質問

点滴をする際に、見た目では同じように見えても、色んな点滴がありますよね。その使い分けについて教えてください。
(乳酸リンゲル液と維持液の違いなど)

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回答 (2件)

目的によって使い分けています。

 脱水の補正や救急患者の初期輸液にはNa濃度が高く、Kを含まない(急速輸液が可能)か含んでも少量のものを使用します。足りない陰イオンを補うため、乳酸や酢酸(より代謝されやすい)が加えられたりしています。1日以上使用続けるには適していません。商品名、ソリタ、ラクテック、ラクテックD、ラクテックG、ポタコールR、ヴィーンF、ヴィーンD、ソリタT1、KN補液1Aなどです。D、G、Rは糖濃度が高いです。

 初期輸液の後に続けて使用するのは維持輸液でNaが低く、Kが加えられており数日間継続して使用することができます。ソリタT3、KN補液3B、アクチット、ソリタT3G、フィジオゾール3号、フィジオ35、KN補液MG3号、ソリタックスHなどです。ちなみにソリタTの「T」は東大のTで東大病院の医師が考案したものです。

 また単に薬剤を点滴したいだけのときは生理食塩水(セイショク)や5%ブトウ糖液(Naを入れたくないとき)などの等張液を使用したりします。抗生剤の点滴は生食100mlなどに入れたりして短時間で終了します。もっと希釈が必要な薬剤は250mlや500mlのボトルになります。

 以上は外来でよく見かける点滴ですが、よほど状態が悪くない限り何を使用しても副作用が出ることはありません。ショック状態、高度脱水や電解質異常などの場合はデリケートな選択が必要です。

この回答へのお礼

Tが東大のTだったなんて、初めて知りました。
とても参考になりました!!
回答ありがとうございます。

 電解質輸液ですよね?同じ薬品名でも配合されている成分の量によって開始液・維持液・脱水補給液と細かい適応があるので書ききれません。ということで、下記URLをご参照ください。

この回答へのお礼

とてもわかりやすいURLでした。
回答ありがとうございます。とても参考になりました。

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