プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 つい最近、津田雅美さんの「彼氏彼女の事情」を読んで驚きました。私にとって、とても深く考えさせられる少女漫画(感覚的なものなので上手く表現できないのですが…)でシリアスなシーンなど、台詞の一つ一つにとても感動しました。私は今まで主人公が告白して、カップルとなってハッピーエンドというような話しか読んでなかったので…。
 そのような深い少女漫画をもっと読んでみたいのですが、どの本を手にとればいいのか、イマイチ分かりません…^^;心当たりのある方は一冊からでも構いません。分かりにくい条件でスミマセン。教えてくださると嬉しいです。

A 回答 (11件中1~10件)

このあたりはいかがでしょうか。



・いくえみ綾「私がいてもいなくても」
バイトも恋愛も家庭もうまくいってない女の子が、再会した昔の同級生の漫画の仕事を手伝うことになる話です。台詞や心理の描写がリアルで、メッセージ性も強い作品です。主人公の成長に感動しました。

・岡崎京子「リバーズ・エッジ」
川辺で見つけた人間の死体を秘密として共有する高校生たちの話です。希薄な人間関係での閉塞的な日常を描いてます。読んでとても衝撃を受けました。深いです。

・日渡早紀「ぼくの地球を守って」
悲劇的な死を迎えた異星人から転生した高校生たちが、前世の記憶に翻弄される話です。戦争や宗教といったものにまで話を広げながら、過去というものに囚われてしまう人間の姿を描いています。

・吉野朔実「恋愛的瞬間」
恋愛心理を専門とするカウンセラー兼大学講師の男を狂言回しにしたシリーズです。吉野さんは飄々とした雰囲気の中で人間の心の奥を、時に狂気を描いていく方で、この作品もただの恋愛ものとは違う鋭い切れ味を持っています。

あと既出ですが

・高屋奈月「フルーツバスケット」
女の子が異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまう不思議な一族と関わることになる話です。最初はドタバタコメディ?という感じですが、親子関係のトラウマが大きなテーマになっていて、重い部分や感動する部分が多いです。
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この回答へのお礼

 「フルーツバスケット」や「ぼくの地球を守って」などは、何度か手にとったことのある作品なので、是非読んでみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 13:13

白泉社 森生まさみ さんの「おまけの小林君」おすすめです。


小林大和君の一言一言がジーンときます
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この回答へのお礼

 「おまけの小林クン」は何度か聞いたことのある漫画です。結構、最近の漫画ですよね。読んでみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 13:00

少女マンガ?ではありますが、


おススメは柴門ふみサンの
「あすなろ白書」
「同級生」等・・・。
大人の理論や視点で、濃厚です。
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この回答へのお礼

 そうですね。やはり、深い漫画には大人の論理や視点などが必要じゃないかと思います。参考にします。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 12:47

おっさんですが、


白泉社はガラスの仮面が連載した頃から読んでました(現在は読んでません)
遠藤淑子さんの作品をお薦めします、ギャグ中に色々な人生の深さをちりばめています、特にすきなのが「ヘブン」です。

他の方が書かれている、羅川真里茂さんの「ニューヨーク・ニューヨーク」は秀逸です。

谷地恵美子さんの「サバス・カフェ」など
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この回答へのお礼

 羅川真里茂さんの作品は他の方をオススメらしく、深い作品が多いのですね。是非、参考させてもらいたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 12:42

こんにちは



確かに白泉社は編集方針が他社とは全く違いますよね。
すでに20年以上付き合っていますが・・。

私はまず成田美名子さんの一連の作品をおすすめします。
彼女は爽やかな雰囲気の作風でさらりと人の内面や業に関連する重いテーマを描いています。

 ・エイリアン通り
  カリフォルニアの大学を舞台に、ひょんなことから主人公シャールの家に同居するようになった異邦人達の物語。
  彼らは誰も皆、心にトラウマや傷を負っている者ばかりだが、助け合いながらその傷を乗り越えていく。
  いつしか単なる居候だった彼らにとって、シャールの家はかけがえのない「我が家」となっていた・・。

 ・CHIPHER(サイファ)
  人気俳優のシヴァ。実はシヴァとサイファという双子の兄弟が交代で「演じていた」偶像だった。
  2人は少年時代のトラウマから人間不信になり、2人が入れ替わっても気が付かない周りの人間に対してさらに不信感を増大させていた。
  そんな時同じ高校に通う少女アニスが2人と同居し、1週間以内に2人を見分ける勝負を申し込んだところから
  2人は徐々に他人に心を開いていくようになる物語。

 ・NATURAL
  山王丸理子の父親がペルー赴任から帰ってきた。ペルー人の少年、ミゲールを養子として連れて・・。
  こうして始まった普通の日本人と異邦人との生活。
  しかしミゲールにはペルーでの生活で重大な秘密があった・・。

特にこの3本がおすすめ。

これ以外では、ほんわかした作風に惑わされますが、川原泉さんの初期の作品はどれも秀逸ですね。
あくまでもコメディではありますが、彼女が大学で哲学を専攻してたこともあり
哲学的な視点で人間を切り取った描写が随所に出てきます。

その他、やまさき貴子さんの「ムシ」シリーズ、山田南平さんの「真吾&久美子」シリーズや「紅茶王子」も
深いテーマを持っていますね~。

・・って、みんな白泉社ばかりですね。(^^;)
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この回答へのお礼

 私も白泉社には深い作品が多いと思います。成田美名子さんの作品ですね。参考したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 12:33

羅川真里茂著「東京少年物語」白泉社


http://books.yahoo.co.jp/book_detail/07101582
#5さんもお勧めしている羅川真里茂さんの短編です。羅川さんの作品はどれも内容が深く、主役から脇役に至るまでキャラクターの心理描写が巧みで読み応えがあります。長編で良ければ「赤ちゃんと僕」や「しゃにむにGO」もお勧めですし、同性愛をテーマにした「ニューヨークニューヨーク」も深い内容だと思います。

吉田秋生著「ラヴァーズ・キス」小学館文庫
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30570437
吉田秋生さんも深い内容の作品を描く作家さんだと思います。ラヴァーズ・キスは6人の男女の複雑な恋愛模様を、切なく優しく描いた作品です。単純に男女がくっついてハッピーエンドといった恋愛物語とは全く違います。
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この回答へのお礼

 「赤ちゃんと僕」はアニメで何度か見たことがあります。原作は漫画だったんですね。読んでみたいと思います。
ありがとうございました

お礼日時:2006/11/12 12:26

津田雅美さんは確かに!わざわざ難しい言葉選びが目立ちますよね。

きっと色んな書物を読んで賢いんだろうな、って思います。

そこまでシリアスではないのですが、いくえみ綾さんの「潔く柔く」(1)~(3)。彼女の作品は結構好きです。他の短編とかもいいですね。

あと、他の方も答えていますが、小花美穂さんの作品は、りぼんにしては重いものが多い気がします。当時はあまり理解できなかったところが多かったのですが、今読んでみて深いな、って思います。代表作の「こどものおもちゃ」とかも基本的にコメディですが、ラストの辺とか泣きました。「猫の島」とかも好きです。

一風変わった作品が多いのは津田さんと同じく白泉社からの、望月花梨さんです。この人もいろいろ知ってるんだな、って感じます。初めのころの短編集は廃盤になってしまったものもあるので(短編の方が好きだった…)古本屋にしかないものもありますが、今普通に出てるものだと「鍵」「スイッチ全2巻」がおすすめかな~。「スイッチ」はわりとハッピーエンドですが。

「赤ちゃんと僕」で有名な羅川真里茂さんもいいと思います。これも基本笑いが多いですが、人間関係とか、考えとかテーマが多くて、私も今でもたまに読み返します。登場人物が多いのですが、それぞれがちゃんと考え方を持っていて好きです。他にも「ニューヨークニューヨーク」「いつでもお天気気分」など。

他の作品はそうでもないですが、早稲田ちえさんの「NERVOUS VENUS」はシリアスでテーマも深いな、と思うのですが、掲載雑誌が廃刊になってしまったりなど、連載休止中だそうです。6巻くらいまで出てるのですが、続きが気になります。

高屋奈月さんの「フルーツバスケット」もメルヘンなイメージがありますが、読んでみてください。
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この回答へのお礼

 フルーツバスケットは結構有名ですよね。
他にも色々と漫画を紹介していただきありがとうございます。知っている漫画が多かったので、探しやすいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 12:18

私も、深い少女漫画という件名を見て、真っ先に浮かんだのは彼氏彼女の事情でした。

のでちょっとビックリしたのですが(^^)
私もああいうような話は、白泉社が多いかなと思います。
結構上がっているのですが、他の方が書いていない漫画を少し・・。
高屋奈月さんの「翼を持つ者」白泉社
小花美穂さんの「パートナー」りぼん
この辺が私としてはお勧めです。彼氏彼女の事情よりは現実離れしていますが、自分の生き方というか、人それぞれの幸せなどを色々考えさせられました。
是非機会があったら読んでみてください。
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この回答へのお礼

 高屋奈月さんは私も好きです。「翼を持つ者」見てみたいな思いました。参考にします。回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/03 16:17

ivuivuさんのおっしゃられているような、「深い」少女マンガは、「彼氏彼女の事情」のように、白泉社のマンガによくみうけられると思います。


エンタテインメント性もあるけれど、心理描写に大きく力を注ぎ、リアリティがある心にぐっとくるこころが描かれている作品が多く存在します。
作品としては、以下がおすすめです。
「花の名前」(斎藤けん・白泉社花とゆめコミックス)
「金魚奏」(ふじつか雪・白泉社花とゆめコミックス)
「あかく咲く声」(緑川ゆき・白泉社花とゆめコミックス)
「回転銀河」(海野つなみ・講談社コミックスKiss)
「あかりをください」(紺野キタ・幻冬舎バーズコミックスガールズコレクション)
特にお勧めは「花の名前」。新人さんですが、絵柄の華やかさに負けないぐぐっとくる物語が描かれています。
「回転銀河」は短編集ですが、「主人公が告白して、カップルとなってハッピーエンド」ではない話がたくさん詰まっています。
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この回答へのお礼

 斎藤けんさんは私も知っています。「花の名前」参考にしたいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/03 16:13

「カレカノ」わたしも好きです。


似たような……といっても、これ自体かなり個性的な作品でしたが。

とりあえず「薔薇のために」はどうでしょう。
当作品の出版社のHP画像なら問題ないでしょうか。
吉村明美さんの作品はどれもいいですよ。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/ …

あとは個人的に紫堂恭子ファンでもあります。
どれかお手に取ってみてほしいです。
http://homepage.mac.com/rumakarl/
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この回答へのお礼

 「薔薇のために」は稀少本のようですね。古本屋に行って、探してみます。回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/03 16:09

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