寧に説明してくれる方なので。しかも私は質問魔です。)

お礼日時:2006/08/22 22:06

感染症で一番多いのは発熱や肺炎ではないでしょうか。


しかしながら、膿や血液から細菌が検出されても、必ずしも肺炎などになるわけではありません。。

黄色ブドウ球菌はどこにでもいますが、病院では抗生物質を使用するため、耐性菌(MRSA)が生まれます。
出現することは避けられないのですが、健常者は免疫力がありますし、あまり感染は成立しません。
しかしながら、免疫が落ちている高齢者、あるいは術後では手術部位から感染しやすい状態になります。

抗生物質はNo.2の方が言われてたバンコマイシン、あとはテイコプラニン、アルベカシンがあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

父は現在、保菌しているだけで発症はしていませんが、今の体力で肺炎でも起こしたら…と思うと怖いですね。

お礼日時:2006/08/22 22:12

私は、そこまで詳しくは知りませんが、私の知り合いがMRSA(黄色ブドウ球菌)の研究をしていたので、少しだけ述べさせていただきます。

MRSAは市販のヒビテン(赤い液体)で死ぬらしいので、病院ではかならず消毒しておいたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
そうですね、消毒が大切ですね。

お礼日時:2006/08/22 21:53

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