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彼のことです。
彼は田舎の、内科(なんでも科)医院の3代目として
めでたく県内の国立大医学部を卒業しております。
その後ですが、最初1年間は友人のお父さんの開業を手伝う意味で市内ではトップの産婦人科病院の内科診療をしてきましたが、その後の1年間は、その産婦人科病院の夜勤バイト半分と、自分の家の医院を半分で、あとは自分の時間です。
あとは、友人のお父さんが某政党の議員であることからその系列の病院でもバイトをよくします。(常勤の話もあるようですが、その『某政党』の一員とは思われたくない とのことでバイトのままいます)
もちろん博士号取得準備などさらさらしておりませんし、専門医指定取得も希望していません。勉強会にもあまり行きません。
お父さんの代理で市の医師会の常任委員会などは行きますが、それはお父さんは医学博士であり、県内国立大医学部の兼任教授だからだと思います。
本人がこれだと、今後 医師会の役員もなれないどころか、彼の代で医院がつぶれるのでは?とすら思います。
ただ、田舎の人は律儀で、彼を 若先生 と慕って下さり、私が卒業し薬剤師国家試験をとった暁には結婚して、田舎には便利な 院内処方の便利医院をつくろう♪ とほのぼのしています。
田舎というだけで、それで通るならそれでも良いですが、どういうものでしょうか?

A 回答 (3件)

私は前者の方々とは違う意見です。

現在開業医ですが、大学では講師までしていました。海外留学経験も3年あります。専門医でもあり、学位も取っております。学位というものは、、、ある疑問点について論理的に考え、検討し問題解決思考で物事をまとめる、という一連の流れをどれだけ出来るか、またそれを論文という形で発表出来る能力があるかどうか、それを示すだけのものです。偉いとか偉くないとか言う物差しではありません。医師としてのある時期、研究生活を行うと言うことは決して無駄ではありません。医学、医療は日進月歩でどんどん進んでいきます。開業医であってもそれを無視して、のほほんと暮らしていけるものではありません。開業だからこそ、第一級の知識が要求されるのです。私も何度も、最初のステップのまずさで患者さんが損をしている経験をしています。一時期でも研究生活をしているとそう言うものの考え方、思考形成が培われます。臨床をしていても、そこに問題点を発見したり、工夫をしたり、新しい治療法や診断法への興味や関心がわいてきたり、、、勉強も全くしないでゴルフや趣味に生きるのも人生かもしれませんが、医師として社会貢献をと考えるなら、まず常日頃の勉強と学習が大事です。そう言う習慣をつけることがまず医師として大事だと思います。勿論、これは専門医とか学位だけの話ではありませんので、論点からは離れていたら申し訳ありません。
以上です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。まさに私が気にしている点は991様がおっしゃるとおりのことです。
まだ29歳の彼です、サッカーの指導や町内の仕事もいいですが、医師として地域で生きて生きたいなら、責任があるし、何より年齢的にもっともっと勉強する時期なのではないかと思うのです。
勉強しまくった挙句に、現在のような生活に納まるのは問題ないと思うのですが、国家試験に合格しているだけで、医者だ。これでいい。 となるのは早いと思うのです。
田舎なので周りの人が案外無知(申し訳ございませんが、、、都会の人より明らかに無知な面が多いのです)なことをいいことに、彼がどのような診療をしようとも、処方をしようとも、その医院の信者のようになっている地域の人々から感謝されているのです。それで彼自身もいいと思っているのだと思うのです。
私としては田舎の赤ひげになるなら本気で、色々な診療科の勉強が必要で、今 お父さんがご健在の間、結婚前のこの時期にひたすら勉強して欲しいと思う次第です。

お礼日時:2006/08/24 10:06

殆ど日本にいないので医師会にも関係しないのですが、研究・基礎ならまだしも(私は研究の過程でとりましたが)、臨牀だと博士号も専門医認定も素人さん相手のコケオドシにしか過ぎないと思いますよ。



実技なしで講習会参加で専門医なんて(実技のある方が少ない)肩書きは信用が元々ある病院経営者なら二代目ですし患者さんも付いているのでしょうから要らないですよ。(^_^;)
博士号も臨牀中心なら直接に患者さんに役立つのなんて殆ど無いから必要ないでしょうし、博士号をとる時間を患者さん優先の勉強に当てるか、のんびり過ごしたほうが良いのではないでしょうか。

臨牀でしたら、書かれている性格だと良いと思いますから、そのまま彼についていかれたら如何でしょうか。
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この回答へのお礼

鋭いご回答・アドバイス 本当にありがとうございます。まさに彼はtimeup様と同じ自論を展開しているのです。サラリーマン様でも残業やノルマに追われておられるなか、8時半の医院掃除に出勤し、6時に閉めて看護婦さんにジョークを言ってから 全部 自分の時間です。休日は校区の小学生のサッカークラブチームの指導、町会の青年団。消防団にも顔を出し、友人のお父さんが開業とあれば、にわか引越屋さんに早がわり。。。。 いい人といえばいい人ですが、友人達がどんどん留学したり、大学に戻ったり、大学附属病院で先生 先生といわれている中、あなたは何してるの・・・・と思ってしまう私です。
とはいえ、おそらくこのまま結婚へと進むでしょうから、批判ばかりせず、一緒に地域貢献型医院を作って行けたらよいと思います。

お礼日時:2006/08/24 08:43

こんばんわ、うちの主人も田舎のクリニックの2代目です。


診療は内科ではなく、専門家なので全く同じというわけではありませんが・・・。
うちの主人も博士課程には全く興味を示さず、専門の認定医も義父に説得されて受ける決意をしましたが、元々が積極的ではないので2年続けて不合格です。
私は出産を機に専業主婦をしていますが、元は同じ科で看護士をしていました。
主人の積極性のなさや向上心が見られないことにイライラした時期もありましたが、私はクリニックの業務には関わりたくない為に主人の仕事のことにも口出しをしていません。

でも、博士課程や専門認定医が臨床に必ずしもプラスになるとはかぎらなのではないでしょうか?

専門認定医は臨床経験の中から必要性が生じたり、興味を持ったりすると思います。
1つの病院で(特に大きい病院で)変な癖を持った医者になるより、色々な病院で多様性を身に付けるのも考え方かもしれませんよ。
臨床にいた頃には癖の強い医者をたくさん見てきましたが、仕事で独特の癖を見せられると私生活もそうなのでは・・・と疑ったりしてましたよ^o^
医師会の役員や何かの肩書きは『ハク』をつけるためには必要かもしれませんが、臨床医として必要かどうかは別物だと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはりそうなのですよね・・・ 彼はやはり地域のご老人や、子供と接している中で、専門医認定取得よりも、その人たちと同じ環境で同じ日常を送り 手助けすることに重要性を感じているようなのです。乳児の過ごしやすい環境、子供にとってよい環境(健康第一!でサッカーや水泳の指導をボランティアで買って出るなど)、ご老人には訪問診療で、診療だけでなく、一緒にお茶して話すなど・・・・。
その意味からいって、彼は以前 私も知っていますが看護師さんとつきあっていましたが、尻を叩かれる状態が嫌になったようで、分かれています。
私は薬剤師のほうで、漢方に興味をもって(というより中国に興味を持ったから(*^_^*))いることに共感してくれています。
私も田舎者なので、この生活も悪くないかな と思っています。 それなりの奥さんになれるように私も日々精進します。

お礼日時:2006/08/24 08:48

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