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島崎藤村の「初恋」の訳を教えてください。
特に4連がよく分からないんです…。

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり


やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたえしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり


わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情けに酌みしかな


林檎畠の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみとぞ
問ひたまふこそこいしけれ

A 回答 (2件)

リンゴの木の下でよく逢引をしたのでしょう。


そこへ至る道は、自ずから(おのずから=自然と)細い道が出来ている。
普段人が通らないはずなのに、なぜこんな道ができるほど踏み固められているのでしょう。
と女性が男性に問うているのです。

無論、それほど何回も二人でここに来たという証なのですが、「それほど何回もあなたが誘ったのよ。」と男性をからかうように含み笑いで顔を見ている様子が浮かびます。
その、恥ずかしげではあったが茶目っ気たっぷりだった様子が恋しい、ということだと思います。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。

そんな可愛い女の子だったのですね。
恋しく思うのも納得です。

お礼日時:2006/09/23 17:52

りんご畑の木の下に


自然と出来た細道は
どなたの踏みあとでしょうかと
お聞きになる(君が)恋しい..........でしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

訳、分かりやすくて助かりました!

お礼日時:2006/09/23 17:49

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