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銀河系の大きさや星の数などが本に載っていたりしますが
こんなものをどうやって測ったのでしょうか
半径が5万光年とか中心付近で厚さが1万5千光年とか
なんでわかったのでしょう。
この値に信憑性はあるのでしょうか
星に囲まれた空間で計測することは人ゴミの中にいてどのくらいの範囲に
どれくらいの人がいるのかを計測するようなものでは?

A 回答 (8件)

星までの距離は、三角測量の原理ではかります。


地球が太陽の周りを回ってますから、その位置の違いで星の見え方がどのように変わるかで距離がわかります。
それを3次元的に拡大してゆくと、宇宙の地図ができるわけです。
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詳しいことはまったくわかりませんが


地球からの銀河系の片方の端までの距離ともう片方への距離、
その間の角度がわかれば、三角定義(?)とかで、
その銀河系の大きさってわかるのでは?
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人ごみの中で、自分の周りにどのくらいの人がいるかを計測することは、不可能ではありません。

難しいのは、人が不規則に動き回るからで、規則的に動くか、じっとしていてくれれば、可能です。星は少なくとも観測している間は、見かけ上、そんなには動かないし、動いても非常に規則的なので、かなり正確な測定ができると思います。だからかなり信憑性のある数字だと、私は、思っています。
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銀河の大きさと形状は、星までの距離が計測できれば導けます。

全ての星を調べることはできないので、いくつかのサンプルをとりますが「こと座RR星型変光星」という種類の星を使います。これはどの星も明るさが同じなので、明るいほど近いということが分かります。現在の大きさと形状はこの方法で測定されています。また星の動き方から銀河の質量が太陽の2~3千億倍ということが分かり、ここから星の数が推定されています。
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少なくとも、「人混み」というほどの密集した状況にはないと思いますが。


実際の計測法については既述の通り。
最近は観測技術や、それを支えるコンピュータ環境も向上してきてますから、
それこそ
「総当たりで、観測限界までの全ての銀河系内天体をマッピングする」
ことも可能でしょうね。
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No.1 のkenji-osakさんのお答えは、年周視差というヤツを使うやり方です。

これは、遠い星だと、大きな誤差が出るので、わりと近い星しか、計測できません。
No.4 のtakuya74さんのお答え。これは確か、恒星が二つ対になって回っている連星が、重なるときと離れたときで生じる、パルスから求めるやり方でしたか? これでは、実際の星の規模が推測でき、推測された実際の明るさと、地球からの見かけの明るさの違いから距離が分かります。間違っていたらすみません。

えーと、基本的に、5万光年という距離は、結構アバウトなんだと思います。
そりゃ、キロメートル単位とかで、計測できていれば、ビックリしますが、だいたいの大きさとして、示すことはできるのではないでしょうか。はい。
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銀河の大きさは主に、恒星のスペクトルと絶対光度の関係から求めます。

その考え方は次の通りです。
まず、恒星の見かけの明るさは観測で求めることができます。そして、光の強さは距離の2乗に反比例して弱くなりますので、その恒星の絶対光度(本当の明るさ)がわかれば、恒星までの距離がわかります。
次に、恒星のスペクトルも観測で求めることができます。そして、主系列星(まあ壮年期の星という感じかな)について、そのスペクトルと絶対光度の関係がわかっています。横軸にスペクトル、縦軸に絶対光度としてプロットしたグラフをヘルツシュプルング-ラッセル図といいます。これは年周視差で距離を測定できる百光年より近い恒星から求めたようです。
以上から、恒星のみかけの明るさとスペクトルからわかる絶対光度によって距離がわかるという寸法です。
この方法で、天空の恒星の距離を求めていくと、円盤型の我が銀河系の姿が浮かび上がってくるのです。ですから半径5万光年というのも信用してもいいでしょう。
ちなみに、この方法は恒星のスペクトルを詳しく分析できる距離でしか使えない方法で、これ以上はセファイド型変光星を利用する方法などで測定します。下記URLも参考になるでしょう。

参考URL:http://plaza20.mbn.or.jp/~yujiwatanabe/spacenews …
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秀逸な一般向け解説書を見つけましたので、紹介します。



ジョン・グリビン「時の誕生、宇宙の誕生」翔泳社 2000

書名からは連想できないかも知れませんが、内容はまさに専門家による、天体の距離観測法の系統的かつ分かりやすい解説です。
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