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合理的期待仮説によれば、人々は常に合理的・効率的に行動すると仮定されていますが、合理的期待形成学派の学者たちは、なぜこのような非現実的な仮説を唱えたのでしょうか。

A 回答 (1件)

理論というのは極論から始まるものです。


例えば、野球の打球の飛距離について考える時。
初めに、空気抵抗を考えないと打球はどう飛ぶのかを考えたあと、単純な空気抵抗を入れて考え、次に風や打球の回転等も考慮に入れていくわけです。
同じように経済学者の中にも、そのまま合理的期待仮設を支持している人間は少ないと思います。

自分的には適応的期待と合理的期待は別の考えというよりも、基礎としての合理的考え方と発展としての適応的考え方だと思っています。
短期で見れば適応的要素が強いでしょうが、長期で見れば合理的要素が強いわけですし、学者達も合理的か適応的かどちらを選んでいるのかではなく、どちらを重視しているかの違いなんだと思います。

そういう意味で、インフレターゲットは消費に関しては、適応的にも合理的にも同じような結論が出るような気がして、面白いなあと思うのですが、実際はどうなんですかね(おぃ
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