臓器売買について

今、臓器売買が問題になっておりますが、恥ずかしながら臓器売買がなぜ違法とされているのか？また、ドナー登録の人から臓器を譲り受けることはなぜ合法とされているのか？そのあたりが今ひとつ良くわかりません。ご説明いただけないでしょうか？よろしくお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： 8Mmadoka 回答日時： 2006/10/05 01:15

だって臓器を売買できるようになったら

金欲しさに自らの命を顧みずに臓器を売りにだすような人が出てきたり
もっと酷ければ自分の欲望のために他人の臓器を売りに出す人が出るかもしれませんよ？

もし質問者様が臓器狙いで拉致・殺害されて臓器を売りにだされたら？
質問者様自身ではなく質問者様の周りの人がそういう被害に遭ったら？
違法とされている現在でもお金目的で臓器を売買するような人達がいるくらいです。
もし合法化すればもっと悲惨なことになるでしょうね。
星新一氏(もしかしたら応募参加型のだったかも)のショートショートにありましたが
臓器採取のために作られる子供が出てきてしまうかもしれません。
そういう点も含めて臓器を売買するわけには行かないのです。

No.4 回答者： fe-shokugyou 回答日時： 2006/10/05 13:38

「臓器移植法」をご存知でしょうか？それを法的根拠に、移植医療が行われています。

私はその条文を知りませんが、それには臓器の授受に伴って金銭等の移動を禁止しているからだそうです。

『えーと、人間が死んでも（心臓が停止しても）～。』
　これは、一個人の宗教観云々であるように思います。

No.3 回答者： lv4u 回答日時： 2006/10/05 01:36

えーと、人間が死んでも（心臓が停止しても）２４時間くらいは、魂にとっては肉体感覚があります。

ですから、「お通夜」をいう行事をやって、魂と肉体が完全分離したあとに火葬などを行うわけです。
つまり、臓器提供ということで、心臓や脳波が停止直後に、臓器を取り出すことは、魂にとっては、麻酔無しの生体解剖を受けるのと同じ恐怖と苦痛を味わうことになります。

すでに回答にあるように犯罪行為の温床になり易いのですが、そういった非合法な面が無いとしても、臓器売買とそれに続く臓器移植手術は上記のような大きな問題を秘めています。私は苦痛に弱いので、絶対にドナーになりませんし、ドナーの必要な体になったとしても他人の犠牲で生き延びようとまでは思いませんね。

No.2 回答者： myeyesonly 回答日時： 2006/10/05 01:20

こんにちは。

臓器売買を合法にしてしまうと、お金に困った人や、多額の借金を背負った人などが、お金の為に臓器を提供するケースが激増します。

その結果、病気の人の臓器が流通したり、本来提供できないような健康状態の人が無理やり提供して死亡したり・・・という事が起ります。

実際、日本でも過去に、血液売買が合法だった時期があり、「黄色い血」という深刻な問題を引き起こした実例があります。
お金の為に何度も売血を繰り返し、肝臓なども痛めてしまって、血液が非常に薄く、ビリルビンという古くなった赤血球が分解されて出来る成分（肝臓で処理されます）が異常に多く、黄色く見える血液です。
この中に、ウィルス性肝炎の人も沢山いたようです。
そういう病気の温床にもなります。

少し前にニュースになった「目玉売れ、腎臓売れ」というサラ金（ヤミ金？）の取り立ての事件のような事が公然と行われる事になります。

現在は血液売買も禁止されてますが、いくらドナーがいないからって、どんな人でも提供していいわけではありません。

提供者の健康を破壊する提供はあり得ず、それを守る為に臓器の売買は禁止されています。

とは言っても現実には、あらゆる手術で１００％の安全を保障することができないので、難しい部分もあります。

ドナー登録は、提供して構わないという本人の意思表示ですので、提供を強制する事にはなりません。
ただ、ドナー登録しても、提供の打診があった時、断ることも普通に出来ます。
しかし、これゆえに、骨髄移植などでは、登録者数は増えたけど、いざとなったら断る人が非常に多くて困ってるというニュースが先日流れてました。