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ノーマルブチルアルコールより臭化ノーマルブチルを合成する実験なのですが、加熱還流、蒸留を終えたあと、まず水で洗い、その後濃硫酸で洗いました。
臭化ブチルと水が共沸したものを水で洗ったものと思うのですが、分液ロートに入れた際、白濁層と水の層も少し白く濁った感じの層と2つ出ました。
理想として純粋なものが出たとすると、透明な水の層と臭化ブチルも純粋なものは透明だと思うんですが、白く濁る原因となっている物質はなんですか?

A 回答 (1件)

水層の濁りは臭化n-ブチルを含んだ有機溶媒の、有機層の濁りは水の、それぞれ微少な


液滴が分散していたためだと思います。

水-ジエチルエーテルなどで分液ロートを振った場合、よく起こります。
(特に、抽出対象がどちらにもある程度溶ける、といった場合は特に;
 双方への溶解度があまり高いと、濁るのではなく2層への分離しにくくなりますが)

こういう場合、食塩(塩化ナトリウム)を添加してやると、濁りが消えやすくなります。
(但し、あまりやりすぎると、今度は水層に溶かそうとした不純物(今回の実験では原料の
 アルコール等)まで有機層に追いやってしまい、分離効率が悪くなる場合もありますが)
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