アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

はじめまして。主人が慢性腎不全のため入院をしています。2月から人工透析を開始しましたが、先日ツベルクリン反応の注射をしました。これにはどういう意味があるのでしょうか?
調べたところツベルクリンというのは結核を調べるためのもののようですし、病院内で結核が流行っているということなのでしょうか?
また、よく耳にする陽転とはどういうことでしょう?
主人は子供の頃にツベルクリンをして、BCGの接種もしたことがあるといっています。
ツベルクリンの反応がどういう状態なら問題があって、どういう状態なら心配しなくて良いのでしょうか?
主人の年齢は27歳です。体力はすこし落ちてきていると思います。
どなたか回答をお願い致します。

A 回答 (6件)

ツベルクリン反応(ツ反)はあくまで結核の可能性を検査するもので確定診断ではありません。


肺結核では胸部X線像で肺に病巣の影が映ったりすることがあります。
しかし、胸部X線ではほとんど見えないことや肋骨の陰には入ってわからなくなってしまうことなどもあり、陰のようなものが何も見えないからといって完全に結核を否定することはできません。
また、臨床症状(典型的な症状は、咳や痰、また血痰、胸痛などの非特異的な呼吸器症状微熱を含む発熱、寝汗、全身倦怠感、意疲労感、食欲減退と体重減少などです。咳や痰、発熱に関しては長期に及ぶ)でも結核を疑うことが出来ます。
こういった検査等はすべて結核を疑うことが出来るというものです。
しかし、これらの複数の検査での結果がすべて結核を疑うことが出来るような場合は可能性が高くなります。
結核の疑いがあり、レントゲンを撮っても移らないことがあるので、その後にツ反というのは、あり得ます。

確定診断は喀痰検査(複数回)や培養検査(4週間ほどかかる)、PCR法(結核菌のDNAを増幅し、その有無を調べるもの)等で行われます。
万が一感染または発病されていた場合、御家族の方にも感染の可能性がありますので、もしそのような場合には主治医の先生や病院・保健所等に聞いてみてください。

先の方もかかれているとおり、わからないことは何でも(どんな細かいことでも)主治医に聞いてみるのが一番です。それがより良い患者と医師の関係につながります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
一応結果は陽性でした。でも、詳しいことは説明されていません(主人から聞いたので)しかし、今日外泊許可が1日出たので問題ないのかもしれません。病院に行ったときに詳しく先生に聞いてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/21 00:49

ツベルクリン反応とは、結核に対する免疫があるかどうかを判断するもので、


陽性以上であれば、結核に対する正常な免疫があると判断します。
結核に感染していれば結核に対する免疫反応が活発なはずなので、その反応は当然強くでます。

陽転というのは、ツベルクリン反応陰性→ツベルクリン反応陽性 に変わったことを指します。
一番最初、結核に対する免疫がない状態では、
ツベルクリン反応は陰性です。
BCG接種によって結核に対する免疫を獲得すると、
ツベルクリン反応が陽性になります。
もちろん、結核に感染しても陽転することはあります。

ちなみにご主人の場合、
「咳、たんが長い間出ていて、微熱が2ヶ月近く続いている」
と書かれていますので、それはやはり結核を疑う所見です。

結核の診断は、まずツベルクリン反応でスクリーニングします。
結核であれば、ツベルクリン反応が非常に強くでるはずです。
そのあとは胸部X線、最後は喀痰検査をして、
最終的に結核であるかが決まります。
(結核菌が顕微鏡で確認できれば、、、というわけですね。)

ツベルクリン反応の結果は、
0 -9 mm ならば陰性。
10 ミリ以上は陽性です。
(弱陽性:発赤のみのもの、中等度陽性:発赤に硬結を伴うもの、強陽性:硬結があり、二重発赤・水疱・壊死などを伴うもの)
このうち、強陽性であれば間違いなくレントゲンを撮るでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。詳しい説明でわかりやすかったです。
やはり結核を疑う所見なのですね。他の方の回答にもあったのですが、胸部X線はレントゲンを採るとすぐに結核を疑う何かが見つかるのでしょうか?主人は腎臓が悪くて入院しているのでレントゲン(腎臓や心臓、肺など)は何度も撮っています。レントゲンを撮っていながら、ツベルクリンという逆の順序での診断もありうるのでしょうか?
もう少しご意見をお聞かせください。お願い致します。

お礼日時:2002/03/17 02:35

日本ではBCG接種を行っており、ツベルクリン反応が陽性になっても必ずしも結核の感染を意味しないため、結核の診断に関してツベルクリン反応の検査の評価は、単独ではなかなか難しいのです。

一概にどういう状態なら問題があると単純に答えることはできません。

ただし、この反応の陽性の程度と言うのは結核感染を疑う重要な傍証になりますから、結核感染の危険性の高い人に関しては、あらかじめその人のツベルクリン反応の程度を知っておき、結核感染が疑われる状況が生じたときに、再度検査をして陽性の程度が強くなっているとか、陰性が陽性に変わる(陽転する)といった変化を知ることで、結核の診断に役立てようという意味だと思います。

今現在、咳や微熱が続いていると言うことであれば、その原因のひとつとして結核はもちろん否定することはできません。ただ結核の診断は、結核菌の証明によって行うものであり、それ以外の画像診断やツベルクリン反応で結核の確定診断を下すことはできません。

院内で結核の集団感染が生じた疑いがもたれるときは、その集団に対してツベルクリン検査を行うことは必須です。結核は、感染しても大半は発病しない、感染から発病まで長い時間がかかる、といった特徴があるため、流行の仕方はインフルエンザが流行っているといったこととは、本質的に異なります。院内で1人でも結核の発病者が出れば、その周りに多くの感染者が存在する可能性があり、それらの人は適切に対処すれば発病を免れうる(潜伏期間が長いため十分に対処する時間がある)ため、感染者の特定が重要になり、そのための手段としてツベルクリン反応はとても重要になるのです。(こういった事態が生じている可能性は少ないと思いますが。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
皆さんの回答でツベルクリンの注射=結核ではないことがわかってきました。
画像診断というのはレントゲンの事ですよね?
腎臓が悪くて入院しているのでレントゲンは何度も撮っています。結核だとレントゲンですぐに異常に気づくものなのでしょうか?
入院して2ヶ月になりますが、ツベルクリンを打ったのは昨日の事です。
回答を頂いても、質問ばかりですみません。人工透析だけでも不安なのに、わからないことばかりで心配です。宜しくお願いします。

お礼日時:2002/03/17 02:29

>咳、たんが長い間出ていて、微熱が2ヶ月近く続いているんです・・



それならば結核を疑ってのことかもしれませんね。
もちろんツ反は診断の一助ですし、
最終的に結核かどうかは喀痰培養(抗酸菌培養)などで別途確定診断をするはずですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
ツベルクリンの反応を待ってみます。

お礼日時:2002/03/17 02:18

病院内ではやっている…それはとんでもないことです(笑)ありえませんよ。


ただ世の中で結核はポピュラーな感染症です。
http://www.jata.or.jp/rit/rj/kekkak99.htm
をご覧になられればわかりますが、透析患者さんは免疫力が低下していて、色々な感染症にかかりやすい危険性を常にもっているんです。そのため現状を把握しもしもに備えるのが透析に携わる医師の務めです。
基本に忠実な確実な医療をしている証拠です。

反応の説明を聞きがてら質問してみてください。
透析は一回二回のことではありません。
これからともに進むわけですから主治医との信頼関係はとても大切です。些細なことも主治医に聞く。その姿勢が大切です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
教えていただいたHPを拝見してきました。透析患者のことも書いてありました。ただ主人は咳、たんが長い間出ていて、微熱が2ヶ月近く続いているんです。もしかしたら結核の可能性があるんでしょうか?
今回のツベルクリン反応の結果で結核かどうかがわかるのでしょうか?
お礼の文のはずなのに質問のようになってしまいました。
もちろん主治医の先生にもお伺いしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/16 18:14

 ツベルクリンを注射したあとの腫れみたなのがたしか10ミリ以上ならしなくてもいい.


もしいかならBCGをするのですが・・・
 うわさでは10ミリ以上のクランケにすると逆効果だと聞いたことがありますが本当かどうかは分かりません.
 陰性と陽性 で区別するらしいですがどっちがどっちがは忘れました・・・
自信はありません悪しからず・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

自身はないとのことですが、回答ありがとうございます。
私の方でももうちょっと調べてみます。

お礼日時:2002/03/16 18:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!