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高校3年です。
乾燥した酸素→試料・酸化銅(II)→H20吸収→CO2吸収→吸引
という作業についての質問です。

C,H,Oからなる場合についてですけど、

☆まず、完全燃焼といったら、「CO2とH2O」と考えていいのでしょうか?
これは試料が、CとHとOの時のみ限定ですか?けど、「完全」燃焼 ってことは、燃えて何もなくなるってことだから、「完全燃焼」と書かれていればCO2とH2Oと考えちゃっていいでしょうか。

☆あと、過熱の際、酸化銅(II)を混ぜているのですが、「試料を完全燃焼させるための酸化剤」となっているのですが、いまいち理解できません・・・。
「酸化剤=相手の物質から電子を奪ってその物質を酸化させる働きのあるもの」と、酸化還元反応のところでやった知識しかないのですが、「酸化剤を入れると完全燃焼するのか」というのがいまいち分かりません。

☆あと、加熱したあと塩化カルシウム(H2O吸収)に先に通すのは、ソーダ石灰(CO2吸収)を先にしてしまうと、ソーダ石灰のところに、水蒸気がついて、湿ってしまい、水蒸気の分がソーダ石灰の質量増加に含まれてしまい、適切に質量増加分を測定できなくなってしまうから、という理由でしょうか。

☆酸化銅(II)の(II)はCuの価数ですよね、この場合2+になると、CuO (I)だとCu2Oですよね。
この(II)とか(I)とつけなければいけないやつって時々見かけますけど、銅と鉛と鉄のみと考えていいでしょうか?それらが含まれているときは必ず書く必要がありますよね。

質問する点がばらばらになってしまいましたが、よろしくお願いします

A 回答 (3件)

>酸化剤を入れるとなぜ完全燃焼させることができるのですか・・・? 不完全燃焼のCOを、CO2(完全燃焼)にする働きがあるのでしょうか?



化学反応は基本的に「平衡」です酸化剤を多く入れればそれに比例して酸化された化合物の量が増えていきます。

>COのCは2+。けど、CO2だとCは4- ??なんか分からなくなってしまいました。

COは金属と同じで炭素がいくつかの酸化数をとれます特に温度が高く炭素が多いときは二酸化炭素と炭素からCOが出来る反応が起こります。昔はこうやって「都市ガス」を作っていたので「ガス自殺する人がたくさん居ました」
m(_ _)m
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この回答へのお礼

なるほど、アリガトウございました!

お礼日時:2006/08/31 22:39

都市ガスは確か石炭ガス、または水性ガスと呼ばれているものだったと思います。


熱したコークスに高温水蒸気を吹きかけて作っていました。
反応式は C+H2O→CO+H2 です。

酸化銅(I)、酸化銅(II)と書くのは酸化銅だけではわからないからです。いくつかの酸化数があるものでも名前から混乱がない場合はふつう書きません。過マンガン酸カリウムといえば+7はわかりますので書きません。酸化数を強調する場合は書くと思いますが。
硫酸マンガン(II)と酸化マンガン(IV)という表現が最近多くなりました。硫酸マンガン(IV)とか酸化マンガン(II)はあまり出てこないのですが混乱を防ぐためでしょう。それに伴って以前よく使われていた二酸化マンガンという名前は使われなくなってきています。

でもこういう呼び方は現状では金属イオンについてだけのものでしょう。酸化炭素(II)、酸化炭素(IV)という呼び方にするような動きがあるのかどうかは知りません。酸化窒素や酸化硫黄についても同様です。
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この回答へのお礼

酸化数が名前から混乱が起きるときに書くってことですね、酸化炭素(II)とかいう言い方面白いですね(笑
確かに酸化炭素とすると(I)と(II)などと区別が必要ですもんね。P.S.この前物理のときはアリガトウございました~(^^ )

お礼日時:2006/08/31 22:44

>、CとHとOの時のみ限定ですか?けど、「完全」燃焼 ってことは、燃えて何もなくなるってことだから、「完全燃焼」と書かれていればCO2とH2Oと考えちゃっていいでしょうか。


その通りです。一酸化炭素も過酸化水素もありません。

>「試料を完全燃焼させるための酸化剤」
上とつながりますが、「完全」燃焼させるには「酸化剤」の方を多くしなくてはいけません。

>ソーダ石灰のところに、水蒸気がついて

その通りです。

>遷移金属ははほとんど色々の値を取ります。鉄もコバルトもニッケルもモリブデンもクロムも、そして金属でない硫黄やセレン塩素でさえ色々な値を取ります。
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この回答へのお礼

すばやい回答ありがとうございます!!

完全燃焼させるには酸化剤を多くする必要があるのですね!

☆けど、酸化剤を入れるとなぜ完全燃焼させることができるのですか・・・? 不完全燃焼のCOを、CO2(完全燃焼)にする働きがあるのでしょうか?

☆でもCOがCO2になったらOが増えたのだからCOよりも酸化数が(-2)になるから還元剤になっちゃってないか・・・?って思いました。

☆あれ、でも化合物中の酸化数の和は0ですよね?
Oの価数は2-ってことはCOのCは2+。けど、CO2だとCは4- ??なんか分からなくなってしまいました。

ちょっと理論の部分から理解ができてないですかね・・・ アドバイスいただけたらと思います。

お礼日時:2006/08/30 23:56

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