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気圧って何ですか?
 
また、空気が暖められると気圧が上がるのはなぜですか?

A 回答 (6件)

「空気の重さによってかかる圧力」です。



日常生活ではあまり意識しませんが,当然,物質である空気には重さがあります。ですから,例えば空気の底である地上では,その上にある空気の分だけ力がかかっています。これが「気圧」または「大気圧」です。

空気より重い水で考えると分かりやすいかも知れませんね。水は深くなればなるほど,周りから水圧がかかります。これは,その上にある水の重さのせいです。これの空気版が「気圧」です。

暖められた空気は膨らみます。これは,同じ体積で見ると軽くなるということ。なのでその分,上にある空気の重さが軽くなるので気圧は下がります。

ちなみに,軽くなった空気は上に上昇します。この原理(暖められた空気は軽くなり,上昇する)を利用したものが熱気球です。
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この回答へのお礼

なるほど!気圧を同じ体積で見るんですね。同じ体積で見ると、空気が膨張することは空気が軽くなることなんですね。そして、気圧が下がるとは一定体積中での空気が軽くなることなんですね。熱気球が暖められた空気が軽くなって上昇するものなら、上昇気流も同じですか?よくわかりました。分かりやすい例えと分かりやすい説明、ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/23 22:28

> 切手一枚の面積に約5キログラムの力がかかっている単位って何ですか?Paは、1m2に1kgの力がかかると習いました。



ちょっと説明不足でした。
切手の面積を 2cm×2.5cm = 5cm2(平方センチメートル)としています。
大気圧は海抜ゼロメートル付近で約 1kg/cm2 なので、5cm2だと5kgの力がかかっているということです。

なお、単位の話が出てきたので、少し説明した方がいいでしょう。
圧力の単位を「単位面積にかかる力(ちから)のこと」と説明しましたが、少し古い圧力の単位からその言葉どおりであることがわかります。
圧力 1kg/cm2 は、1平方センチあたりに1kgの力がかかることを意味します。

最近は圧力の単位にPa(パスカル)を用います。1kgの力という言い方は、今の表現では正しくないようです。kgは質量の単位で、力の単位にはN(ニュートン)を使っているからです。

今の単位で言うなら、1m2(平方メートル)あたり1Nの力が加わる場合、1Paという圧力になります。
大気圧は約1013hPa(ヘクトパスカル)です。ヘクトとは100倍を意味します。よって、今の単位での大気圧は101300Paです。
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この回答へのお礼

再度説明ありがとうございます。
説明してくださった、kg/cm2というのは単位ではなく、大気圧のことなんですね。約1kg/cm2 とは、水銀柱の760g/cm2のことだったんですね。やっと分かりました。切手の面積もよく知らなかったので、誤解してしまいました。

お礼日時:2006/08/24 12:31

#1です。



大気圧があるとは感じられませんが、実際は大きな圧力です。
では人はなぜ圧力の存在を感じず、圧力でペチャンコにならないと思いますか?
それは、体の内部にも同じ圧力がかかっていて釣り合っているからです。

水の中では、体の内部に水圧がかかっていないため、深くは潜れないんですね。
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この回答へのお礼

3回も教えてくださるなんて光栄です。体も外からの気圧に対抗してるんですね。体の中を占めている水が対抗してるんでしょうか?
ふと思ったのですが、魚はどうやって水圧に対抗してるんでしょうか?中に入っている骨と筋肉は人間の方が丈夫そうだから鱗ですかね?

お礼日時:2006/08/23 23:31

気圧とは、気体の圧力のことを言います。



圧力とは単位面積にかかる力(ちから)のことです。

大気圧といえば、地上の空気の圧力を意味します。
そのほかにもタイヤの空気圧や、ガスボンベのガス圧、ボイラーの蒸気圧など、身の回りにも気体の圧力には様々なものがあります。

大気圧の大きさですが、先ほどの「単位面積」1平方センチメートルあたり1キログラムの力(ちから)がかかっていることになります。切手一枚の面積に約5キログラムの力がかかっているのです。
日常はこの力を感じませんが、高い大気圧の所に行けば、体を動かすときに空気が重たく感じます。

大気圧を見るためには、空のペットボトルの中の空気を吸い出してみると判ります。潰れてしまします。これは大気によって押しつけられたためですね。
我々の体やペットボトルが潰れないのは、それは体の中やボトルの中からも大気圧と同じ圧力で反発しているためです。

空気が暖められると気圧が上がるということは、まず、暖める空気の入った容器の体積が変わらないという条件が必要です。

容器の中の空気の粒は暖められるほど活発に動き回ります。すると容器の内側に衝突する空気の粒のスピードが速いので、単位面積あたりにかかる力が増して圧力があがるのです。

例えば、同じ重さの野球ボールでも、遅いボールよりも早いボールをキャッチした時の方が重たく感じますね。
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この回答へのお礼

暖める空気の入った容器の体積が絶対変わらないって自然界ではありえませんですね。暖められると気圧は下がるんですよね・・。下の方に説明してくださったことを長い間信じてきました。はっきりと否定せず、やんわりと考え方を直してくださるんですね。あなたは優しいですね。
 切手一枚の面積に約5キログラムの力がかかっている単位って何ですか?Paは、1m2に1kgの力がかかると習いました。Mbは、1cm2に1ダインの力が加わることだと勉強しました。1ダイン=10-5ニュートンだから、1cm2に0.1gの力が加わるんですか?1cm2に5kgの力がかかる単位って何ですか?
これだけ、疑問が残ってしまったので教えてください。

お礼日時:2006/08/23 23:21

空気も他の物と一緒で、地球の引力に引っ張られています。

ですから地球上から宇宙空間に空気が逃げていかないわけです。気圧というとイメージしにくいかもしれませんので、水圧で考えてみましょう。海の深いところは水圧が高く、潜水艦とか使わないと人はもぐれません。水圧に押しつぶされてしまうわけです。
水圧は水のあるところにしかかからないですが、空気は地球表面からずっと上空まであり、水のように上からのしかかってきています。ですから気圧がかかるわけです。
上空とか、高い山に上ると空気が薄いと言いますよね。これは気圧が低いわけです。水も一緒ですよね、海の浅いところにいる限り水圧は高くありません。深くなるほど水圧が高くなります。

>また、空気が暖められると気圧が上がるのはなぜです
>か?
これは高気圧のことですよね
いろんな高気圧があります。下のURLに説明があります。少し説明が難しいです。いろんな高気圧があって高気圧が来ると必ず温かいのかどうかちょっと分からないですけど。
日本の天気予報でよく言われる移動性高気圧は空気が圧縮され温かくなるそうです。例えば注射器みたいなのに空気をいれて空気が漏れないようにしてギュッと縮めてやると熱がでます。それと同じことが起こっているようです。ですから、移動性高気圧の場合は空気が温められて高気圧になるんじゃなくて、高気圧になって温かくなるみたいです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%B0%97% …
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この回答へのお礼

水圧の説明とてもわかりやすかったです。ありがとうございます。
↓下の御二方に訂正されましたが、空気が暖められると気圧が下がるそうです(汗)
注射器の説明は断熱膨張の説明ですよね?よく分からなかったので、助かりました。
紹介してくださったサイトを見て、地学のテストを思い出し、改めて、勉強しなければならないことに気づきました。精進します。

お礼日時:2006/08/23 22:40

気圧とは大気の圧力のことです。


天気予報などで「中心気圧970ヘクトパスカルの大型の台風が接近しています。」などの解説を聞いたことがあると思います。
ヘクトパスカルは気圧の大きさを示す単位です。

空気が暖められると気圧は下がります。
暖まると空気が膨張し密度が下がるからです。
南の海上で空気が暖まって発生したのが台風を代表とする低気圧です。
なお、密閉容器内では、空気が暖まると圧力が上がります。ただし気圧とはいいませんね。
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この回答へのお礼

はい、圧力が密閉容器内で温度に比例するのと気圧を勘違いしてたみたいでした。気圧がよくわかりました。わかりやすい説明、ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/23 22:18

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