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私のいとこのお姉さんなのですが、すごく変わった悩みをもっていて
たまに相談というか意見を求められます。
私には・・・というか誰にも答えがはっきりわからないような
哲学的な質問なのでいつもなんて答えて言いかわからず困っています。
本気で悩んでいるようなので答えるからにはしっかりとしたことを言ってあげたいのですがすごくなんて言っていいか迷ってしまいます。
それに、質問されることで私自身もその質問の答えを見つけたくなりました。

ちなみに、その悩みというのは「自分が存在してるかわからない」「この世が存在してるのかわからない」「自分が誰だかわからなくなって気持ち悪い」「死後の世界って本当にあるのか?あるとしたらどういうものなのか?」「これは全部夢なんじゃないか」等々・・・といったものです。
夜も眠れなくなるくらい考えているらしいのです。考えてもわからないから
色んな有名な哲学者の本を読もうとしたりしているようです。

こんな従姉に、何か答えっていうか、心が落ち着くような助言を与えてあげたい
と思うのですが、何かいい方法はないでしょうか。
従姉は私以外の人には相談とかしない人なので、何か言ってあげたいのです。

哲学的な書物を勧めてくださっても構いませんもで、何かアドバイスを下さい。

A 回答 (7件)

はじめまして。


私の好きな言葉の中にラ・ブリュイエールの
「人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である」と言うのがあります。
もう一つ好きな言葉はソクラテスの
「私が知ってるいっさいのことは私が何も知らないと言うことである」です。
多分ですが従姉さんは感受性が強い方なのでは?(私もどちらかと言えば感受性派なのでちょっと分かる気はします)
悩み出すともう自分でも悩んでる自分にまた悩んで不安が不安を呼んできちゃうものなんですよね。(悪循環なので早いうちに出口を見つけないと人生楽しくすごす時間が少なくなってしまいますよね。後で考えたらなんで?って思うような事だったりするかもしれないですし・・・人にもよりますが)

例えばこの世が夢で自分が誰か存在してるか分からないとか考えてしまってるのでしたら従姉さんにもしもその疑問に全部答えてくれる人がいてその報酬があなたの
両手両足(片手片足でもいいですが)だといわれたら、差し出してでも聞きたい?って聞いてみると、だいだいはどんな方でもそこまでして知りたいとは答えないと思います。イヤだって答えたら「何で?」って聞いてみたらきっと歩けないとか生活できないとか仕事できないとか色んな答えが出てくると思います。
それって生きてるから、自分が存在してるからいやなんですよね。たぶん。

夢なら別にかまわないし、存在しないのなら別になくてもいいわけだし。
でもイヤだって言うことは色々悩んでるようで本当は生きてる事を誰よりも強く実感してる方なんではないかなと思えたりします。

夢なら夢を楽しみたいし、この世が実はないものだとしても
誰も明日のことがわからないように
答えがないものも沢山ありますよね。
どんな偉い方でもきっとその答えはでないと思います。
でも出なくていいのではないでしょうか?
今もし食べ物食べておいしいって思えたり
誰かと話て楽しかったり
悲しい物語を読んで涙したら
それが正真正銘の本当なんではないでしょうか?


もうひとつ好きな言葉は「ひと変わり、名変われど、それはそれ」です。

PS.差し出してでも聞きたいってお答えの場合はかなり自分の中に入ってしまってるので、生活に支障があるようでしたら専門家さんにご相談されてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

名言、教えてくださってありがとうございます。
従姉の様子だとわかりませんが、もしかしたら差し出してでも聞きたいと
言うかもしれません。それほど考え込んでいるようです。
本人も以前専門家(セラピスト)とかにかかった方がいいかもしれないと
もらしていましたが、どういうものなのかよく知らないので迷っていました。

お礼日時:2002/04/14 00:46

理屈の上では、お姉さんが抱えておられる悩みは、哲学的には「懐疑論」と呼ばれるものです(哲学史から見た場合は主観的観念論と呼ばれるものの一種です)。



私達は、他の人やメディアからの情報を受け取ったりして知識や能力を豊かにすることができますが、基本的・日常的には自分たちの「主観」=認識を通してしか世界を知ることができませんよね? ですから見方によっては「主観」=「客観」つまり「私たちの主観なしに世界は、この世はありえない」ということもできるわけであり、おねえさんのような疑問も出てくるわけです。ところがこの考え方によると、主観は人それぞれによって違いますから、「客観的な基準」というものがなくなってしまいます、あるいは認めることができません。

また、一般には「真理」と思われている科学も、条件次第では誤謬と化します。その意味では科学はある領域・条件下では「絶対的真理」だが、全体としては「相対的真理」として見なくてはならないということになります。ここでいう「相対的」とは誤謬との「関係」において、という意味です。

ところが哲学者のなかには、先にのべた2つのことから、日常生活で自分の五感を通して得られた認識の正しさまでも度外れに相対化してしまう人がいます。これは行きすぎた主張ですが、先のことからも分かる通り全く根拠のないことではないのです。これが「懐疑論」とよばれるもので、古くは古代ギリシャのソフィストもそうでした。かなり極端なケースとしては、高校の歴史の教科書に出てきた一高生の藤村操などが挙げられます。おねえさんの悩んでいることに対する理論的な根拠は、ごくごく簡単には以上です(くわしくは三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』『日本語はどういう言語か』等をごらんになってください)。

本当は、私は唯物論者であろうとしている者なので、おねえさんの悩んでいることに対してすべて反論はできるのです。しかし、それでは決して解決にはならないとおもわれました。しばらく前に、おねえさんと同じような悩みを抱えている人物が描写された漫画があったので、挙げておきます。週間少年マガジンの『Get Backers―奪還屋』に出てきていた「MAXBES」という少年がそれです。コンピューターの仮想現実のなかに生きる彼もまた、現実と仮想現実の区別がつかなくなり、終いには自分さえもバーチャルではないか?と自らを疑うまでの状態に陥っていたのでした。これはあくまで漫画の話なので、役に立つかは分かりませんが、おねえさんの心理状態を知る参考になるとはおもいましたので取り上げた次第です。

私も気になることがあると止まらなくなるタイプなので、おねえさんの気持ちも分からないではないのです。
ただし、その為に身体的にも異常が出てきているような場合・よほど思いつめている場合は、精神衛生上、それについて考えることを一時的にでもストップさせなくてはならないといけないでしょう。私としてはなにかスポーツをされることを勧めます。あるいは野原を裸足で駆け巡るような、五感に刺激を与えるようなことを、です。または日記などを書いてもらうのも良いかもしれませんが、とにかく内的な「一人の世界」に閉じ込もらせないで、外の世界に積極的にかかわらせることだと思います。
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスありがとうございました。
漫画を読まない人なのですが、今度すすめてみますね。

お礼日時:2002/04/15 17:38

私もNo.5の方の意見と同じです。


つまり
>自分が存在してるかわからない、というのが
 純粋に哲学的な疑問としてあるのか
 本当に感覚として自分が誰だかわからなくなって
 気持ち悪い、と感じているのか
で、全然問題は別だと思います。

純粋に哲学的な疑問なら
それは基本にあるのは知的好奇心だから
放っておけ、という気がします。
まあ、アドバイスとしてデカルト以降の哲学を学ぶと同時に
フロイト~ラカンに至る精神分析や
あと、実存に関わる様々な本や映画を見るとイイんじゃないかな?と
思います。
そーゆーのは自分で見つけていくことが楽しいので
他人のアドバイスは、少なくとも私の経験上では
あまり意味がないと思います。

自分が誰だかわからなくなって気持ち悪い、と感じているなら
そいつぁー、問題です。
神経症だったら、ちゃんとした対処をすべきでは
ないでしょうか?
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この回答へのお礼

彼女の場合どうみても哲学的疑問として悩んでいるようではなさそうです。
アドバイスどうもありがとうございました!!

お礼日時:2002/04/15 17:40

「自分が存在してるかわからない」というのが、純粋に哲学的な疑問としてあるのか、本当に感覚として「自分が誰だかわからなくなって気持ち悪い」と感じているのかによって対処の仕方も変わってくるかもしれません。


なぜ、「従姉は私以外の人には相談とかしない人」なのかという点が疑問です。一般性のある疑問として生じているなら、誰に対して尋ねてみてもよい問題であるからです。
木村敏は、「自分ということ」第三文明社(1983)の「自己とは何か」という論述において「離人症」という病気の症状を例にひいて、「デカルト以来の素朴な信仰に対して、おそらく最もラジカルな形で疑義を提出するもの」だとしています。一般の人は、デカルトの「我思う故に我あり」というテーゼに何の疑問も抱かずに済むのです。そこで、#1のひとが言うように、「悩んでいるあなたはいるよね」と聞いてみて、「うーむ。そういう自分というものはない」と答えられるようなら、カウンセラーのような対話の専門家が必要になるかもしれません。木村敏の一連の著書は、フッサールなどの概念を援用しているので難しいものですが、考えるのに役立つかもしれません。ここで示した書物は、弘文堂の「木村敏著作集〈3〉躁鬱病と文化、ポスト・フェストゥム論」に納められています。

参考URL:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …
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この回答へのお礼

彼女の場合どうみても哲学的疑問として悩んでいるようではなさそうです。
アドバイスありがとうございました!!参考にさせていただきます!!

お礼日時:2002/04/15 17:39

私が君ならこうしてあげる。


とりあえずきれーな海につれて行って。秘境っぽいトコ。南の。
平日に。
それでわかる。世界は素晴らしい。
いちいち考えて、悩みまくって悟りまで行ってもいいけど、海に行ったほうがいいと思わない?
女は悟れないってゆうしね。私は女だけど(笑。なんでもいいぜ?
やさしい男の子がいたらね(笑。要は悩みよりも、幸せが先。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
>考えてもわからないから、色んな有名な哲学者の本を読もうとしたりしているようです。
俺の意見を言おう。有名な哲学者で、この問題を解いたものはいない。だって答えあれへん(爆。なんでって、考えるとゆう事は知らないとゆう事。問いがあるという事は無知ということ。知ってる人は考えないし、問いが発生しない。
哲学的な疑問を解決する方法はこんな感じ。
影に光を当てると、影は消える。影を生まない光は内在だから、内に向かえ。光を外からあててもな、裏に影ができるだろ?光は中にある。それをな、見つけてな、解き放て。世界がクリアになる。これ透明度抜群だぜ?裏表の無い世界だよ。
あとな、自分なんて無いから。っていうか、世界も無い。夢も無いよ。
だから、俺は君、君は僕。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
世界って、透明やから、見えへんねん。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「自分が存在してるかわからない」「この世が存在してるのかわからない」「自分が誰だかわからなくなって気持ち悪い」「死後の世界って本当にあるのか?あるとしたらどういうものなのか?」「これは全部夢なんじゃないか」
 
いいんだって。わからない、のが。そう思わない?
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
>すごく変わった悩みをもっていて
じゃ、変わってないって何?
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ちょいまち。女も悟れる。通り道が違うだけ。私は女ですけど(笑。
私が迎えに行ってあげよっか?(笑。トゥルールルー♪
♪♪♪ららららrっらら♪・・・・・・♪♪・・・・・・・・・・・
>心が落ち着くような助言
心を解放するような助言をしてやりな。
猛獣をなだめたってな、猛獣は輝かない。
君のねぇさんの疑問する心は猛獣だよ。猛獣は、解き放たれて、輝く。
落ち着けるよりもな、晴れた空のような自由な気持ちにしてやってよ。
それには、晴れた空の見えるところに連れて行くのがいい。
無理なら、風のような言葉をかけてやるといい。
無理なら、光を知ろう。
無理なら、悩みながら生きるのもいい。
 
☆哲学って分野があるくらいだから、君のねぇさんは別に変わってないと思うよ?
私らもよゆーでそうゆう疑問、あります。もうない人もいるけど。
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この回答へのお礼

心を解放するような助言というのに感動しました。
アドバイスどうもありがとうございます。
従姉は海が好きなのでいつか連れて行ってあげようと思います!!

お礼日時:2002/04/14 00:48

お姉さんは特に変わったひとではないと思います。


むしろ現代人としてまともです。

●若い(学生)
●頭がいい
●適度にヒマ
●経済的な悩みがない
●好きな男がいない
●何かにつまづいた
というような条件がいくつか揃うと、そういう悩み(?)がでるのかなー
とわたしは思っています。

こういうとき、誰もが納得いくような一言みたいなのはない(と思う)ので、
そもそも他人が解決できることじゃないんでしょうね。
ただ、お年寄りでこういう悩みをもったかたというのはまずいない
ようなので、自分自身がいい年になるまで生きてみればいずれ納得
いく答えがみつかるか、もしくはそんなことどうでもよくなるんじゃない
でしょうか?
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この回答へのお礼

上記の条件にほぼ全部従姉に当てはまっていると思います。
確かに、お年よりになるとそういうことで悩んでいる人って
ほとんどいなさそうですよね。

お礼日時:2002/04/14 00:51

1:まず従姉さんに「そう思っている従姉さんがそこにいることは確かでしょ?」と言ってあげてください。



2:私がお勧めする本は
(1)小泉吉宏著 メディアファクトリー
「ブッダとシッタカブッダ」1~3巻
(2)ロバート・フルカム 河出文庫 「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」
です。非常にとっつきやすい本ですが、
「人生の生きる意味は自分で自分にプレゼントしてあげるしかない」こと
「人間は生きることによって誰かの心の中に何かを残す。」ことがわかりやすく書かれていますよ
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この回答へのお礼

具体的でわかりやすかったです。ありがとうございました!!
是非参考にさせてもらいますね☆

お礼日時:2002/04/14 00:52

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