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パラフィン切片で、間接法とペルオキシダーゼを用いた免疫染色をしています。一次抗体、ビオチン標識二次抗体そしてHRP-ストレプトアビジンは、反応処理後回収して数回利用できると聞いたのですが、本当でしょうか?もし、一次抗体のタイプが異なる場合、例えばマウスIgMで用いたHRPは回収後、ラットIgGの際に使って大丈夫ですか?さらにもう一つ質問、DABは要時作製とプロトコール本には書いてありますが、保存できる方法もあると聞きました。
たくさん質問しましたが、よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

(1)原理上、アビジン-ビオチン結合は、強力かつ特異的なものであるので、HRP-ストレプトアビジンは再利用できると考えてよいと思います。

一次抗体には直接反応しないので、洗浄操作を十分に行っていれば大丈夫ではないでしょうか。
ちなみに私は再利用しませんが。
(2)DABは基本的に用時調製にしたほうが良いと思われます。過酸化水素等による酸化状態の違いで、沈殿が見られると発色がうまくいかないことがあるためです。
金属イオンの添加により、ある程度保存できる条件があるとは思います。
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ありませんでした。
非常に参考にさせて頂きました。これからはHRPは再利用しないようにします。また二次抗体も再利用はしない方が良いのかな、、、なんて考えてもいます。貴重なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2006/10/13 00:51

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