プロが教えるわが家の防犯対策術!

フランツ・カフカの作品で、『変身』以外の有名なもの・オススメのものなど、教えてください!
どうぞお願い致します。

A 回答 (4件)

村上春樹氏は、カフカ賞の受賞式で、 「15歳のとき、はじめてカフカの 『城』 と出会い、たいへんな衝撃を受けた」 と語ったそうです (2006年10月30日)。



「城」 は長編です。有名な短編としては、もうひとつの代表的な長編 「審判」 にも挿入されている 「掟の門」 があります。断片といったほうがふさわしい短編にも、珠玉のような作品がたくさんあります。

カフカの作品の多くはノートなどに書かれた手稿として遺され、それを焼き捨てるように託された友人マックス・ブロートのおかげで世に出ました。しかし、ブロートの判断で断片をつなぎあわせて題をつけるなどの編集がされてしまった部分もあります。お読みになるのであれば、池内紀の訳で白水社から出ている、手稿に忠実なあたらしい翻訳をおすすめします。
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この回答へのお礼

『城』ですか!
村上さんがそんなことを・・・気になります。
『掟の門』というのも有名なんですね。
訳者・出版社などもおすすめいただけて感激です。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2006/11/15 09:58

「断食芸人」がすきです。

岩波のカフカ寓話集のほうに入っていたと思います。最初は地味っちゃ地味という印象だったのですが、短編なので何度かめくるうち「食べないという芸」「断食せざるを得ない」がなかなかカフカその人を感じさせるし、また現代社会の我々に通底する感覚のように思われて、(それこそ)味があります。

「中年のひとり者ブルームフェルト」もすきです。こちらはカフカ短篇集に収録。メッセージはともかく物語としてみると変身のような楽しさ、不気味さ、滑稽さがあっていいですよ。
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この回答へのお礼

カフカ好きにはたまらなそうな印象ですね。
探して読んでみたいと思います!
どうもありがとうございました!

お礼日時:2006/11/15 10:04

既出ですが、私自身読んだことがあるのは、「変身」以外では、


「城」と「審判」
です。
長編ですので、そうとう歯応えがあります。
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この回答へのお礼

「変身」の次は「城」と「審判」、というカンジなのでしょうか?
ありがとうございます!
読んでみます。

お礼日時:2006/11/15 10:02

「変身」ほど知られているものはないのでは、


邦訳も「城」「審判」「アメリカ」「カフカ短編集」「カフカ寓話集」くらいしか知りません。
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この回答へのお礼

やはり『変身』が有名過ぎるのですね。
幾つか挙げてくださってありがとうございます!
探してみます。

お礼日時:2006/11/15 09:52

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