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金Goldというのは、現在の科学で結局作ることはできるのでしょうか?
すごい設備で核融合を起こすと作れるけど採算が合わないのでやらないっていう人がいますが、どうなのでしょう。

A 回答 (10件)

水銀にベリリウムを衝突させることでも金を作ることが出来ます。


何の本か失念してしまったのですが、大昔、海外で金の生成に成功したことが当時の日本の新聞に大々的に載ったそうです。すいません、ソースを提示しないと説得力ないですよね…

ちなみにNewton10月号によると、この方法で一年間生成を行なっても0.00018グラム程度しか金を得られないとのことです
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この回答へのお礼

あ、そうなんですか。当時ではやはり大々的に扱われたのですね。それなら納得です

苦労して金197を作っても、本当にまったく実用的ではない少量なのですね

それはだいたいいつの頃かわかりますか?

お礼日時:2006/09/30 02:42

 横車です。


#1さん#3さんの通りですが,
水銀はγ線を反射しませんか?

 多分ガス状の水銀に高エネルギーの
γを当てるので・・・,生成する金密度は
かなり希薄でしょうか?
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質問とずれますが、どうせ作るなら金よりも他のレアメタルをやってほしい、と思うものです。


金なんて、なんだかんだ言ってそんなレアな金属ではありませんし、化学の世界では最近までおもしろいネタの無いやつと思われてました。(最近は違いますが)

一方、イリジウムやらタングステンやらパラジウム、またランタノイド金属といったレアメタルは、既に工業的に広く使われています。
有機合成から、工業機械、ディスプレーなどの発光材料 etc.
しかしながら、今後中国の経済発展にともない、これらレアメタルの中国による消費が増大することが予想されています。このままだと日本の工業が新たな危機を迎えてしまうかも?

横道回答で大変失礼いたしました。
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金197を核反応でつくるのは難しいと思います。

下記のURLに核図表というものがあるのですがこれは核反応を追跡しやすくした表です(金は20番にあります)。α崩壊の場合は右上から左下にかけての対角線で原子量が4つ減った反応を示します。左上から右下にかけての対角線は原子量が変わらないβ崩壊で中性子と陽子の変換を示します。これをみるとα崩壊では右斜め上にはかなり不安定な同位体しか存在していないので、これをつくるほうが大変だと思います。β崩壊も両方とも放射性元素ですがこれもつくるのが大変そうですね。

逆にこの表からはIr193にヘリウム原子核(アルファ線)をぶつけてそのまま融合するとAu197になるようです。

それ以外にも金よりも小さな原子核同士を加速器で高エネルギー状態にしてぶつけて融合させて金をつくることもできますが、加速器の使用電力は原子力発電所1基という話もあります。その加速器で加速できる原子核の数は1ヶ月にグラムに換算して数ミリグラムにも満たない量です。したがって数ミリグラムの金が得られても、それは原子力発電所1基が1ヶ月稼働したコストがかかっていることになるので途方もない金額になると思います。

ちなみに金を含めて鉄よりも重い元素は超新星爆発の際につくられたといわれていますが、まだどのようなメカニズムでつくられたかはわかっていないです。いま世界各国にある加速器を使ってその解明を行っているようです。そのときに多分金もほんのわずかにできていると思います。

参考URL:http://wwwndc.tokai-sc.jaea.go.jp/CN04/index.html
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全然違う話なのですが、千葉大の小倉先生が有機分子を使って金色をした金属光沢の分子を作ったという例があります。

将来、金の代わりとして使用されることが期待されているそうです。

参考URL:http://www.tokyokasei.co.jp/kikou/bun/129dr.pdf# …
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No.3のpyon1956さんの意見は正しいと思います。

少し追加します。金は実際に作れます。

Pt+He→Au (白金にヘリウムを当てると金になる)
です。しかし、白金は金よりも高価なためこれを行ってお金儲けはできません。

Hg+γ線→Au (水銀にγ線当てると金になる)
というのは、装置が必要なため、また水銀は有毒元素の1つであるためこちらも困難です。

金は金で採取するのがよいかと思います。

この回答への補足

世界でまだ金を実際に作った人はいないということですね?

机の上で可能でも、現実はまた別の話ですからね・・・

錬金術というのは、現代の科学を持ってしても無理だということなのですね

補足日時:2006/09/29 16:36
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#1、#3で言っているように「理論上」は元素転換で黄金練成はできます。



が、そのための設備の準備などに手間や金がかかる割りに学術的にも経済的にも意味がありません。
「ついに錬金術が!」という一言のためだけにやる物好きはいないということです。
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#1さんの仰る方法で作れるのですが、γ線を安定して照射するにはそれなりの施設などが必要です。


γ線を作ることについてはよくわかりません。レーザーから作れる、とも読めるような記述を見つけたのですが、読み方によっては単に周波数変換をしているだけ(γ線~γ線の)かもしれないし、何れにせよ安定して十分な量を取り出せてはいないようです。
となるとγ線源としては放射性物質しかありませんが・・・・
これは大変です。保管も、またコントロールも。その上あびせすぎてプラチナなどにならないようにしなければならないし・・・・その上大量に作るには時間と手間と費用が莫大なものになります。そのくらいなら金を掘った方がまし、というレベルだそうです。
なお核融合ではとても現在の人類の技術では無理です。(採算の問題ではなく、技術および理論レベルで無理)
水素の核融合ですら、実験レベル、あるいは爆弾ならともかく、実用的(たとえば核融合発電とか)レベルではまだまだ問題だらけで、金なんてとてもとても。
ついでながら、水銀200にγ線を照射して得られるのが金198だとすると、これは半減期2.7日で崩壊するので、放射性物質として危険物であり、また周囲の金を変質させ、さらに自分自身別の物質にかわるというとんでもない代物ですが・・・・(水銀は同位体が多いです。金は自然界に存在する同位体は197のみ。したがって水銀一般にγ線を当てると金の各種の同位体の混合物になると思われます。水銀200は4分の1くらいなので金198もそのくらいできるとしたら(もとの水銀の同位体により出来る金の同位体が違うかどうかも問題ですが)かなり危険な放射性物質が得られることになります。金としての価値は論外でしょう。従ってこれを除いてやらないといけません・・・・等々。

この回答への補足

ぐむむ・・
要するに、いわゆる金とわれわれが呼んでいる金197というのは、理論上ではなく、実際に作れるのでしょうか。というか、誰かすでに作ったのでしょうか?もしそうなら結構なニュースになっていると思うのですが・・

錬金術 現代科学でついに実現
みたいなニュースタイトルで

補足日時:2006/09/29 09:31
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現在の、科学では、無理ですね。


例えば、恒星(太陽)などで、超新星爆発
の時も、うろ覚えですが、元素番号25-30(鉄・亜鉛)
位までしか、出来ないみたいです。
人間の力では、ヘリウム(水素の、次)までしか、
核融合で、出来なかったと思います。
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水銀(原子番号80)にガンマ線を放射し、原子核崩壊が起こると陽子と中性子が1個ずつ減って、金(原子番号79)が精製されます。


さらにプラチナ(原子番号78)になります。
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