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どこの会社か忘れてしまいましたが、どこかの家電メーカーが
「100万画素のオンナ」というキャッチフレーズで
プラズマディスプレイだかなんだかのコマーシャルをやっているのを
ご存知の方もいると思います。

そこで疑問に思ったのですが、
今やデジカメでも300万画素はあっさり超えてる時代。
その300万画素ですらパソコンで見るとジャギーがあったりして
未だに写真画質に迫っているとは言いがたいですが、
件の製品は100万画素を謳い文句にしています。

デジカメでいうところの画素数の多さによる表現力と、
先ほど述べたディスプレイでいうところの100万画素とは
違うものなのでしょうか?

何かご存知の方、ご教示ください。

A 回答 (4件)

難しいですね。

100万画素と300万画素・・・
一杯詰まった300万画素とまばらな100万画素ってのもなかなか難しい。

まず、デジカメとビデオカメラのCCD感度<階調>と面積比較があり、間違っていませんが、すべての要因がそこにあるというわけでもないので・・・

もう少し追加して補足しておきます。
まず、通常のテレビ放送の解像度は720×480です。
そして、ハイビジョン放送は1920×1080です。
通常のテレビは34万5600画素となります。
ハイビジョンは207万3600画素です。

前のtntさんがおっしゃるのは、これはRGB分離してみなさいということです。
テレビ用CCDの場合は、3原色について3つのCCDがあり、Redに対しての感度、Greenに対しての感度、そしてBlueに対しての感度が再現されます。たとえば、38万画素のCCDといえば、各色38万画素で3つのCCDとなり、それを合成して画像を再現します。人の目も同じRGBによる、色調再現です。そのため、RGBバランスが人の目に近ければ美しく高コントラストとなる。
一応各色8ビットで再現され24ビットカラー(フルカラー)となります。
しかも、CCDの1素子ごとが大きく光を受けやすい。

デジカメの場合は、全体として色を再現するため、逆を言えば300÷3となるのです。全体で24ビットとなりますが、各色のバランスがあっているとは限りません。
だから、100万画素相当のコントラスト再現性で感度も低い。

まあ、これが一つです。これは、入力の仕様が異なること。
もう一つは、テレビ自体(出力装置)の用途によります。

パソコンというのは、元々文章や表計算、プログラミングなどのオフィスワークなどの利用目的から発展しています。きめ細かく、元々は小さな文字も見やすい、表示エリアが広い(解像度が高い)と言うことを目的としているのが、パソコンのCRTやLCDで、距離は至近距離を想定しています。
そこで、300万画素デジカメの出番です。
元々、細かいところまで再現できるパソコンというのは、tntさんがおっしゃるようにXGAカラーでは
1024×768=78万6432画素となります。小さな画面に小さなドットで、至近距離で見ると・・・ノイズやジャギーは・・・しかも、パソコンではズームして画像を見ることも可能です。そうなると、ノイズも目立ちます。

対して、お茶の間の主役は、みんなで楽しむ娯楽で家庭内の主役です。用途としては、特定の距離からみて見やすい。大画面があるのは、距離やその部屋の広さを想定しているため、それにあわせてあります。画面サイズは、4:3と16:9で最大207万画素です。
それなのに綺麗なのは、画面自体のドットが大きいからです。電気屋さんに行くことがあるなら、近くで大画面のテレビを見てください。ドットが目に大きく見えます。その代わり、文字などは繊細と言うより大画面で若干カクカクいびつです。

テレビ画面とPCでは、技術的にはどこがどうちがうというよりも、画面の用途的な問題の方が大きいです。

だから、パソコンの画面をテレビに映すと見にくいという場合もあります。逆にテレビの映像をパソコンに映したときにあんまり綺麗に・・・とはいえない場合もあります。もっと、言えばデジカメで撮った写真をテレビで見るとそんなに汚いと感じない場合もあります。パソコンで見るとノイズが・・・ということも・・・

ちなみに、プラズマ100万画素ビューティフルは206万画素のハイビジョンには、まだ追いついていないじゃないかという質問もありそうなので解答。
プラズマのパネル自体が製造が難しいため、なかなか画素数ではCRT(ブラウン管)やハイビジョンの解像度に追いつくのは難しいのです。ただ、解像度が全然話にならないのではなく、画面のダウンミックスという技術を利用して、ドット数を縮小するため、200万画素そのままより、ノイズが目立たなくなります。(たとえば、PCで画像を縮小したときにノイズが見えなくなるのと同じです)
そのような技術を使って、いるため画質自体が下がるわけではないですし、綺麗に見えます。ただ、ブラウン管より文字の表示はさらにカクカクしてます。
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この回答へのお礼

う~ん、RGB分離ですね?
通常38万画素というものの意味するところが各色38万画素ということは、
デジカメの300万画素は数字のマジックといったところでしょうか?
用途に応じた作り方をしているということでしょうね。
至近距離で細かい作業をするのと、
画面自体を楽しむものとの用途の差ですね。
そうすると、デジカメやデジタルビデオカメラなどは、
そのあたりの境界があいまいになってきているということでしょうか。
ありがとうございました(^^)

お礼日時:2002/03/30 17:33

同じといえば同じ、違うといえば違うのでしょう。



パソコンのディスプレイが、大体100万画素なんです。
(1024*768=約78万)
ですから、ディスプレイ並みのものがプラズマで実現できたという事を
意味しています。画期的なことです。

で、デジカメは300万画素ですが、じつはこれ、画素の総数ですね。
数だけで騙されてしまう人が結構居るので、売りやすいように
一番大きな数を表示しているのですが、
3原色について合計300万画素ですから、ドット数としては100万しか
ありません。(正確な有効画素数は参考URLを見てください)

また、これだけドットをおおくすると、CCDの大きさが
問題になってきます。感度が落ちるだけでなく、
その階調数も減ってくるのです。
このため、数ドットあってはじめて自然な階調になる状態になります。

しかし、画面について、こんなことは無く、(あったら大変)
1ドットは3原色を含み、ドットごとに自然な階調が
実現されています。

ですから、デジカメの300万画素はディスプレイの100万画素に
大きく劣ります。

実はこの画素数競走、そろそろ無意味になってきました。

たとえば、プロ用TVカメラは35万画素しかありません。
でも、CCDは大きく、1つの画素で充分な階調が
得られていますから、画質的には(静止画を撮っても)
100万画素クラスのデジカメより上です。

また、300万画素のデジカメを画面で表示する時に
ドット数が多いために縮小表示が行われています。
しかし、パソコンによっては
この縮小の方法が良いとはいえないものがあり、
本来得られた映像よりも、
見かけ上の画質が大きく劣化しています。

そろそろ、300万画素よりもきれいな、本当の意味の
100万画素デジカメ がでてこないかな、と
私は思っています。

参考URL:http://www.so-net.ne.jp/DCEXPRESS/digicam/topic/ …
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この回答へのお礼

う~む、なるほど・・
パソコンのディスプレイが大体100万画素なのですね。
なるほど!300万とか言ってても実際には三原色で、
単一にすると100万画素しかないのですね!
そうすると、私が以前持ってたのは130万くらいだったから、
賞味43万画素くらいしかなったのか~!しかもプロ用が35万ですか。
なんかだまされたような気分です(--;)
そうすると・・・写真画質に近づくのはいつなんでしょう。
別に写真が趣味ではないのですが、なんとなく気になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/30 17:15

静止画と動画の違いですね。


静止画の場合は、画素数もさることながら、レンズの性能と色分解能、それに保存形式で異なります。画素数が多いよりレンズ性能で左右されることのほうが大きいです。

動画の場合、そんなに大きい画素数ではありません。
デジタルビデオカメラでさえ、ソニーさんのメガピクセル(100万画素)ですごいことなのです。通常は30-40万画素程度です。

300万画素のデータを秒間30コマ表示できるようになるのは、まだまださきでしょう。
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この回答へのお礼

静止画の動画の違いですか。
えっ、通常30万画素・・?すると今の300万画素は・・?
レンズ性能がどういうように性能に影響するのでしょう。
ありがとうございました(^^)

お礼日時:2002/03/30 16:45

簡単に言いますと、入力と出力…この違いですね。


同じ画素と言う言葉ですが両者は似て非なるもの、と言うことです。
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この回答へのお礼

入力と出力の違いですか・・・
同じ画素で両者は似て非なるもの?
つまりプラズマディスプレイとデジカメの画素は
違うということでしょうか・・
ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/29 22:49

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