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はじめまして。
7~8年前からですが、人と会うのが億劫になり、落ち込んだりするなど、軽いうつ状態と思われる症状が出ることがあります。
この数年落ち込みがひどくなってきている様で、先日精神科を受診し、パキシルを処方されました。
ネットなどでよく調べてみると、依存性のある薬であることが分かり、怖いと思ってしまったので1日で止めました。次の診察のときに、パキシルで吐き気などの副作用があったことから別の薬を薦められました。(抗不安薬と睡眠薬だったと思います。)でも薬に対する不安が大きく飲みたくないと言うと、セントジョーンズワートを薦められました。
とりあえず2~3ヶ月飲まないと分からないので、その位飲んで様子見てください。それで良くなる人もいるんですよ。とのことでした。その間受診も必要ないそうです。やはり病院は薬がいらないなら来なくていいってことなのかな~と思ったのですが、一般的にこんなものなのでしょうか?
そもそもうつって薬で治るものなんでしょうか?どうも対処療法のように感じてしまいます。今薬で抑えても、今まで何回も繰り返しているうつがこれで治るとは思えませんし、しばらく飲んだところで再発が不安です。私は自分の考え方を変えて行かなければうつから脱却できないような気がします。でも受診のときは原因についてはほとんど触れず、症状を聞き、薬という流れでした。
私は精神科って薬だけで対処できるものなのか疑問に感じたのですが、みなさんはいかがでしょうか?薬以外の治療法についてはまったく言及がなかったのですが、うつの治療というのはこういうものなんでしょうか?

A 回答 (8件)

質問:精神疾患の発生する理由(

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2412077)
No.6の回答に書いていますが、
鬱が心の病気だとすると、心はどこにあるか、それは脳であり、心の病気=脳の病気だと
いうことです。
それは鬱に限らず、いわゆる精神疾患すべてが脳の病気だと思います。
原因についてはいろいろ考えられますし、症状も様々ですが、突き詰めれば脳が変調を
きたしているという事になります。

わたしの場合、鬱になってもう2年以上経ちます。
今通院しているメンタルクリニックで、最初に鬱と診断された時に、お医者様から鬱に
ついて説明を受けました。
その時の主旨は鬱の人の脳の神経活動は普通の人と較べて、活発でないということでした。
その時に、ポジトロンCT(PET:放射陽電子断層写真撮影)の写真で、鬱の人の脳と、
普通の人の脳を見せていただきましたが、鬱の人の活動している部分は明らかに普通の人
のものと較べて小さいのです。

それが、鬱の気持ちの落ち込みや抑鬱感、ネガティブな思考につながります。そして脳が
うまく動いてないという事は、体の中枢が病んでいる訳ですから、体自体もおかしくなり
ます。よくいわれる朝起きられない、倦怠感、疲労が抜けないとかがそれです。

以上の事からすると、鬱を一番直接的に治すには、脳に対して直接的に働きかければいい
わけです。ですから、まず抗鬱剤という薬剤がでてきます。
そして
・薬剤
・心理療法、カウンセリング
・サプリメント、ハーブ
いずれにしても、脳の病んでいる部分に直接/間接的に働きかけているわけです。

だから、通常の精神科は、その中でも一番直接的な治療方法として薬剤を使うのだと思い
ます。
ですから、対症療法というのは語弊があると思います。
確かに薬で治療をして治った時に、薬を止めても治った状態を固定できるか、再発しない
かというと疑問な点はあります。
しかし、それは他の方法についても同じ事です。
セントジョーンズ・ウォートにしても、使用を止めれば再発する可能性はありますし、
心理療法、カウンセリングについても、一旦治ったように見えて、環境や人間関係が以前
のままであれば、やはり再発する可能性はあります。

もし、現時点で対症療法と言われないような治療法があるとしたら「人格改造セミナー」
のようなものでしょう。心理的に人格=脳を作り変えてしまうのです。
一種の洗脳、マインド・コントロールです。
それでも、その洗脳でさえ解けてしまい元に戻る事があるのです。
不謹慎な発言ですが、「北朝鮮拉致被害者」の皆さんは帰国当初、金正日崇拝状態だった
のが、今は普通の日本人になっています。あれが洗脳が解けた状態と言えると思います。

では、鬱の状態とはなにか、治った状態と鬱の状態とでなにが違うかというとことが問題
になります。
わたしは、人間としての日常の活動(生活全般、学習、労働etc)に支障があるかどうか
ということでしかないと思います。
これは、鬱に限らず病気全般に言える事でしょうけど、日常の活動をしていく上で困る
ような精神的・肉体的支障が病気なんです。
それが、どんな方法でもいいから改善されれば治った状態といっていいと思います。
ただ、精神疾患は、治った状態と病気の状態の境界が曖昧というか幅を持っているので
一概に治ったと言い切れない難しさはあると思います。
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この回答へのお礼

大変分かりやすい説明でした。
まずは変調を正常に戻すための薬ということですね。
確かにそう考えると薬の必要性にも納得がいきます。
しかしそれを維持となるとやはり難しい・・・ようですね。
精神療法でも同じですか。
arikitariladyさんのご意見をお伺いして、私は治るということに対してあまりにも完璧を求めていたのかもしれないと思いました。
精神療法を受けどんなことでも対処できる自分(落ち込まないということではありませんが)になることを想像していたのかも?
これこそが自分をうつへと追い込んでいる性格なのかもしれませんね(笑)
いろいろと気づくことがありました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 00:37

鬱っていっても症状の軽重は様々で、それをひとくくりにして考えることはできないと思います。



私も鬱病で通院中ですが、一番症状が重かったときは、そもそも話すことすらできませんでしたし、ストレス原因に一切触れて欲しくなかったです(ストレス原因を思い出すと、泣きわめいてばかりいました)。
こういう場合は、投薬治療しか方法がないでしょう。
実際、このときは私の担当医は問診も必要最小限度に留めてくれていました。なので診療時間は3分もありませんでした。
カウンセリングなどもってのほかでした。
ひたすら薬を飲んで体を休める毎日でした。

でも、症状がよくなっていくと投薬だけでは心もとなくなり、自らの意思でカウンセリングに行きました。

世間には薬以外の治療法も確かに存在しますが、それを自身の治療に用いるかどうかは、それを考えられる精神状態になってからゆっくりと考えればいいのではないかと思います。
そこまでいかない重度の場合は投薬治療が大事です。

私の経験からいいますと、カウンセリングはどうしてもストレス原因に触れますので、精神状態が安定してからのほうがいいです。
また、カウンセリングは患者側の主体性が大事なので、主体性がない人には向きません。
加えて、カウンセリングの効果に疑問を抱く医師も少なくありません。

総じて言いますと、No5様のご指摘とおり、鬱では脳の異常がみられますので、投薬治療は治療の根本ですね。
薬は症状の軽重を問わず有効かつ手ごろな治療方法だと思います。
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この回答へのお礼

an1さんのお考えよくわかります。
たしかにカウンセリングはパワーがいりますね。そのためココロにもある程度の余裕が必要ですね。
私も過去にカウンセリングを受けたことがありますが、まったく話せませんでした。そのときは自分の意思とか、主体性足りてなかったんでしょう。誰かに治して欲しいとか。今思えばよく分かります。
an1さんはカウンセリング受けてみていかがでしたか?
もしお時間あればお伺いしてみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 22:13

うつの治療の経験者です。


確かに私も病院に行ってみると、意外なほど簡単に薬を出すものなのだな
と感じました。
 
私はうつの時、会社も辞めてしまった上に一人暮らしで貯金も少なく、
「うつ」→「なにもできない」→「そんな状況に落ち込む」→「さらに鬱になる」・・・
みたいな、悪循環にはまりこんで抜けられなくなってしまったような状態で、
これを1人で生活しながら改善するために、投薬は一定の効果があったと
思います。ただし肝臓傷めましたけど。
 
これを投薬なしで改善しようとしたら、おそらくだれかにつきっきりで
何ヶ月も面倒を見てもらわなければならなかったでしょう。それが親族
であれば無償の愛で(?)甘えられますが、それが無理な場合に、
もし医療として専門の看護士のような人に面倒をみてもらうなどと
いうことは金銭的に全く無理だったと思います。
 
こういう場合、うつのお薬は確かに安上がりでそれなりの効果を上げる
現実的な1つの方法なんだなと実感しました。
 
もし薬に頼らない代わりに、心から信頼できる人に相談するなり
悩みを聞いてもらうなりして助けてもらうことができるのなら、
その方がきっと良いのだろうと思います。
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この回答へのお礼

murashin3さんは、私が#5さんのお礼に書いた、
「まずは変調を正常に戻すための薬ということで
確かにそう考えると薬の必要性にも納得がいきます。」
というのを実際の体験談で教えていただいている感じですね。
具体的にお伺いできたのはよかったです。
肝臓は大丈夫でしょうか?
薬の効果もふまえて改めて考えてみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 01:38

うつ病を治したいのであれば、医師に頼りっぱなしではダメですよ。


自分でうつについての本を読んだりして悪い考え方を治していくようにするとか、カウンセリングを受けるとか、自分で食事に気を使うとか、自分でやらなきゃダメです。
医師にそこまで求めるのもどうかと思います。
セントジョーンズワートを2~3ヶ月飲んで様子を見て下さい、と言われたのなら、別に見放されたわけでもなんでもありません。
「セントジョーンズワートでダメだったので、お薬飲みます」と言えば、処方してくれるでしょうし。
私は、精神科医の仕事はその患者の症状に見合った薬を処方すること、だと思っています。それ以上でもそれ以下でもありません。
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この回答へのお礼

精神科医の仕事は薬を処方することというのは大変割り切った考えで、しかもこれが真実なのでしょうね。
カウンセリングについては、臨床心理士をおくなりして病院がそういうアプローチを積極的に取り入れた方がと思ったんです。本当に回復することをめざす医療ならそのような流れになるのでは?と感じたのです。
本当にバカな意見かもしれませんが、薬を飲まないという人には、2~3ヶ月来なくても医師として別に気にならないんだな~って。単純に思ったんですね。
病院にいく前は薬でも先生でも誰か何とかして欲しいという気持ちでいっぱいでしたが、薬を飲んで、よく知ったら、これじゃダメだって気持ちが強くなりました。よくカウンセリングは本人の治したい気持ちが必要でカウンセラーはそのお手伝いというのを聞きますが、まさにそれが今よく理解できていて、実行できそうです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 01:16

>私は精神科って薬だけで対処できるものなのか疑問に感じたのですが、みなさんはいかがでしょうか?薬以外の治療法についてはまったく言及がなかったのですが、うつの治療というのはこういうものなんでしょうか?



まさに私もそう思います。
本当に改善されるためには、カウンセリングや生活指導が必要じゃないのかと。

私は現在、「分子整合医学」「栄養医学」等と呼ばれる理論を取り入れた病院に通っています。
これは、精神的・身体的不調の原因のひとつとして体内のミネラル不足に着目した理論です。
詳しい血液検査をして、どのミネラルが不足しているのか調べてもらえます。
食事・睡眠・運動の生活面の指導がされると思います。
私はずいぶん体調が良くなりました。

全国的にもこの理論を取り入れた病院はまだ少ないので、お住まいの都道府県名または近隣の県名にて「分子整合医学 東京」のような検索の仕方をすれば、調べやすいと思います。

何ヶ所かリンクを貼っておきます。
(東京 精神科・心療内科 通院できる人)
http://www.yaesu-clinic.jp/
(東京 精神科・心療内科 遠方者向け。上記リンク先の提携医療機関)
http://www.shinjuku-clinic.jp/
(千葉県 内科 遠方者対応あり。精神科等と並行して受診する患者さんもあるようです。)
http://www.mariyaclinic.jp/

なお、一般的な精神科等の診療方針を否定する気持ちはありません。(生活面への指導が無いことを物足りないとは思っていますが。)
ご参考になれば。
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この回答へのお礼

分子整合医学というのは初めて聞きました。うつにはいろいろなアプローチがあるのですね。同時にそれだけ難しいというか掴み辛いという感じにも思えますね。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 00:05

うつには完全な器質性(体から来る)の物と精神的な原因から体に来るものがあります。


いずれもいわばホルモンバランスが狂っているような状態ですから薬は有効です。
薬で症状を緩和しながら改善を待つわけです。
ただくすりの種類は色々あって人によって合う薬を探すのに時間が掛かります。

治療にはカウンセリング(ヒアリング)+投薬+気の持ちよう(休養)の3つが必須です。
中でも医師が信頼できることがキーポイントです。
どうしても嫌なら病院を変えてみるのも手でしょう。

なお、完治しても再発防止の為に10年以上カウンセリングと投薬を受けることも多いです。
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この回答へのお礼

今行っている病院がいやなわけではありませんよ。
むしろ投薬治療という面で見ればよい部類に入るのかもしれません。
実際先日の診察は6時間近く待ちました!
待ってる間に免許の更新に行ってきてしまいました(苦笑)
28名待ちで6時間ですから比較的お話を聞いていただける先生ですよね?私は他にいったことがないので詳しいことは分かりませんが。しかしさすがに一人15分程度では投薬治療以上のことは期待できないでしょう。

>完治なお、完治しても再発防止の為に10年以上カウンセリングと投薬を受けることも多いです。

ここなんですよね・・・。私も疑問を感じたし、ネット等で見ていても病院での投薬中心(診察は10分程度?)の治療だけをして何年も・・・という方が多いような感じを受けたものですから、やっぱり投薬だけでは治らないのでは?と思ったんです。
やはり投薬+αが必要ということですね。これを踏まえて自分の治療についても考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/25 23:24

私も病院はそんな印象でした。

。 まぁ 話を聞いてもらえたからよかったかな?というかんじです。

 で 自分のマイナス思考をなんとかしないかぎりだめだ!と思ってこんなのをしばらくやってみました。
http://www.genic-net.com/yakusou/
普段無意識に自分はダメだーと思って脳にしみ込ませてるのとは逆に、サブリミナルでプラスの言葉を吹き込むものです。二週間くらいすると不思議と以前のような喉のつまり感や胸の苦しさなどが感じられなくなってました。で、今は自分のメッセージを入れてくれるココのサブリミナルCDを使ってます。出来合いのよりは高いけど。。http://vqjapan.com/sub/index.html

最初はあやしい~と思ってなかなか手を出せませんでしたが・・(笑) やってみる価値はあるかも。
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この回答へのお礼

話を聞いてもらえたのですね。
私の場合具体的な症状以外のことに話が及ばず、
聞いてもらえたという印象までには至りませんでした。
私はもしかしたら聞いてほしかったのかも??って書きながら思いました。気づくの遅いですね(^-^;
サブリミナルCD、ちょっと調べてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/25 22:56

日本は、薬物療法が主流みたいです。


カウンセリングなどを行っているクリニックもあるので、試してみてはどうでしょう。
でも、たかがカウンセリング…と侮ってはいけません。
薬のように、副作用がでたりします(動悸がする、など)
と、脅すつもりはないんですけど、一手段として参考にしてください。
カウンセリングを2,3回受けただけで、楽になったという人も多いですから。
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この回答へのお礼

やはり薬物療法が主流なのですね。
カウンセリングを行っている医療機関があることは知っているのですが、うつの場合はやっているところもあるではなく、やらないと治らないんじゃ?やるべきなのでは?という疑問からの質問でした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/25 22:50

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