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インテルがこの分野では一人勝ちですが、精密機械に強日本はどうして参入しないんでしょうか?
著作権がどうのこうのって聞いたことがあるんですが、参入したくてもできない状況なんでしょうか?

A 回答 (5件)

マイクロプロセッサ(MPU)は日本も確かに製造してますよ。


ただ、今回の場合は、インテル互換のプロセッサやパソコンの頭脳としてのプロセッサの事が知りたいと言うことでしょうか?

1968年マイクロプロセッサ登場のきっかけとなり、その後現在に至るまで世界の頂点に君臨するメーカーであるインテルが誕生しました。(インテルは、ロバート・ノイスとゴードン・ムーアの二人の人物が建てた会社です)

その一年後に、AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイス)という現在AthlonやDuronなどを製造するメーカーが登場しています。

1971年、インテルは世界初のMPUを開発。名称はi4004(4ビット)でした。

そして、1976年にNECはTK-80というコンピュータを登場。プロセッサはインテル互換のuPD8080Aというものでした。(NECの製造)

NECは79年にもpc-8001でZ-80互換のプロセッサを利用。
さらに、84年にはインテル互換のv20,v30(16ビット)を開発し、自社パソコンに搭載。85年には32ビットプロセッサも発表。

日本メーカーのNEC(日本電気)もパソコン用のプロセッサ事業をしていたことがあるのです。しかも、一時期、インテル製品より性能のよりインテル互換のCPUを開発したことがありました。そのとき、提訴され確か敗訴しています。
1980年代はじめまでに、CPUの開発ラッシュが進み、多くのメーカーが8/16ビットプロセッサを開発して販売してきましたが多くのメーカーは採算がとれず撤退していました。
結局は、i8086とMotorola68000が採算をとれる製品になり、多くは事業撤退をしています。

同時期に、DRAM(メモリ市場)は日本のメーカーがこぞって参入し、値崩れが起きつつありました。当時の日本は、アメリカ製品より安く質がよいということもあり、次第に市場を支配しつつありました。
そして、その結果日本は、プロセッサ市場ではなくメモリ市場に事業母胎を移して行ったのです。

理由は、他にもあります。まずは、著作権の問題でインテルとクロスライセンスを結んだり他社と協議が必要であること、プロセッサ市場での知名度を上げるには大変であることなどもあります。
また、90年代に入ってからはウィンテル問題の独占というのがあり、インテルのプロセッサとマイクロソフトのWindowsを使わないと、市場から締め出されるという圧力があったとされます。(現在はプロセッサ事業では解決・・・Windowsは再訴訟中)

その結果、パソコン用プロセッサ市場ではほとんど製造をしなくなったのです。

ただ、0ではありませんよ。パソコン関連にはハンドヘルドPCという携帯情報端末(PDA)より大きく、一般のノートPCより小さなパーソナルコンピュータがあります。その市場などでは、国内のメーカーが省エネで高性能なプロセッサを出しています。また、家電に使われるマイコンも製造しています。
しかし、互換プロセッサというのは、インテルにライセンスを得る必要があり、しかも既にその知名度で日本のメーカーの性能がいくらインテルより良くても、消費者はインテルを買うほどですから、そこまでして製造する価値があるとも言えない。
その結果、パソコンの互換プロセッサ市場にわざわざ、冒険することはないです。(ただ、将来そういう絶好のチャンスがあれば別ですが・・・)

参考URL:http://www.ic.nec.co.jp/micro/guide/index.html
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この回答へのお礼

マイクロプロセッサの歴史まで書いて頂きありがとうございます。勉強になりました。
参入するには、著作権の問題や他社との協議なども必要なんですね。ウィンテル問題の独占で、市場から締め出される圧力ってのは恐いですねアメリカらしいというか、
でもやっぱり、一度市場を制圧するとそれをぬり買えるのはたやすいことではないんですね、ま私もインテルのCPUだったら安心して買いますしね、知らないメーカーのものはちょっと勇気がいりますね。冒険してまでパソコンの互換プロセッサ市場に参入する必要はないって事ですね。

お礼日時:2002/03/29 14:45

 プロセッサはPC用途とは限りません。

たとえば携帯機器向けのプロセッサではイギリスのARM社が強く、必ずしもインテルの独壇場というわけではありません。

・日本メーカーによる設計
・高性能
・世界規模で大量に使用されている

という条件ですと、PlayStation2のプロセッサ「EmotionEngine」という例があります。東芝とソニーSCEIの共同開発です。

参考URL:http://ne.nikkeibp.co.jp/NE/1999/991004/991004ps …
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この回答へのお礼

なるほど、携帯機器のARMですね、勉強になります
パソコンに限定しなければプレステ2などほかの例もあるってことですね。ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/29 14:49

パソコンに限定しなければ、いろいろあります。



stingrayさんが書いている日立のなんてかなり有名な方です。

他にもこんなのがあります。Z80互換CPU。
http://www.macnica.co.jp/btc/k-micro/t-micon.html

勿論,既存のCPUと同じ中身が同じ物を勝手には作れません。CPUに限ったことではないです。

参考URL:http://www.macnica.co.jp/btc/k-micro/t-micon.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。これってのは、マイコンのことですよね
今思ったんですがマイコンとCPUの違いってなんでしょうか?すみません、何も分かってないまま質問して

お礼日時:2002/03/29 14:15

あまり有名では無いですが…,


日立や東芝もマイクロプロセッサ作ってるんですよね。

http://www.hitachisemiconductor.com/sic/jsp/japa …

http://www.semicon.toshiba.co.jp/

(でも1999年に東芝とSONYが,
半導体開発・製造の合弁会社設立したのは記憶に新しいと思いますが。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ちょっと素人なのでよくわからないんですが、こちらURLに載ってたものってパソコン用のじゃなくて家電とかに使われるマイコンの事でしょうか?
そういえば、家電のマイコンって日本で作ってるのかも

お礼日時:2002/03/29 14:11

プリント配線のパターン自体のデザインにそうゆう著作権というか特許というか


そんな権利関係が絡んでいるので難しいと聞いております。

また、インテル社は開発チームを何班か分け、お互いに競わせて1年に1度評価
コンペみたいのをやって新製品として採用された班は勝ち組で、それ以外の全班
全員が即リストラになるはずなので、もし国内企業でそれをやったらバッシング
がおこるし、また雇用形態に合わないということもあり日本企業は消極的だとも
聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

プリント配線のパターンですか、専門かじゃないと具体的にどうのって難しいですね
でも、リストラのかかった評価コンぺってのは恐いですね。参考になりました、ありがとうございます

お礼日時:2002/03/29 14:05

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