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北海道の道南地方に、昨年鉄鋼ユニットの住宅を建て、暖房に電気ボイラーを使用した、セントラルヒーティングを選択しました。
そこで質問なのですが、電気ボイラー使用時のセントラルヒーティングを効率良く運転する為には、ボイラーの温度設定は何度くらいが良いのでしょうか?(高温or低温)
現在の使用環境は10~18時くらいまでは留守にしていて、ボイラーは24時間通電、設定温度は22度前後、普段人が居ない部屋(寝室、客間)は18度位です。この温度設定でも妻は寒いといって、着膨れしてますw。本当はもう少し上げたいのですがコストが心配で我慢してます。

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

気になった質問だったので、どんな回答がついたかと見にきたんですが、誰も書いてませんね。

  それでは僭越ながら僕が・・・・
探っていく過程でコストが悪い結果にを経ていく場合もありますし、どんな間取りで放熱器がどこにどのくらい設置されているかもわからないので、「コストを抑えて環境を向上させたい」という質問者さんの意向にそえる自信が正直ありませんでしたので、発言を控えていました。
参考程度に聞いて下さい。

まず、放熱器がきちんと各窓下に設置されていると仮定して話します。
その理由を話すととんでもなく長くなるので、割愛します。下記URLに僕の見解を書いてますので、後ほどにでも見てください。長いですよっ。
僕は、質問者さん宅は全館暖房を目標にしているので、部屋によって設定温度を変えるのはナンセンスのような気がします。
全て同じ温度に設定する事にすれば、そりゃー暖かいのは当たり前だろうと思うでしょう?その通り。当たり前なんですが、何故か皆さん他の部屋の設定を絞るんです。無駄と思って。でも、無駄じゃあないんですよ。逆にそれをしなかった弊害の方が多いことがよくあります。因みに僕は北電の回し者ではありませんよっ。
高断熱住宅になったと言っても、それは外部についてです。そりゃ熱はある程度さえぎりますが、各室の間仕切り壁や1F天井~2Fの床は、断熱性が良いわけではありません。壁のこっちと向こうで温度が違うわけですから、隣室との温度差を解消しようと、壁から熱が奪われていきます。上下温度差をつくる要因にもなりかねません。
そして、本来暖かくしておきたい部屋では、その奪われた温度を充填する為に、はたまた上下温度差により冷えた下部の温度を上げる為に、設定温度に近づけようとパネルは頑張るのです。
ボイラーから循環してるお湯は同じ温度です。放熱器毎に温度を変えてるわけではありません。後は、各放熱器の足元で放熱器に温水を巡らせるのを開放してるか止めてるかです。
他の部屋の一部の放熱器が開放してようが、してまいが、暖房してる部屋がある以上、ボイラーは稼動し、温水は循環します。
で、パネルでは「マダマダアタタメナキャ」って言ってるのに、暖めたい室からボイラーへ戻ってくる循環水の温度は低いので、ボイラーはさらなる高稼働をします。そして、その効率はあまり良いとは言えません。
逆に、昨今言われている高気密高断熱として、その断熱性能を信じて全館暖めると、室温の降下が案外少ないので、暖めるまでは負荷がかかりますが、以降は低運転となます。案外コストは変わらないって事になったりします。
質問者さんのお宅も、どの部屋にいっても暖かいと同時に、暖房を抑えた部屋からのコールドドラフトを抑える事によって結果改善される可能性があります。

最初に前置きしましたが、放熱器がきちんと各窓下に設置されていない事は、「コールドドラフトを防ぎませんよ」と宣言しているのと同じです。
信じられない事ですが、リビングや子供部屋・寝室等のまともな部屋で、窓際と反対の室内側に何とも思わずに堂々と放熱器を設置する住設屋さんもいるのです。
もし、その配置なら、50を80にするのではなく、マイナススタートです。非常に残念ですが、改善にはかなりの手間がかかります。

寒いと感じる感覚は、着衣量や作業による当人の代謝はおいといて、皆さんご存知の気温と湿度の他に、気流と放射熱(周囲の壁面等の温度による影響)があります。これは温熱4要素と呼ばれています。
同じ温・湿度でも、気流が早ければ寒く感じるし、壁が冷えていれば寒く感じます。
それに、不均一放射や上下温度差の局所的な不快感も加わります。
気温を上げる事も重要ですが、それと共に、コールドドラフトを抑える、上下温度差を抑える、壁面温度を抑える事は、体感温度には同じように重要な事なのです。

それでは、質問者さん宅の環境が良くなる事を祈っています。
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