プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日ドイツに行きましたが、私が観光地(ケルン大聖堂)のレストランに行った際、チップは食事代の10%を払っていました。周りを見渡すと払っていない人もいました。・・・え~、チップは払うのが普通じゃないのかな~。
実際のところドイツはチップに対してどのような感じなのでしょうか?
ぜひお教え下さいませ。

A 回答 (5件)

 ケルンドームの近くのレストランといえば「アルト・ケルン」でしょうか、懐かしいなあ。



 パリではウエイターたちにはチップを上げるというのが当然の習慣のようですし、時には彼らも欲しそうな顔をしたままなかなか立ち去らないといったこともあります。
 また、うまくしたもので、勘定書きに書かれた金額というものはそのおよそ10%ぐらいをチップとして上乗せするとちょうどキリのいい額になるといったことももよく出会うマジックです。
 しかも彼ら、一応は「これからお釣りを出しますから」といった顔と手つきはするものの、なかなか当のお釣りが出てこないとか。
 つまり「お釣りはいいよ、どうせチップにする10%ぐらいだもんね・・・」と言わせる、あれは長い長い伝統に支えられた策略なんでしょうね。

 しかし、ドイツでは、彼ら、実にサッパリしています。くれそうにもない客にはあえて欲しそうな顔を見せない・・・といった気風があるかに受け止められますが、フランス人よりも誇りが高いのでしょうか。タクシーにしても、お釣りはいいよという人も居ればしっかり返して貰うという人も居たぐらいで。

 ですからチップを上げなくてもそれで以降のサービスが悪くなるといった感じでもないし、上げる人は上げるといった感じになっているようで、わたくしもそのことで「どうしよう」とずいぶん気を揉んだことがありました。

 で、結局その日の感じでお釣りの分を残してあげたり、お釣が多い時には大きめのお金だけ取り上げて、適当に小さいものだけ残してあげたりとかでお茶を濁してしまい、結局本当の習慣は知らず仕舞いになってしまいました。

 ただ、ちゃんとしたレストランなどでは、わたくし自身が支払うということが一度もなかっただけに実際の経験はありませんが、そばで見ているとやはり、たぶん10%かそれよりもちょっと多いかなと思えるチップを上げていたようでした。
 カードで支払う際には、立派な革表紙のフォルダーに挟んだ請求書をしっかり吟味した上で、フォルダーにカードをちょっと覗かせて挟んでウェイターの差し出すトレイに置き、それに何枚かの紙幣を重ねて、「これは君に・・」と手で軽く意思表示をしてといった感じで、ウ~ム、スマート!と思ったことでした。

 それに、ドイツでは「サービス料込み」とか「当店ではチップは頂きません」といったやり方も多く見受けられるようになりました。

 つまり、英語で言えば Courtesy rates are included.とか Service charge is included.といった意味に相当する文言が請求書の下の方に書かれているといったことですが、Servicegebühr ist ingeschlossen とか Das Trinkgeld ist unnötig といった文字が見えたらチップは要らないということになります。しかし、よほど楽しいひと時でも過ごしたのか、それでもなお何がしかのチップを手渡す人もいたりして、さあて、どうしたらいいものなのでしょう。
 
 余計なことですが、ここで言う Trinkgeld とは直訳すれば「飲むためのお金」、つまり「飲み代」ということ。つまりチップとは「これで一杯やってね 」ということなんだと一人で笑ったものでした。

 なんだかだんだんご回答に自信がなくなってきました、そのうちdela様にこそ本当のところをお伺いしなくては。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「アルト・ケルン」にも行きたかったのですが、オープンカフェでイタリア人の女の子がキビキビと働いている姿に一目惚れして、そのイタリアンレストランに通い詰めてしまいました^^(フレンドリーな笑顔で言ってくれた「ボナペティ」が忘れられない。。)
あっ、そうか! 

>しかも彼ら、一応は「これからお釣りを出しますから」といった顔と手つきはするものの、なかなか当のお釣りが出てこないとか。つまり「お釣りはいいよ、どうせチップにする10%ぐらいだもんね・・・」と言わせる、あれは長い長い伝統に支えられた策略なんでしょうね。

・・・ワタクシ見事にその華麗な策略にハマりました。
2ユーロ位のお釣りが発生した時に「無いの?じゃあ、お釣りはいいよ。」と私が言うと、彼女は笑顔とスキンシップで喜びを表現するんですもの・・・通い詰めてしまいますよ~。。
(私の好意をその娘に伝えようと思いましたが、彼女は“カルチョ”(イタリアサッカー)の国の出身だけに、“カテナチオ”「守備(ガード)が堅そう」で・・・断念しました。。)

今回は乱文でスイマセンでした。

お礼日時:2006/10/17 05:25

 とても明るく楽しいお礼を有難うございました。


 また、#4様にも、アルトケルンをご存知で嬉しいです。片言の日本語で話しかけてくれたというおじさん、今度行きましたらぜひ会ってみたいものです。

 >ワタクシ見事にその華麗な策略にハマりました。2ユーロ位のお釣りが発生した時に「無いの?じゃあ、お釣りはいいよ。」と私が言うと、彼女は笑顔とスキンシップで喜びを表現するんですもの・・・通い詰めてしまいますよ~。。

 アハハ、そうなんですよねえ、まさに華麗、憎めないんですよ。わたくしにもたっぷりとそんな経験がありますが、そうかぁ、あれはカルチョ並みの作戦・・・とあればかなり高度!。それにしても、とても楽しそうなご体験、思わず声を出して笑ってしまいました。

 本当にチップって彼らとこちらとの潤滑材、そうしてひとつひとつ新しい世界と新しいお友達の輪が広がって行くんですから、それを考えたら2ユーロぐらいは安い安い・・・。

 これからも折りがあったらケルンに足を伸ばして下さい。そんなお店では結構顔を覚えていてくれて、お久しぶりなんて言ってくれますが、そういうのってとても嬉しいものですから。

 ケルンという町は古くは古代ローマの植民地(コロニア)だったところで、ケルンという名前もそこから出ているとか。そのせいかドイツの中でも特にイタリア料理店が多いですから、きっといいお得意さんになることでしょう。ちなみにオーデコロンのコロンもケルンのことですが、ご存知ですよね。

 ケルンには、アルトケルンのすぐ並びに大きな中華料理店もありますし、もう少し川から離れる方向に歩くと日本料理店(「大都会」だったかな)もありますし、しかもそのすぐ隣にもイタリアンレストランがあったりしてとても親しみやすい街です。ドーム横のホーエ・シュトラッセもぶらぶら歩くと楽しいショッピングモールですし。
 
 ところで、ひとつ忘れていました。#4様がご回答になった「クレジットカードの場合、計算書にチップ欄があって後から自筆で書き加える場合があります」、これです。これ、たしかに見たことがあります。

 それから、ファーストフード店だとかキャフェテリアといったものではレジ払いですから料金通りの支払いで、お釣りはしっかり貰っていました。キャフェではチップを上げ、こんなお店では上げない、その境目がちょっと難しいんですけれ、要するに足を運ばせ手間をかけさせた・・・ことに対してチップを上げるということなんでしょうかねえ。

 キャフェテリアといえば、ドイツにもあちこちにありますが、フライドポテトとソーセージのほかに、いろいろなデリカといったものがガラスのケースに並んでいます。
 フライドポテトを注文したら、彼ら、かならず聞いてくるのがケチャップとマスタードをつけますか・・・という至極当然の質問。最初はその早口のひと言の意味が分らなくって、bite?、bite?・・となんども聞きなおして店員さんをイライラさせちゃったものでした。

 このbite(bitteかもしれません)という単語、とても便利です。注文の言葉のあとに英語の「プリーズ」のようにくっ付けたり、「もしもし」、「ちょっと」、「何ですか?」といった使い方とか、「もう一度言って」の意思表示とか、「どういたしまして」と言う時とか、出会い頭にぶつかりそうになったような際に軽く「ゴメンなさい」といった時など、とにかくなんにでも使えますから、これひとつでドイツ旅行をした・・・といった伝説話も聞くほどです。 
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 ドイツに割合最近、1年間ほど住んでいたことがあります。

アルトケルン、私も懐かしいですね。「トンカツ、おいしい」と片言の日本語で話しかけてくれた陽気なおじさんはお元気でしょうか。

 閑話休題。チップは、ちゃんとしたレストランや飲み屋、およびタクシーであれば払っていました。金額は端数切り上げでめどは5%強くらいでしょうか。住み始めて最初のころは律儀に10%以上を払っていましたが、それとなくまわりを観察しているとどうも少し多い気がして、その後は少し減らしてこうなりました。切り上げでは多すぎるという場合、中途半端な額を支払ってもいやな顔をされたことはありませんし、チップのぶんを引いていくらいくらおつりをくれ、と頼んでもたいてい快く応じてくれました。
 もちろん、セルフサービスの店やバイキング形式でテーブルサービスが一切ない場合は別ですが、このスタイルの店でも飲み物だけはテーブルサービスありの場合があり、その場合はごく少額ですが出しておきました。

 クレジットカードの場合、計算書にチップ欄があって後から自筆で書き加える場合があります。ホテルのレストランなどはそのパターンが多かった気がします。それがなければ別途現金で払います。

 ホテルの枕銭も、一応50セントから1オイロくらいをおいておきました。これは連泊の時そのままとらずに置いてあることも多かったので、いらないという説が正しいかもしれません。

 ドイツに住んでいるのにあまりドイツ語が得意でないため、100円そこらをけちっていやな思いをしたくない、というのが正直なところでしたので、もっとまわりの様子をつかめるだけのドイツ語力がある方であればまた別な判断もあるかもしれません。あくまで、ご参考までに。
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 #2です。

ドイツ語のところが文字化けしてしまっていたので、もう一度。これでもまたダメになるかもしれませんが。

Servicegebuhr ist ingeschlossen とか Das Trinkgeld ist unnotig ・・・・

 文字化けの原因はどうやらウムラウトという点々のせいかも。
Servicegebuhrのuと、ingeschlossenのoと、unnotig のoも頭に:みたいなウムラウトが付きます。
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高級レストランは知りませんが、渡さなくても問題はありません。

渡すとしても端数を切り上げる程度(たとえば9.5ユーロなら10ユーロ置くとか、12.3ユーロなら13ユーロにするとか)です。よほど手間をかけたりすれば別でしょうが。

渡し方は、もしおつりがいらないのなら手でそういうしぐさをすればいいし、14ユーロのところを15ユーロあげたいけど20ユーロ札しかない場合には、お札を出しながら「15ユーロ」と言えばわかります。

ただしその店の亭主、オーナーには、チップは渡さないことになっています。これはチップがあくまでも使用人に対する心づけだからです。
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