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松尾芭蕉の句「松島や……」は川柳か、という疑問を持ち過去の質問を検索したところ、無季語の俳句も存在するということで(しかも、この句は松尾芭蕉が詠んだかどうかも分からないのですね)

では、俳句と川柳の違いって何なのでしょうか? 今まで季語の有無で決められていたと思っていたもので。内容が滑稽であったら川柳、そうでなければ俳句、なのでしょうか?

A 回答 (4件)

下のサイトをご覧ください。



参考URL:http://www5f.biglobe.ne.jp/~minahai/sennryu.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
参考サイト見ました。俳句は発句で、川柳は付け句から派生したのですね

お礼日時:2006/11/10 20:57

俳句には、季語や切れ字などの決まりごとがあるが、川柳にはない、と習った記憶があります…。

また、俳句は、俳人などの訓練を積んだ人が詠むのに対して、一般人も気軽に詠めるのが川柳だと思います。無季語の俳句が存在するとはいえ、そういうちょっとくずした(?)句は、俳人が遊び心でつくるのではないでしょうか。誰が詠んだか(俳人か、一般人か)とか、いつ詠んだか(句会か、新聞の川柳欄への投書のためか)など、という、句の内容以外の要素も、俳句か川柳かの違いに関わってくるような気がします。

でも、こう書いているうちに、本質的には両者の間には特に違いはないのかもしれないな、という気がしてきました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
ANo1~3の方が詳しく書いてくれましたが、確かに、なじみのない人にはわかりにくいですよねぇ

お礼日時:2006/11/10 21:01

川柳と俳句の境界線はきわめてあいまいです。



No.1さんの紹介されたサイトに、俳句も川柳も同じ俳諧から生まれたとある通り、元が同じなのですから。

俳句には季語があると言っても、無季(季語のない)俳句(篠原鳳作、三頭火)もありますし、川柳には季語が入ってはいけないというルールはありません。

切れ字は川柳では嫌われますが、俳句でも、最近は、「や、かな、けり」などの強い切れ字はあまり使われません。

なお、内容が滑稽なものが川柳という考え方は、必ずしも正しくありません。
川柳の中には滑稽なものがありますが、そうでないものの方が、今日では主流です。
http://www.nissenkyou.or.jp/
その点で、サラリーマン川柳は、川柳の本道からは外れています。

こう書かれると、何が俳句で、何が川柳か、ますます分からなくなりそうですので、一つだけ、定義を書いておきます。この定義もきわめて例外の多いものですが、ひとつの見方として、大別するのには役立つでしょう。

「自然を詠むのが俳句、人間を詠むのが川柳」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
>>自然を詠むのが俳句、人間を詠むのが川柳
端的で分かりやすいですね。ありがとうございました

お礼日時:2006/11/10 21:00

子規の「写生」の視点から申しますと、俳句は自然そのものを取り入れていわゆるありのままの姿を描きだすのに対して、川柳は風刺・皮肉を加味して詠むので(比喩を用いることが多い)、俳句のような純な写生はほとんどない。

(復本一郎氏著「俳句と川柳」講談社現代新書から)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
俳句はありのままの姿を描き、川柳は風刺や皮肉を込めるのですか。
ありがとうございました

お礼日時:2006/11/10 20:58

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