本田宗一郎氏の「一日一話」を読まれた方

この本の中の１０月１８日の話に
「門のところに下手くそな酸素づけがしてあった・・・」
とあります。
この「酸素づけ」ってなんでしょう。

No.1 ベストアンサー 回答者： cse_ri2 回答日時： 2006/10/18 18:35

その本は読んでいませんが、おそらく転居したばかりの家のある場所を忘れてしまった本田氏が、夜中に自宅を探そうとしたときのエピソードでしょう。

ここでいう酸素づけとは、溶接のことです。
溶接の方法として、ガスと高圧酸素で金属棒を溶かして溶接する方法があり、新居の門の溶接が下手くそ（本田氏は技能労働者としても、極めて優秀でした）だったのを覚えていた氏が、それを手がかりにして家を探したとのことです。

ちなみに、この後無事自宅を発見した氏が、玄関の門を叩いて
「ここは本多さんの家ですか？」
とたずねたところ、出迎えた奥さんが
「あなた、何馬鹿なことを言ってるんです」
と一刀両断で切り捨てたそうです。（笑）

この回答へのお礼

そうです、その話です！
その下手な酸素づけが気にならなかったら、この日、本田氏は一晩中迷子になっていただろう・・・と言う話でした。

分かりやすい回答をありがとうございました。

お礼日時：2006/10/18 21:41