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 中日の山田元監督ですが、かなり選手に嫌われていたとよく耳にします。特に落合英二投手からかなり反発をされていたみたいです。
 自分としては優勝経験は無かったものの、監督としてはかなり良い手腕を発揮していたと思うんですが・・・。
 どうしてそこまで選手に嫌われることになったんでしょうか?。
 特に投手コーチとして以前から中日首脳陣にいたのに、監督になってから反発を買うようになったんでしょうか?

A 回答 (4件)

一般に、戦前から綿々と続いている球団は「監督は生え抜き(もしくは球団に大いに貢献した選手)であるべき」との考えが強く、未だにジャイアンツは球団創設当初は別として、基本的に生え抜き以外の人を監督にしたことはありません。


阪神が野村・星野両氏を監督に迎え入れたとき、関西メディアは大きな驚きをもって騒ぎ立てました。阪神もOB会などの影響力が非常に強く、「生え抜き主義」が強かったためです。

そういう意味では、中日も設立70年を超えた老舗球団で、現役時代に全く関連のなかった山田氏(セリーグに在籍すらしたことがない)が監督になったことで、全く支えのない状態で監督の椅子に座らされることになり、フロントともあまりしっくりいってなかったともいいます。
やはりコーチと監督とは立場が違いますよね(コーチは十数人いますけど、監督は一人しかいませんから)。
選手との確執についても、結局は自分がオリックス時代に活躍していた平井をコーチ時代に引っ張ってきて蘇らせ、監督時代に重用するなど、生え抜き選手にしてみれば面白くない選手起用があったのは間違いないでしょう。

2年足らずの監督期間でしたが、落合監督が就任1年目で優勝できたのは山田前監督の遺産が多少なりともあったのではないかと思っているのですが。
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私は監督になったことがないので大きなことは言えないんですが(当然ですが)、監督というのは戦術、知識、才能、人徳、人気の5つの要素が必要なんだと思います。

戦術というのは監督しての作戦力や采配など本来の監督業に一番必要なもので、知識というのはノウハウというか経験も含めた野球に対する総合知識力のようなものです。野村監督なんかはこの戦術と知識に長けていたといえます。
才能というのはセンスというか勘も含めての直感力です。代表的なのは野村監督のID野球に対して長島かんとくの勘ピューターなんていわれてたことがありますが、まさにひらめきとセンスですね。
人徳というのは選手から見ての人徳でリーダーシップといってもいいと思いますが、王監督や星野監督なんかも人徳というか選手からの信頼は厚いと思います。
最後に監督としての人気ですが、王、長島、星野なんかは言わずと知れた人気ものですが、これはおまけみたいなものであればあっただけ球団人気がでて注目度が増しますが、監督としての能力とは直接関係ないといえばないですね。

その点から考えますと山田監督はどうかというと、選手としては一流だったと思いますし、戦術と知識はあったんだと思いますが才能と人徳と人気という面でどうだったのかなと思います。
ちなみに戦術と知識だけでも優秀な監督はいますよ。特に広島の監督なんかはそういうのが多いですよね(ファンの方ごめんなさい)
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事情通ではありませんので、私の憶測になります。




山田氏の選手批判が原因だと思います。
しかも、マスコミを間に挟んだのが最大の原因と思われます。

地味だと言われる中日ドラゴンズですが、選手には非常に居心地の良い球団です。

地域的には周りに他のプロ野球球団が無い。(全国区では無くとも地元の人気は高い)
親会社に資金力がある為、活躍すれば年俸が平均以上に上がる。(活躍しなくとも年俸は平均より高いほう)
独身寮や練習場などの施設も高いレベルです。

上の理由からかFAやトレードを望む選手が少なく、中日OBからも仲良し球団と揶揄されるぐらい選手同士の仲間意識は高いと思われます。

星野氏も高木氏もマスコミを通じての選手批判は殆ど無かったと記憶しています。
現監督の落合氏も過剰なまでにマスコミには気を遣います。
山田前監督はそこに配慮が足りなかった為、選手に嫌われたと思われます。(もしくは、理解していなかった)

確か、山田氏の解雇直前の中日スポーツの記事は、3割30本打っていた福留を含めた主力選手の批判でした。
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山田久志氏は少なくとも中日においては


投手コーチで留めておくべきであったでしょう。
手腕はともかく監督の下につく
1コーチとしての存在感と
上に立つ立場でありチームの顔でもある
監督としての存在感とでは
非常に大きな違いがあったように思います。
それが監督になってから嫌われた理由の一つでしょう。

あと氏の手腕により今日投手王国と呼ばれる
分厚い投手層の礎が築かれたのは
紛れもない事実ではありますが
それは投手コーチとしての成果であり
投手指導力しか測ることはできません。

実際野手の扱いに関しては
中村武志や山崎武司の放出など
結果的に良く作用はしているものの
中日ファンとしては納得できないものも
いくつかあったかと思います。

特に中村の件は当時彼が
不動の正捕手とされているにも関わらず
FAの谷繁に熱心にアプローチしていたとされています。
結果的に衰えの見え出した中村は
徐々に出場機会を減らし昨オフ引退となりましたが
当時としては一流の正捕手を差し置いて
他球団の正捕手を取ってくることは
監督に対する信用に
大きく傷をつけたことは間違いないでしょう。

山崎にしても当時彼がどん底状態であり
平井という貴重な戦力とのトレードとはいえ
愛知産まれで愛工大名電卒という
バリバリの愛知っ子で
そのうえ人柄もよく人望のある山崎を
あっさり手放してしまったのも
信用を傷つけるのには十分であったかと思います。
また山崎の場合は楽天にて低迷の原因を
メンタル面から見つけ出し
解決することに成功しているだけに
監督だけの責任ではないものの
それができなかった当時の中日とオリックスの
メンタルケアの手腕に問題があったと思われます。
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この回答へのお礼

そういえば、中村は移籍会見で泣いていましたよね。
それに山崎も故郷での試合に先発出場させてもらえなくて激怒したりしていましたね。
それに山崎はFA宣言して横浜と成立直前まで行ったのにファンの移籍反対の声に感動して慰留したりなど、選手たちは中日という球団に熱いものを持っているわけですよね。特にこの二人は生え抜きの主力でしたから。
山田監督のこういう非情な面が選手たちの反感を買ったのは納得です。
その点、落合監督は人情味とシビアな面の両方をうまく持っている名監督ですね。

お礼日時:2006/09/13 10:45

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