武豊のすごさ。

　デビュー当時から天才と言われた豊さんですが、そのすごさとは周りの騎手と比べてどこが違いますか？それと豊さんが２０代の頃にレース中に「どけ～！」と言ったのは本当ですか？

No.6 ベストアンサー 回答者： nsrua 回答日時： 2006/10/30 00:01

私も以前に同様の質問に回答した者です。

岡部幸雄の「勝負勘」を読みました、エージェント（騎乗依頼を管理する人）は岡部さんが始められたようです。JRAはその存在を公式には認めておりません。他の方が書かれているように武豊には強力なエージェントがおります。又一方例えば藤田伸二にもこの人を中心とした騎手のグループがあり、協力なエージェントがいます。そして有力馬に騎乗する騎手をこのグループ内で回し、武豊に有力馬が出て行かないようにしている、仕組みがあります。
岡部幸雄が語る武豊評をまとめてみます。
とにかく隙の無いレースをする。自分が隙を見せないだけでなく、相手が見せるちょっとした隙も逃さない。レースぶりにソツがなく、周囲をよく見ることができる。武騎手の最大の武器はミスをしないことだと思う。引退後武豊の騎乗を見ていると改めて、ミスらしいミスと言うものが、殆んど無いのがよくわかる、と岡部さんは言っています。

No.7 回答者： noname#21147 回答日時： 2006/10/30 16:34

＞２０代の頃にレース中に「どけ～！」と言ったのは本当ですか？

スペシャルウィークのきさらぎ賞でも、レースVTR見ると良いですよ。
きれぇ～～～に、若手が前を開けてますねー。
まあ、どの騎手でも鬼気迫れば、「どけーっ！」って言います。
スマートイメージのフランスの競馬だって密着が多いから、競馬中に本当に火花散るし。
（ちなみに田原の「ありゃ馬こりゃ馬」みれると、削りのシーンが見れる。）

で、武ちゃんは、関西テレビの某アナと仲悪いらしいですよ。
テレビ中ではニコニコしているけど、カメラ外れると「あ”？」みたいな感じらしい。
紳士のスポーツと言っても、実際、藤田伸二みたいな尖った奴らばっかですよ。マジで。
あの引退した岡部氏だって、メッチャ怖いですぜ。
当然、博打の世界だからヤーさん絡むし。当然と言えば当然ですハイ。

No.5 回答者： tannsyouninnki 回答日時： 2006/10/27 23:07

以前、同じような質問に回答したことがありますが、リーディングの上位に位置している数人の騎手との騎乗技術の差はさほどありません。

武豊の凄い所、それは人脈とバックについている凄腕のエージェントです。
最後の直線で藤田騎手の前を若手がふさぐと‘どかんとぶっ殺すぞ’
なんてこと聞いたことがあるな～

No.4 回答者： sasakuri 回答日時： 2006/10/27 18:22

オークスのダイワエルシエーロの福永「勝春さん、ゴメン」の方が印象にありますけどね。

No.3 回答者： nep0707 回答日時： 2006/10/27 11:46

＞デビュー当時から天才と言われた豊さんですが

「名人・武邦彦の息子」「入門厩舎の先輩騎手が名手・河内洋」という
自分の恵まれた環境を最大限に利用した人だと思います。
…これはもちろん褒め言葉です。
環境が恵まれているのにそれを生かせない騎手もたくさんいるんですから。

＞そのすごさとは周りの騎手と比べてどこが違いますか？

若いころはどうすれば勝てるかを最大限に考えて、
そのためにはそれまでの常識と違うことでもやってみる、
多少危険な騎乗にも挑戦する、というところがあったと思います。
当時はよく「福永洋一に重なるけど、福永のようにならないでくれ…」と書かれたものです。

あと、基本的に先約主義で、より能力の高いと思われる馬の騎乗依頼があっても
先に乗る馬が決まっているときはそちらを優先する…という、一本筋の通ったところもあります。

９５年の阪神３歳牝馬ステークスでは、素質最高と言われたエアグルーヴを断ってイブキパーシヴに。
９７年の有馬記念では、天皇賞優勝・JC２着のエアグルーヴを断ってマーベラスサンデーに
９８年の宝塚記念では、自らの手綱で４連勝中のサイレンススズカを断ってエアグルーヴに。

こういう筋の通ったところは、人徳につながるでしょう。
いい馬を回してもらうためには人徳も必要です。

今は確かに「顔」で勝っている、
「顔」でいい馬を回してもらうことも多いと思いますが、
こういう積み重ねが今の実績を作っていると思います。

＞それと豊さんが２０代の頃にレース中に「どけ～！」と言ったのは本当ですか？

「レース中に先輩も後輩もない」が自論らしいですからね。

No.2 回答者： jumbokeskusu 回答日時： 2006/10/27 10:30

岡部の殴打事件ありましたね。

騎乗中ではないですが、今は調教師の○浦さんが若いジョッキーだった頃。
先輩や有力ジョキーが、ちんたらして前をふさいでいると、どけどけというのは当たり前くらいに思ったほうがよさそうです。

No.1 回答者： FARCE 回答日時： 2006/10/27 04:45

天才だかどうだかは自分はハッキリとは言えません。

もし・・・岡潤一郎が生きていたら、今の武はいなかったかも？知れませんしね。

武のレース中の『どけ～！』という発言ですが、
＞武に限らずジョッキーなら誰もが言っている事らしいです。とくに４コーナーとかはテレビ中継とか見ていると、各馬一団となって上がって行く所とか綺麗に感じますが、あの瞬間がジョッキー同士の野次や暴言が一番凄いらしいです。（岡部なんか言葉だけじゃなく、殴ったこともあるくらい）
昔、優駿という映画がありましたが、その映画の中でもその様なシーンが何度もありました。

騎手は常に死と隣合わせですし、お互いに声を掛け合って注意し合っているんだと思うんですが、レース見ていると若手の騎手とか先輩に遠慮しているのが分かります。とくに女性の牧原とか、ただでさえ騎乗依頼が少ないのに、必ず邪魔にならない様に大外ブン回って来ますしｗ

有名なのでは・・・
＞後輩の吉田豊がレース中に後藤に注意されていたのも関らず、危ない騎乗して後で後藤に木刀でシメラレタた『後藤・木刀事件ｗ』ですかね♪ｗ

若手でも一部も松岡・藤岡とかは結構大胆な騎乗が目立ちますが
＞あれは例外で、松岡は坂井千明や藤田に気に入られているから許されていて、藤岡は親父の力？みたいな感じですし・・・

けど、日本はまだ野次や暴言は軽い方みたいです。以前、福永がエイシンプレストンで香港言ったとき、隣を併走していた騎手がシッコク怒鳴り付けてきたと帰国後雑誌のインタビューで言っていました。
（福永はそのインタビューでは、イン入ったら塞がれちゃうし、あんなのうぜーからシカトっすよ！シカト！ｗみたいな事言ってましたがｗｗｗ）