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ニュースに下記の記事がありました。
「東証上場企業の自社株消却 今年最高に」
ここで言う自社株消却とはいったい何なのでしょうか?
意図するところも知りたいです。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

自社株消却ってのは自分の持ってた株券を無効化するって考えとけばいいと思います。




事業でお金を儲けたのはいいんだけど今やってるビジネス以上に儲かるお金の使い道が無いときに、企業は自社株買い(自分のビジネスに投資)をする(流通する株式量が減るので株価は上昇します)か配当金を出して株主に還元します。

自社株買いした場合、自社株はそのまま消却されるか事業拡大のための他社を株式交換によって買収するために使われます。

なぜ自社株を持ち続けずに消却するのか?

企業として自社株を持つメリットはありません。配当に一律20%課税されてしまう分だけ不利です。
それに他社の買収計画がないのに自社株をずっと持ってたら市場から「取得価額より株価が高くなったら再び売り出されるのでは?」などと疑われてしまいます(実際積水ハウスは売り出して叩かれてます)
また自社株を消却すると1株あたりの指標が改善しますので市場での評価が高まるメリットがあります。

来年から三角合併が解禁されまして自社の時価総額が低いと買収されてしまいますので自社株買いを行う企業が増えています。医薬品なんかは顕著です。
それと近年、株主の発言力が高まっています。背景にあるのはバブル崩壊による生保やメインバンクとの持ち合い解消(=物言わぬ株主の減少)、それに伴う個人投資家や米国など外国人投資家など物言う株主の増加です。カルフォルニア州の年金基金なんかは有名ですね。
彼らは使い道の無いお金を貯め込むなら株主に還元しろと(良い意味で)うるさい存在ですので経営陣としても無視するわけにはいきません。
ですから近年自社株買いが盛んになり、配当性向20%やROEの向上など数値目標を掲げる企業が増えているのです。

参考URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/200 …
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 自社株買いをしても実際の発行済み株式数は変わりません


 所が、その買った株を自社株消却とすれば、発行済み株式数減少します
 発行済み株式数減少すれば、1株当たりの利益が増えまでの、1株当たりの価値が増大します
 したがって、ある意味、流通する株数(浮動株)の減少により株価が上がり易くなります
 ある意味、株主への利益還元となります

 
 
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